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磁気測定のノウハウを基礎から応用まで幅広く解説します
実演も交え、初めての方にも分かりやすいセミナーです!
習得できる知識
・軟磁性材料の種類や用途
・軟磁性材料の主な磁気特性
・軟磁性材料の特性評価方法
・軟磁性部品の特性評価方法
・磁気特性評価のノウハウ
セミナープログラム
*実演について
サンプルへの巻き線・コアロス測定・シングルシート測定・直流重畳は、実機を用いた実演を実施します。
1. 身の回りの磁性材料
1-1.磁性材料の種類
1-2.軟磁性材料の形状
1-3.軟磁性材料の用途
1-4.軟磁性材料の使用例
2.磁気特性測定の基礎
2-1.磁性材料の交流磁気特性
2-2.交流磁気特性の測定原理
2-3.磁気特性を測る測定器
2-4.材料の形状に合わせた測定方法
2-5.試料定数の求め方
2-6.材料評価と部品評価の差異
2-7.交流磁気特性測定で得られるパラメータの種類
2-8.各種磁気パラメータの求め方
2-9.B-Hアナライザとインピーダンスアナライザ/LCRの測定差異
3.コアロス測定
3-1.コアロスとは
3-2.大きい方が良い?小さい方が良い?
3-3.軟磁性材料への低損失化が求められる理由
3-4.高精度なコアロス測定
3-5.コアロスと位相角の関係
3-6.ゼロを測るのは難しい(低損失材料の損失評価時の課題)
4.主な磁気特性の特長
4-1.温度によって変化する磁気特性
4-2.材料の種類と透磁率
4-3.透磁率の特長
4-4.材料の用途と保磁力
4-5.残留磁束密度の特長
5.交流磁気特性の測定
5-1.測定前の確認項目
5-2.計算シートを用いた測定試算
5-3.試料への巻き線の仕方(※実演)
5-4.測定条件の設定
5-5.B−Hアナライザを用いた実測(※実演)
6.形状により変化する磁気特性
6-1.素材の特性を知ることが必要
6-2.単板とは
6-3.単板を使用した製品
6-4.単板測定方式の種類と特長
6-5.小型単板磁気測定装置を用いた実測(※実演)
7.直流重畳により変化する磁気特性
7-1.実動作に近い特性評価が必要
7-2.チップインダクタの測定例(パルス測定)
7-3.直流重畳印加方法
7-4.直流重畳印加時の交流磁気特性測定
7-5.直流重畳用電源を用いた実測(※実演)
8.目に見えない現象に注意
8-1.共振
8-2.渦電流
<質疑応答>
セミナー講師
岩崎通信機(株)第二営業部フィールドサポート担当 成田 芳正 先生
セミナー受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
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