FMEA、コントロールプランの作成方法

11,000 円(税込)

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開催日 オンデマンド
収録時間 88分
主催者 株式会社産業革新研究所
キーワード FMEA   自動車技術   QMS(ISO9001等)
開催エリア 全国

FMEAの目的や意義、必要性を理解して使おう!

FMEAのISO9001、IATF16949で求められる目的や意義、必要性を理解し有効に使うためのセミナーです。

セミナー講師

小田 愼吾 氏小田技術士事務所 代表

専門分野:技術開発分野と品質保証分野

略歴:

  • 化学企業において、有機合成品事業に20年、エアバッグインフレータ事業に22年従事した。
  • 有機合成事業では、研究所での研究、工場での新製品開発、事業企画部門を担当し、数多くの製品を量産した。
  • エアバッグインフレータ事業では、設計部門責任者12年、品質保証担当役員を9年行った。

業績:

  • エアバッグインフレータの設計業務を通じて、年間製造数量を100倍、販売額を10倍に引き上げた。
  •  9年間の品質保証責任者の期間内に海外拠点を含む5か所で不良品対策を実施し、リコール対策も行った。
  •  2002年に新規エアバッグインフレータ開発で、日本化学会化学技術賞受賞 など

セミナー受講料

11,000円(税込)

ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。

受講について

【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!

  • 視聴期間は受講開始日より2週間です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はPDFで配布いたします。
  • このセミナーでは、受講後何度でも講師へ質問することが可能です。質問方法は申込み完了後にお知らせします。

セミナー趣旨

ISO-9001やUATF16949の認証を受けた企業では、FMEAを作成する必要があります。また、認証を受けてなくても、認証企業へ部品や原材料を収めている場合は、客先からFMEAやコントロールプランを提出することを要求される場合があります。

目的や意義を理解せずにFMEAの表を埋めると、追加の「作業」になり、要員が不足したり、コストアップの要因になってしまう場合があります。しかし、FMEAは有効に使えば、目標とリスクを明確にすることで事前に対策をとることができ、不良を減らしてコストを下げ、リードタイムを短くすることができます。

また、万一不具合が発生した場合、対策済の要因を特定することで、原因究明と恒久対策をいち早く実施することができます。

受講対象・レベル

  • 客先からFMEAやコントロールプランの提出を求められて困っているかた
  • 不良対策の人件費や費用の増大に困っておられるかた
  • 認証取得しているが、新人教育に時間を割けないとお悩みのかた

必要な予備知識

  • 企業としてISO9001やIFTA16949の認証を受けているが新人教育をアウトソーシングしたい方
  • 認証を受ける予定はないが、FMEAの実施方法を勉強したい方

習得できる知識

本講座を通じて、FMEAの本来の目的である不具合発生の未然防止対策と、工程管理の詳細を把握できるようになることが目的です。

セミナープログラム

  1.  FMEAの位置づけ
    1. ISO9001やIATF16949の中での位置づけを説明します
  2.  FMEAの始まり
    1. FMEAがどうして始まり、自動車産業で大きく発展したかについて、アポロ計画とFORDのPINTO設計不良を事例に説明します
  3.  FMEAの種類と対象範囲
    1. FMEAには、設計FMEAと工程FMEAがあります。両者は共通のシートを使い、手順も同じであるため、実施時に混同する例が見られます。設計FMEAと工程FMEAの違いを基本に戻って説明します。

      さらに、FMEAで用いる様式を説明し、簡単な起債例を解説します。

  4.  FMEAの実施方法
    1. FMEAの実施手順を時系列に追って説明します。

      ①準備対象商品の特定、チーム員の選定、部品、工程の記載など

      ②各要素の故障モード記載方法設計FMEAと工程FMEAの故障モードの違いについて説明します。

      ③製品への影響と影響度の評価方法故障モードごとに、その故障が客s会にどんな影響を及ぼすか、どの程度深刻かを記載する方法について説明します。

      ④不具合原因の掘り出しと発生頻度評価方法その故障を引き起こす原因は何か、発生頻度はどの程度かを決定する方法を説明します。

      ⑤不具合の発見方法と発見可能性評価方法現行の管理方法をレビューする

      ⑥リスク評価方法

      ⑦改善処置の優先度付け

      ⑧改善処置の計画

      ⑨改善処置の実施結果

      ⑩改善処置後のリスク評価

  5.  FMEAのよくある間違い
  6.  コントロールプラン

    ①コントロールプランの位置づけ

    ②コントロールプランの書き方