マテリアルズ・インフォマティクスを活用した新材料開発の最新動向と導入・開発体制構築・シミュレーションのポイント

マテリアルズ・インフォマティクスを如何に活用するか!
シミュレーションの応用事例やMI導入時のコツを紹介!

MIをただの解析ツールに終わらせないためにはどうしたらよいか?
SDGsを意識した効率的な素材開発を解説します!

セミナープログラム

第1部 マテリアルズインフォマティクスの基礎を支える計算科学シミュレーション技術

【13:30-14:45】

講師:東北大学 金属材料研究所 計算材料学センター センター長・教授  久保 百司 氏

【講演キーワード】

  • スーパーコンピュータ
  • 計算科学
  • 超大規模計算
  • マテリアルズインフォマティクス
  • 高速スクリーニング

【講演趣旨】
近年のマテリアルズインフォマティクスの発展は目覚ましく、マテリアルズインフォマティクスを如何に活用できるかが、今後の材料開発の成否を分ける重要な鍵になるとの認識が広がりつつあります。一方でマテリアルズインフォマティクスと計算科学シミュレーションの連携が不可欠であることも広く認識されるようになってきています。そこで本講演では、マテリアルズインフォマティクスの基礎を支える計算科学シミュレーションを様々な材料設計に応用した成功例を紹介します。

【講演プログラム】

  1. マテリアルズインフォマティクスと計算科学シミュレーションの連携
    1. 計算科学シミュレーションの意義と活用方法
    2. マテリアルズインフォマティクスを活用した計算科学による高速スクリーニング
  2. 計算科学シミュレーションによる実践的材料設計
    1. トライボロジーへの応用
    2. 材料合成プロセスへの応用
    3. 精密加工プロセスへの応用
    4. リチウムイオン2次電池への応用
    5. 燃料電池への応用
    6. 鉄鋼材料の応力腐食割れへの応用
    7. 摩耗劣化現象への応用
    8. 高分子材料への応用

【質疑応答】


第2部 実験で成果を出すマテリアルズ・インフォマティクスの導入とコツ

【14:55-16:10】

講師:三井化学(株) 生産技術研究所 MI開発推進室 主幹研究員 博士(工学)  向田 志保 氏

【講演キーワード】

  • マテリアルズ・インフォマティクス
  • 人工知能
  • 機械学習
  • 材料開発

【講演主旨】
せっかく導入するのであれば、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)をただの統計的な解析ツールとして終わらせるのはもったいない。現実的な視点から見れば、実験で予測が当たる(好適な結果を出す)ことによりその真価が問われる。本セミナーではMIの導入にあたる課題の攻略法並びに「実験的な予測精度」向上を目指したMIの導入についてご紹介する。また、MIをただの解析ツールとして終わらせないために、その先にある展望について解説する。

【プログラム】

  1. MI導入
    1. MIでどこまで目指すか
    2. MI導入時の課題
    3. 導入方法
  2. 人財育成
    1. MIに適した人材
    2. 育成方法
  3. MI解析
    1. MI解析の課題
    2. 特徴量エンジニアリング
    3. 候補サンプルの作り方、抽出の仕方
    4. 様々な最適化手法
  4. データの構造化
    1. 自然言語処理
    2. RPA(Robotic Process Automation)
  5. MIの今後の展望
    1. 自律型MIロボティクス
    2. 量子コンピュータ
    3. シミュレーションの活用
  6. まとめ

【質疑応答】


第3部 マテリアルズ・インフォマティクスを活用した材料開発及びその展望

【16:15-17:30】

講師: 旭化成(株) 上席理事(兼)富士支社長 工学博士  加藤 仁一郎 氏

【講演キーワード】

  • 新素材開発
  • マテリアルズ・インフォマティクス
  • MI
  • 研究開発体制
  • 研究開発人財

【講演趣旨】
環境問題を中心としたSDGs関連の大きな時代変革が起こりつつある。新素材開発においても、大成長が期待できるテーマがいくつもが出てくるであろう。従って、この時代変革の波をうまく捉えた効率的な研究開発が求められる。本講演では、時代変革を強く意識した新素材開発の進め方について、具体例も交えながら概説する。その中で、マテリアルズ・インフォマティックスの利点、限界を理解した上で、どのように研究開発に活用するのかも併せて説明します。

【講演プログラム】

  1. 新素材開発の開発
    1. どういう分野を狙って行くのか
      • 発想、調査、ユーザーからの情報活用など
    2. 研究開発の進め方
      • 研究開発のステージごとの取組み
      • 研究開発における人財と組織
    3. 研究開発の効率向上
      • マテリアルズ・インフォマティック、オープンイノベーションなど
  2. マテリアルズ・インフォマティックをどのように活用するのか
    1. マテリアルズ・インフォマティックの概要
      • 利点と限界も含む
    2. 新素材開発におけるMI活用の例

【質疑応答】

セミナー講師

第1部 東北大学 金属材料研究所 計算材料学センター センター長 教授 久保 百司 氏

第2部 三井化学(株) 生産技術研究所 MI開発推進室 主幹研究員 博士(工学) 向田 志保 氏

第3部 旭化成(株) 上席理事(兼)富士支社長 工学博士 加藤 仁一郎 氏
※第3部は、講師のご意向により配布資料はございません。ご了承ください。

セミナー受講料

【1名の場合】44,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:30

受講料

44,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

化学技術一般   金属材料   情報マネジメント一般

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44,000円(税込)/人

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全国

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化学技術一般   金属材料   情報マネジメント一般

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