初心者向けセミナーです テラヘルツ波技術 ~基礎から応用まで~

【毎回好評】名古屋大・川瀬晃道先生による、
テラヘルツ一日速習セミナー!

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    セミナー趣旨

      近年、テラヘルツ波と呼ばれる約0.3~10THz(波長1 mm~30 μm)の電磁周波数帯の光源開発とその応用開拓が急速に進んでいます。この帯域は電波と光波の中間に位置しており、電波のように紙、プラスチック、ビニール、繊維、半導体、粉体など種々の物質を透過すると共に、光波のようにレンズやミラーで空間を自在に取り回すことができます。また、ミリ波に比べて波長が短いため、多くのイメージング用途にとって必要十分な空間分解能を有しています。さらに、ビタミンや糖、医薬品、禁止薬物などの試薬類に固有の吸収スペクトルがテラヘルツ帯で見出され、その分光応用可能性が広がりつつあります。我々は、非線形光学効果を用いた新型広帯域波長可変テラヘルツ光源/検出方式の開発、および、テラヘルツ分光/イメージングの応用開発を精力的に進めており、国際的に高く評価されています。それらの幅広いテラヘルツ技術と応用可能性に関して集中的に解説します。

    受講対象・レベル

    テラヘルツ工学の将来可能性に興味をお持ちの方

    必要な予備知識

    高校程度の物理

    習得できる知識

    ・テラヘルツ波の特性に関する基礎的知識
    ・テラヘルツ波の発生・検出技術に関する基礎的知識
    ・世界をリードする名古屋大/理研のテラヘルツ技術
    ・テラヘルツ波の産業応用可能性に関する基礎的知識

    セミナープログラム

    1.テラヘルツ波の基礎技術
     ・テラヘルツイメージング例
     ・テラヘルツ波の特長
     ・THz-TDS(時間領域分光法)
     ・様々なテラヘルツ光源
     ・黒体輻射とインチキ テラヘルツ健康グッズ
     ・様々なテラヘルツ検出器
     ・テラヘルツ帯の光学素子
     ・メタルメッシュエタロンによる波長、線幅計測
     ・ワイヤーグリッドによる偏光特性計測
    2.レーザー励起テラヘルツ発生/検出
      2-1 テラヘルツパラメトリック光源
     ・光注入型テラヘルツパラメトリック発生器(is-TPG)
     ・μチップレーザー励起テラヘルツ光源
     ・新型(is-TPG)超高輝度テラヘルツ発生と検出
     ・CCDを用いたテラヘルツ検出
     ・テラヘルツ波増幅器
      2-2 チェレンコフ型テラヘルツ光源
     ・チェレンコフ型のメリット
     ・差周波混合型テラヘルツ光源
     ・非線形光導波路型テラヘルツ光源
     ・導波路用Siプリズムカプラー
     ・導波路型非線形結晶の選択基準
    3.テラヘルツ分光・イメージング
      3-1 安全安心への応用展開
     ・液体小袋のマイクロリーク検出
     ・テラヘルツ波の散乱強度による粉体検出
     ・郵便物スクリーニング装置
     ・薬物の透視に最適な周波数帯
     ・テラヘルツ帯の分子スペクトルの特徴
     ・種々の試薬類の指紋スペクトル
     ・封筒や衣服などに隠匿された試薬の分光
     ・is-TPGとTHz時間領域分光の検出能力比較
     ・多波長発生/ワンショット分光
     ・リアルタイム分光の高安定化
      3-2 テラヘルツ分光/イメージングシステム
     ・試薬類の主成分分析
     ・混合サンプルの識別
     ・TDSを用いたテラヘルツ分光イメージング
     ・is-TPGを用いたテラヘルツ分光イメージング
     ・テラヘルツ3D-CTシステム
     ・エンジンフィルター内のススの3D-CTイメージング
     ・各種製品のテラヘルツ3D-CT
      3-3 テラヘルツトモグラフィによる断層画像計測
     ・ファイバレーザ励起小型テラヘルツトモグラフィシステム
     ・DAST結晶を用いた超短パルスTHz波発生
     ・車の塗装膜等のトモグラフィー観察例
    4. 種々のテラヘルツセンシング・イメージング技術
     ・テラヘルツ波の干渉を用いた超高感度イメージング
     ・Si導波路からのエバネッセント波を用いたセンシング
     ・光によるテラヘルツ波変調の可能性
     ・レーザーTHz放射顕微鏡
     ・青果物の非破壊・非侵襲評価
     ・植物工場における潅水の最適化
     ・凍結解凍サイクルの最適化
     ・ミリ波を用いた簡易計測
     ・テラヘルツスキャナーによるインライン検査


    ※セミナー内容にご希望(特に興味のある項目等)がございましたら,是非事前にお知らせ下さい。

    セミナー講師

     川瀬 晃道 先生   名古屋大学 大学院 工学研究科 電子工学専攻 教授 工学博士 

    セミナー受講料

    【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

    【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    ※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

    配布資料・講師への質問等について

    • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
      (開催1週前~前日までには送付致します)。

      ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
      (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
    • セミナー内容にご希望(特に興味のある項目等)がございましたら、是非事前にお知らせ下さい。
    • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
      (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
    • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
      無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

    下記ご確認の上、お申込み下さい

    • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
    • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
      各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
    • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

    Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

    • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
      お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
      確認はこちら
      ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
    • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
      ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
       必ずテストサイトからチェック下さい。
       対応ブラウザーについて(公式) ;
       「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

    申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

    • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
    • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
      セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
      尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
      ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
      (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
      こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

     

    受講料

    47,300円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

    受講料

    47,300円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    光学技術   計測工学

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

    受講料

    47,300円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    光学技術   計測工学

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