いまさら聞けない!アンテナ設計の入門講座【東京開催】
開催日 |
10:00 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 通信工学 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】江東区産業会館 |
交通 | 【地下鉄】東陽町駅 |
アンテナ設計業務の経験から得た
独自の設計手法を用いて解説!
アンテナの専門知識を有していなくても受講でき、アンテナに興味がある人であれば職種を問わずに楽しく学べます
セミナー講師
アンプレット通信研究所 代表 所長 博士(工学) 根日屋 英之 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
セミナー趣旨
無線通信機器は、電子回路とアンテナから構成されるが、電子回路は専用のチップセットやモジュールが供給されており、かつてのような高周波回路の設計の難しさはなくなってきた。一方、アンテナは、その近傍の金属などの影響を受けるため、電子回路の設計(共振器やインピーダンス整合)に加え、アンテナからの電波の放射を常にイメージしながら設計する電磁気学のセンスが必要となるため、複雑な電磁気学の式が技術者の脳裏をかすめ、アンテナ設計はとても難しいと感じてしまう。
近年のアンテナの設計は、過去のアンテナの設計と異なってきた。それは、ウェアラブル機器などの近距離無線通信が広く用いられるようになったことで、今までの遠方と通信するためのアンテナ設計と異なる、近距離無線通信用のアンテナ設計を本来は行わなければならない。しかし、現実では、従来の遠距離無線通信用のアンテナをそのまま近距離無線通信用に流用している事例が多い。これは無線回線の伝搬のパフォーマンスを低下させているのであるが、近距離であるがゆえに無線通信ができてしまうので、近距離無線通信用のアンテナ設計手法が議論されることがほとんどなかった。ところが、遠方界のアンテナ設計と近傍界のアンテナ設計の違いを理解すると、今、多用されている近距離無線通信のアンテナ効率を高めることができ、微弱な送信電力での通信が可能となり、無線端末の消費電力を抑えることができる。
本セミナーでは、前半でアンテナ設計に用いられている式を整理し、その式が表す物理的な意味を具体的に、わかりやすく説明することで電磁気学に対する抵抗感を緩和し、後半で具体的なアンテナ設計事例を学ぶことによりアンテナ設計への理解を高める。本セミナーの大きな特徴は、講師のアンテナ設計業務の経験から得た独自の設計手法を用いて解説するので、受講者はアンテナの専門知識を有していなくても受講ができ、アンテナに興味がある人であれば職種を問わずに楽しく学ぶことができる。また、今流の近距離無線通信用のアンテナ設計と遠距離無線通信用のアンテナ設計の両方がかるようになる。
セミナープログラム
- はじめに
- アンテナ設計を学ぶ前に
- いまさら聞けない!数式で表わされる物理現象
- 波動関数
- Maxwell の方程式の意味
- アンテナって何?
- グラウンド (大地や金属板とアンテナの関係)
- 雑音発生のメカニズム
- 平衡型アンテナと不平衡型アンテナ
- 平衡型アンテナから高周波信号の抽出とグラウンド(基準)電位の再生
- インピーダンス
- アンテナのインピーダンス
- 特性インピーダンスとは
- インピーダンス マッチング
- インピーダンス整合の設計手順
- アンテナの設計
- 基本となるダイポールアンテナの設計
- アンテナの小形化
- 平面アンテナ(パッチアンテナ)の設計
- パッチアンテナの絶対利得
- 円偏波パッチアンテナ
- 近距離無線通信用アンテナ
- 近距離無線通信について
- 人体通信
- 人体は誘電体
- 近距離無線通信用アンテナ(電極)設計の考え方
- 差動伝送方式人体通信用の電極(第2世代 人体通信)
- 質疑応答
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