(設備診断作業・実技編1･2級)機械保全技能検定受検準備講座

機械保全技能検定・設備診断作業1・2級の受検者を対象に、実技の出題の傾向と学習のポイントを1日でわかりやすく解説する。

【研修の狙い】技能のスキルアップ・教育訓練

【受講対象者】機械保全技能検定 設備診断作業1・2級受検者

【講師】 （機械保全技能検定受検準備講座・専任講師）

【使用テキスト】　「2017年度版 機械保全の徹底攻略〔設備診断作業〕」

※使用テキストは当日配布させていただきます.

【プログラム】

1 振動診断
　1）機械振動の基礎（振動の振幅・周期・周波数、振動の合成と分解、振動の形態）
　2）振動測定（振動ピックアップの取付け方法、振動ピックアップの当て方、測定方向）
　3）簡易診断法
　　・振動パラメータ；振動変位・速度・加速度
　　・判定基準、傾向管理、信号処理法
　4）精密診断法
　　・回転機械の主な異常と特性周波数（アンバランス、ミスアライメント、ゆるみ・ガタ、転がり軸受の損傷、歯車の損傷）
　　・ファンおよび変速機械の振動波形図からの精密診断

2 アンバランス修正（フィールドバランシング）
3 潤滑診断法（摩耗粒子写真から損傷名、原因、対策）
4 非破壊検査技術（超音波探傷、放射線透過、磁気探傷、浸透探傷、渦流探傷、AE 法およびひずみ測定の原理、特徴、用途、手順、注意事項について）
5 設備の損傷原因と対策（ころがり軸受損傷写真から損傷名、原因、対策）
6 電気絶縁診断技術（電気回路図の診断）