5G対応低誘電樹脂の設計と応用技術

60,500 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

このセミナーの申込みは終了しました。


よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 10:30 ~ 16:15 
締めきりました
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 電子デバイス・部品   半導体技術   高分子・樹脂材料
開催エリア 全国
開催場所 ZOOMを利用したLive配信※会場での講義は行いません

5G向け樹脂材料の誘電率、誘電正接の制御方法と応用展開

セミナー講師

1. DIC(株) R&D統括本部 アドバンストマテリアル開発センター サイエンティスト 博士(工学) 有田 和郎 氏
2. 住友ベークライト(株) 情報通信材料研究所 所長 鵜川 健 氏
3. 日本ゼオン(株) 精密光学研究所 摺出寺 浩成 氏

セミナー受講料

1名につき60,500円(税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

受講について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
  • 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
     → https://zoom.us/test
  • 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
    セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
    Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
  • パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
    お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
    録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
    複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

セミナープログラム

<10:30〜12:00>

エポキシ樹脂用硬化剤(活性エステル型硬化剤)による誘電特性向上技術

DIC(株) 有田 和郎 氏

【講座概要】
基礎編ではエポキシ樹脂の基礎から、各種電気電子材料の技術動向およびエポキシ樹脂の分子構造と誘電率、誘電正接の関係に関して丁寧に解説します。
構造・物性編では主にエポキシ樹脂の誘電特性と相反する最重要特性として耐熱性を取り上げ、これら関係を、データをもとに解説します。設計・応用編では硬化物データを関連付けながら、エポキシ樹脂硬化剤の低誘電化に大きな効果を発現させる活性エステル型硬化剤を解説し、分子デザインとその合成技術について紹介します。主に電気電子材料用向けエポキシ樹脂に焦点を当てたセミナーです。硬化物の誘電特性向上機構のみならず、課題との関連性が理解できます。資料もイラストを多用し分かりやすく解説します。

  1. 基礎
    1. エポキシ樹脂と熱硬化性樹脂の概念
    2. 各種電気電子材料の技術動向
    3. 分子構造と誘電率、誘電正接の関係
  2. 構造・物性
    1. 誘電特性と相反する重要特性(耐熱性)の関係
  3. 設計・応用
    1. 耐熱性を維持した誘電特性の向上技術(活性エステル型硬化剤)の解説
    2. 各種の低誘電材料と活性エステル硬化システムとの比較
    3. 活性エステル技術を応用した最新のエポキシ樹脂硬化剤の紹介

【質疑応答】

<13:00〜14:30>

次世代高速通信を支えるパッケージング材料技術

住友ベークライト(株) 鵜川 健 氏

【講座概要】
次世代高速通信用半導体パッケージング材料の誘電率/誘電正接の制御方法、及び用途展開について報告する。

  1. 次世代高速通信/RFデバイスのパッケージングトレンド
  2. 次世代高速通信/RFデバイス向け封止材開発
    1. SiP向けMUF
    2. 高熱伝導MUF
    3. 低Dk/Df設計
    4. アンテナ向け誘電樹脂
  3. 次世代高速通信/RFデバイス向け基板材料開発
    1. 低Dk/Df設計
    2. 支えるRtoR生産プロセス技術
    3. 低誘電基板材料
  4. 先端ノードチップ再配線用感光性材料
    1. 低Dk/Df設計
    2. 低Df化に向けた樹脂設計
    3. 低温硬化低Df材料特性
  5. GaN RFデバイスへの展開
    1. オーバーモールド用封止材
    2. 高熱伝導ダイアタッチ材
    3. ケースアタッチへの応用
  6. その他
    1. MID技術の応用(電磁波シールド、メタサーフェス電波吸収板)
  7. サマリー

【質疑応答】

<14:45〜16:15>

シクロオレフィンポリマーの基本特性と高周波基板への応用展開

日本ゼオン(株) 摺出寺 浩成 氏

【講座概要】
前半は、シクロオレフィンポリマーの重合方式から基本特性、用途展開例(光学レンズ、LCD・OLED向け光学フィルム関連)の説明を実施し、後半は今後成長が期待される高周波用途向けに開発している結晶性シクロオレフィンポリマーについて紹介する。

  1. 非晶性シクロオレフィンポリマーについて
    1. 特性
    2. 光学レンズ用途
    3. 医療用途
    4. 光学フィルム用途
  2. 結晶性シクロオレフィンポリマーについて
    1. 従来シクロオレフィンポリマーとの特性比較
    2. 高周波特性
    3. 高周波領域の伝送損失 基材比較
    4. フレキシブル性

【質疑応答】