中長期を見据えた知的財産戦略の策定とその遂行

60,500 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 知的財産マネジメント   技術マネジメント総合   事業戦略
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いませんLive配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。

市場・技術を先取りした知財戦略をどのように策定するか!
ライバル企業の機先を制する
未来戦略の実施法と特許網の構築!

セミナー講師

1.アイディエーション・ジャパン(株) 取締役 CTO 長谷川 公彦 氏
2. よろず知財戦略コンサルティング 代表 萬 秀憲 氏
3. 加藤弁理士事務所 代表 弁理士 加藤 実 氏

セミナー受講料

1名につき60,500円(消費税込み、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

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  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
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セミナープログラム

<10:00〜12:00>

【第1部】知財戦略と知財戦術策定のための未来予測の仕方

アイディエーション・ジャパン(株) 取締役 CTO 長谷川 公彦氏

【講演趣旨】
 いわゆる戦略論をいくら詳細に検討したと ころで、実践ができなければ現場では役に立ちませ ん。 ここでは、現場の実務者が実践できる内容を開示 したいと思います。 そこで、抽象的な内容である「知的 財産戦略のための未来予測」と、その戦略を実行する 上での より具体的な内容である「知的財産戦術のための未来予測」とに分けて説明することとしました。 「知的 財産戦略のための未来予測」では、経営理念と知財戦 略との関係と、企業の内部環境と外部環境とを勘案し た未来の知的財産戦略のあり方について説明します。 「知的財産戦術のための未来予測」では、電動歯ブラシを例にして有用な次世代商品・サービスを提案するために特許情報と市場情報とを勘案した未来予測法 について説明します。

【講演項目】
1.知財戦略を策定のための未来予測
  1.1 顧客の要求と製品開発
  1.2 未来予測と知的財産権
  1.3 知的財産戦略の転換
  1.4 未来予測を行うための前提条件
  1.5 知的財産戦略の基本計画
2.知財戦術策定のための未来予測
  2.1 発明の価値と未来予測
  2.2 市場要求の進化の変遷分析
  2.3 市場占有率の変遷
  2.4 次世代商品の予測とアイデア創出
【質疑応答】

<12:45〜14:45>

【第2部】未来を見据えた知財戦略の立案と事業戦略への活かし方

よろず知財戦略コンサルティング 代表 萬 秀憲氏

【講演趣旨】
 本講座は、「知財戦略を立てたことがないが知財戦略を立案できるようになりたい方」「知財戦略の知識があるのに策定できずに困っている方」「知財戦略を実践するための組織・体制のあり方がわからず困っている方」「知財戦略を策定したのに遂行できずに困っている方」に向けて、事業戦略から未来を見据えた知財戦略を立案し遂行するための具体的な取り組み方を解説します。
・事業戦略から未来を見据えた知財戦略へ落とし込む方法を学べます。
・知財戦略を立てたことがない方でも、取り組み方の全体像が把握でき、実践する取っ掛りが得られます。
・知財戦略を考える上で何がポイントとなるか学ぶことができます。
・知財戦略に基づいて知財活動を進める上で、どのような組織づくりをする必要があるのか理解できます。

【講演項目】
1. 未来を見据えた知財戦略の立案
  1.1 経営/事業部門/研究開発部門の課題を把握する方法
    (1)経営の課題の把握の重要性
    (2)経営の課題を把握する方法
    (3)経営の課題を「調査」から把握する
    (4)事業部門の課題を把握する
    (5)事業部戦略の一般論を理解する
    (6)事業戦略の策定プロセスに参画する
  1.2 経営/事業部門/研究開発部門の課題を解決する知的財産活動
    (1)経営に資する知財活動
    (2)IPランドスケープ
    (3)三位一体の知財活動
    (4)特許だけでなく、意匠、商標、著作権等を活用
    (5)ブランド価値向上
    (6)研究開発部門の課題を解決する知財活動
      ・特許に積極的に取組む風土、組織・仕組み作り
      ・共同研究/開発に積極的に取り組む(オープンイノベーション)
  1.3 経営戦略/事業戦略/研究開発戦略を知財戦略へ落としこむ方法
    (1)経営課題、事業課題、研究開発の課題と知財課題の位置付け
    (2)事業戦略のサイクルと知財サイクル(創造・保護・活用)の同期
    (3)事業をサポートする適切なパテントポートフォリオの構築
    (4)知的財産の活用(単独利用、ライセンス、事業提携)
    (5)障害他社特許対策(無効化、回避、断念、強行突破、交渉による解決)
2. 経営層、事業部に貢献を認められる知財戦略推進組織の作り方と知財戦略の実践
  2.1 知的財産活動による経営への貢献の考え方
  2.2 知的財産に積極的に取組む風土、組織・仕組み作り
    (1)特許権侵害などのリスクの共有
    (2)先進企業の取り組みの共有
    (3)事業戦略と知財サイクルのリンク
  2.3 特許否定論への対応
    (1)研究者・技術者が特許に取り組まない理由
    (2)経営陣が特許出願を奨励しない理由
    (3)ノウハウ秘匿の考え方
    (4)他社牽制の特許出願の考え方
  2.4 教育・啓蒙
    (1)発明者には新規性だけ、進歩性は知財部と特許事務所が担保
    (2)現場で金を使ったプロジェクトには特許のネタが眠っている
    (3)研究者・技術者に知財検定合格を義務付ける
    (4)他社特許クリアランス業務/他社製品分析に関与させる
    (5)中間処理への発明者を積極的に関与させる
    (6)教育プログラム例
  2.5 社内体制の構築
    (1)経営陣、他部門との関係性
    (2)外部との共同開発推進
    (3)新たなビジネスの創出
3. 知財活動の事業戦略への活かし方
  3.1 自社の強みを見える化し強みをより強くする
  3.2 自社の弱みを見える化し弱みをなくす
  3.3 他社の参入を防ぐ(参入障壁を築く)
  3.4 ライセンス収入、販売促進等により利益へ直接的に貢献する
  3.5 他社模倣品の排除によりブランド価値を向上させ、販売を支援する
  3.6 組織対組織の共同研究開発やアライアンスを推進する
  3.7 新たなビジネスを創出させる
  3.8 社員のモチベーションを高め、組織を活性化する
【質疑応答】

<15:00〜17:00>

【第3部】強い特許網を構築するための知財戦略の策定・遂行

加藤弁理士事務所 代表 弁理士 加藤 実氏

【講演趣旨】
知財戦略の一環として、技術成果保護のた めの特許網構築の重要性は言うまでもありません。技術 上の差別化・事業上の優位性を確保するために、先行 特許・基本特許のみに安住せず、手厚く特許網を補強 することは定石ともいえます。一方、特許網構築のため の具体的手法は様々であり、技術分野・事業分野の特 性もふまえて策定・遂行する必要があります。またコスト 効率やライフサイクルマネジメントも意識する必要があり ます。ここでは、主に化学分野・物品分野での事例を ベースとして、より強い特許網を構築するためのポイント を考えてみたいと思います。

【講演項目】
1.はじめに
2.特許網構築の基盤
3.特許網構築の実践
4.延命特許の考え方
5.特許リスト・特許マップの功罪
6.化学分野特有の留意点
7.権利化・維持段階での対応
8.特許事務所との協働
9.特許網の価値評価
【質疑応答】