高分子材料の応力発生の予測方法と計測・測定の進め方!
熱的アプローチ、材料的アプローチ、
力学的アプローチ、残留応力低減化法の種類と選び方!

セミナー趣旨

  高分子材料が異種材料と接して,そこに接着が生まれる場合,しばしば界面に応力が残留する。この界面の残留応力は変形や剥離をもたらし,接着破壊,半導体素子の故障をもたらすことから,製品の信頼性向上を妨げる大きな要因となっている。また界面が存在しなくとも高分子材料には熱履歴に応じて内部に応力が残留することがある。 本講演では,これら高分子材料における残留応力の諸問題について,何故というメカニズムから始まって,いかに測定するか,いかに低減させるか,どうやって積極的に利用するか,までを具体的な事例を挙げながら解説する。

セミナープログラム

1.はじめに -残留応力とは-
2.残留応力のメカニズム
  2.1 高分子の合成時に何が生じるか
  2.2 高分子の成形時に何が生じるか
  2.3 高分子の収縮と界面による束縛
  2.4 ガラス転移点,熱膨張係数,弾性率
3.残留応力の測定法
  3.1 測定原理 ひずみ測定
  3.2 バイメタル法の実例
  3.3 X線回折法の実例
  3.4 その他の手法
4.エポキシ樹脂系における残留応力
  4.1 エポキシ樹脂の硬化と収縮
  4.2 残留応力の測定実例
5.残留応力低減の試み
  5.1 粒子充てんの実例
  5.2 高分子変性の実例
6.ポリイミド樹脂系における残留応力
  6.1 ポリイミドの硬化とそのプロセス
  6.2 ポリイミド樹脂における残留応力と低減化の実例
7.高分子材料の内部応力
  7.1 残留応力と内部応力
  7.2 実例紹介
  7.3 低減化の実例
8.残留応力の利用
  8.1 利用の考え方
  8.2 トピックス 具体例の紹介
9.複合材料における残留応力と応力伝達
  9.1 複合材料における応力伝達
  9.2 応力伝達とその測定の実例
  9.3 応力伝達の改善の実例
10.複合材料における疲労とその修復
  10.1 疲労
  10.2 疲労修復の実例
【質疑応答】

セミナー講師

神戸大学 大学院 工学研究科 応用化学専攻 教授 工学博士 西野 孝 氏

セミナー受講料

1名につき55,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕

受講について

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  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
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    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形   機械材料

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開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

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高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形   機械材料

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