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ガラスの化学強化【大阪開催】
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 無機材料 化学反応・プロセス |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | 【大阪市淀川区】滋慶医療科学大学院大学 |
交通 | 【JR・地下鉄】新大阪駅 |
~ ガラスおよびその化学強化の基礎を中心に ~
化学強化ガラスの製造、使用する上でその基礎的知識、注意点、
最近のトピックスまで、経験豊富な講師が分かりやすく解説します!
講師
日本板硝子(株) 研究開発部日本統括部 特別研究員 長嶋 廉仁 氏
<ご専門> 無機化学
<学協会> 日本セラミックス協会,ICG-TC14
受講料
■ R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
習得できる知識
・ガラスおよびその化学強化の基礎
・ガラスの構造の化学強化への影響
・この分野での最新情報
趣旨
ガラスは透明性、耐久性等から優れた材料だが、脆くて割れ易いのが欠点である。この欠点を補いガラスを強い材料に変える手段が強化であり、これを化学的な方法で行なうのが化学強化で薄い板厚あるいは複雑な形状のものでも強化が可能なことが特徴である。ガラスの化学強化は1980年代にはほぼ確立した比較的古い技術であるが、最近応用範囲が拡大しそれに合せてさらに割れにくくするためのガラスの組成や強化技術の改良が続けられている。
化学強化ガラスを製造、あるいは使用する上でその基礎的知識は非常に重要であり、どのような点に注意すれば良いかを、ガラスの基礎的な知識を含め概説する。
プログラム
1.ガラスの基礎
1-1.ガラスとは
1-2.ガラスの構造
1-3.ガラスの一般的特徴
1-4.ガラスの組成と板ガラスの製造方法
2.ガラスの強化の歴史
3.ガラスの強度と強化の方法
3-1.ガラスの強度
3-2.ガラスの強化方法
3-3.強化の原理:化学強化と物理強化(風冷強化)の違い
3-4.化学強化方法の種類
4.低温型化学強化
4-1.強化の拡散からの考察
4-2.表面応力の発生と緩和
4-3.強化の方法
4-4.溶融塩法における塩の汚染の影響
5.強化へのガラス組成の影響
5-1.化学強化で高い強度が得られる条件
5-2.ガラス組成と強度の関係
5-3.化学強化に適した組成とは
5-4.実用ガラスの強化で得られる強度
6.化学強化ガラスの性能
6-1.化学強化ガラスと物理強化ガラスの比較
6-2.強化条件と強度の関係
6-3.表面の傷と強度の関係
6-4.熱処理による強度の低下
7.化学強化ガラスにおける最近のトピックス
8.まとめ
キーワード 化学、強化、強度、ガラス、板、割れ、ディスプレイ、スマートフォン