高分子劣化の要因・メカニズムと対策技術の最新動向

高分子劣化の要因・メカニズムと対策技術の最新動向を、
お二人の講師が詳細に解説!

セミナープログラム

10:00~12:50 

「高分子の熱/光劣化のメカニズムと評価技術」 

黒田 真一 氏 

高分子材料は、長期間使用しているうちに、様々な要因により徐々に本来の特性を失い実用に耐えなくなります。高分子材料の耐久性と寿命制御に関する理解を深めていただくために、劣化反応のメカニズムと劣化防止・安定化の手法および、劣化反応に伴って現れる化学構造変化と諸物性の変化を説明します。特に、高分子の熱・熱酸化劣化および光劣化のメカニズムを分かりやすく説明した後に、安定化対策について解説します。
さらに、ケーススタディを通して、高分子の劣化挙動を解析する手法を紹介します。

  1. はじめに 
    1. 高分子材料が関わる経年劣化事故 
    2. 高分子の劣化現象と劣化要因 
  2. 高分子の熱・熱酸化劣化とその安定化 
    1. 高分子の熱劣化メカニズム 
    2. 高分子の熱酸化劣化メカニズム 
    3. 高分子の自動酸化と安定化 
  3. 高分子の光劣化とその安定化 
    1. 光化学の基礎 
    2. 高分子の光劣化メカニズム 
    3. 光劣化の支配因子 
    4. 紫外線吸収材(UVA) 
    5. ヒンダードアミン系光安定剤(HALS) 
  4. ケーススタディ 
    1. SANの熱黄変化-IRによる解析 
    2. PCの光黄変化-深さ方向分析 
    3. PSFの光劣化-ケイ光・リン光測定による解析 
    4. ジュート/PP複合材料の熱・光劣化-成分分離による検討

12:50~13:40 休憩時間 


13:40~16:30

「酸・アルカリ性薬液によるプラスチックの腐食劣化機構と寿命予測」 

久保内 昌敏 氏

 プラスチック材料は、酸やアルカリ水溶液環境下でも腐食に耐えるといわれるが、溶液が浸透すると機械的強度が低下し、さらに高温高濃度といった厳しい環境に長時間曝されると加水分解など化学反応を起こして劣化する。
 ここでは、耐食樹脂として用いられる熱硬化性樹脂を中心に酸・アルカリ水溶液といった腐食性環境における劣化現象を腐食劣化と定義し、その劣化形態に基づいた高分子材料の腐食の考え方について解説する。
 具体的には、薬液の浸入による劣化を物理的劣化、薬液との化学反応による劣化を化学的劣化と分けてそこで起きる現象を解説するとともに、化学的劣化については、劣化形態を「表面反応型」、「腐食層形成型」、および「全面浸入型」に分類して、この形態に基づいた劣化メカニズムとその寿命推定法を示す。

  1. 耐食樹脂の化学構造と特徴
    1. 耐食性樹脂の種類と化学構造
    2. 耐食FRPと防食樹脂ライニング
  2. プラスチック材料の腐食劣化
    1. 耐食用途への適用事例と劣化事例
    2. 物理的劣化と化学的劣化
  3. 物理的劣化
    1. Fickの理想拡散とCaseⅡ
    2. 可逆性
    3. フィラーの効果
  4. 化学的劣化(3形態)
    1. 表面反応型
    2. 腐食層形成型
    3. 全面浸入型
    4. 化学劣化の形態とメカニズム

※各講演時間に5分程度の質疑応答を含みます。

セミナー講師

群馬大学大学院 教授
理工学府 産学連携推進部門 副部門長
理工学府 環境創生部門(兼任)
黒田 真一 氏 

東京工業大学 
物質理工学院 応用化学系 
化学装置材料研究グループ 教授
久保内 昌敏 氏

セミナー受講料

1名様 54,780円(税込) (テキストを含む・事前に送付いたします)


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


9:55

受講料

54,780円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料   CAE/シミュレーション

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


9:55

受講料

54,780円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料   CAE/シミュレーション

関連記事

もっと見る