初心者向けセミナーです 接着技術の疑問に答えるQ&A講座【Live配信・WEBセミナー】

アセンブリー材料のマルチマテリアル化が進む中、
注目の接着技術について解説!

接着の基礎事項から始まり、接着剤の選び方、被着材の表面処理法、
接着作業方法、接着部の設計、接着の力学的評価の観点からQ&A形式で解説します

事前の内容リクエストや全体スケジュール終了後の個別相談 も対応可。
申込み時の備考欄、問い合わせフォーム より事前にご連絡ください。

セミナー趣旨

 物を接合する手法には、① ねじ・ボルト、② リベット・カシメ、③ 溶接、④ ハンダ付け、⑤ 接着がある。近年、これらの中で接着が注目されている。その理由は、a) 異種材料の接合可能、b) 平坦性が大、c) 接合面に応力集中が少ない、を上げることができる。現在の接合の主体は溶接であるが、アセンブリー材料のマルチマテリアル化が進む中で、接着が注目されている。そして世界的な流れとして接着技術の専門家育成の動きがある。
 この講座は接着の基礎事項から始まり、接着剤の選び方、被着材の表面処理法、接着作業方法、接着部の設計、接着の力学的評価についてQ&A形式で説明する。この講座を受講することで、実用接着技術全般が習得できる構成になっている。 

セミナープログラム

  1. 接着の基礎編
    Q1 接着・接着剤とは・接合における接着の位置づけ
    Q2 接着の長所、短所を知り、長所を生かす接着設計を
    Q3 主成分による分類とは?接着剤の主成分によって性能の70~80%が決定する
    Q4 接着強さによる分類と接着剤の特性とは?
    Q5 接着剤のコンセプトによる分類とは?
    Q6 機能性接着剤の種類とは?
    Q7 短時間接着剤とは?
    Q8 接着のメカニズム、接着理論の分解図とは?
    Q9 ぬれと接触角とは?
    Q10 接着の仕事とは?
    Q11 溶解度パラメータ( SP値)とは SP値の近似したものは、親和性を示す
    Q12 接着界面の強さ(接着界面の強さはどのような力からなるの)とは?
    Q13 金属結合と水素結合とは?
    Q14 接着剤と被着材面の分子同士の結合とは?
    Q15 二次結合(分子間結合:ファンデルワールス力)とは?
    Q16 力学的な接着効果(アンカー効果)とは?
  2. 接着剤の選択編(いかに最適な接着剤を選択するべきか?)
    Q17 接着剤選定の基準(ルール)とは?
    Q18 被着材の性質を知るとは?(被着材の性質を知り、適応できる接着剤を選ぶ)
    Q19 金属の接着技術は?
    Q20 プラスチックの接着技術は?
    Q21 ゴム(エラストマー)の接着技術は?
    Q22 ガラス&セラミックスの接着技術は?
    Q23 木材の接着技術は?
    Q24 接着剤に望ましい性質は何か?
    Q25 接着剤の使用方法は?
    Q26 法規制には何がある?
    Q27 接着剤選定のためのチェックリストとは?
    Q28 接着剤の選定方法とは?
    Q29 被着材からみた接着剤選定の早見表(接着剤を選定するときの目安表)とは?
  3. 接着剤の使用編(接着剤の正しい使い方は?)
    Q30 被着材の性質と表面処理とは?
    Q31 被着材の性質は?
     (1)金属
     (2) プラスチック
     (3) ガラス、セラミックス
     (4) 木材
    Q32 被着材の表面処理とは?
    Q33 表面処理の目的とは?
    Q34 被着材表面の異物とは?
    Q35 表面処理の工法とは?
    Q36 金属の表面処理とは?
    Q37 プラスチックの表面処理とは?
    Q38 プライマーによる表面処理とは?
    Q39 ゴムの表面処理とは?
    Q40 表面処理効果の判定は?
    Q41 接着作業とは?
    Q43 接着作業のフローチャートと留意点とは?
    Q43 接着接合のトラブル発生要因とは?
    Q44 接着剤の塗布とは?
    Q45 接着剤の固化・硬化とは?
     (1) UVによる硬化
     (2) 高周波加熱による接着剤の硬化
     (3) マイクロ波加熱による接着剤の硬化
     (4) 超音波加熱による接着剤の硬化
    Q46 接着剤接合部の設計とは?
      (接着の長所を生かし、短所を回避した設計)
    Q47 設計の基本とは?
    Q48 応力の基本形とは?
    Q49 接着接合部の形状と応力解析とは?
    Q50 せん断試験片の変形と応力分布とは?
    Q51 接着接合部の設計・重ね継ぎ(Lap joint) とは?
    Q52 せん断接着強さに及ぼす重ね長さの影響とは?
    Q53 スポットウェルドボンディングとは?
    Q54 せん断およびはく離接着強さと接着層の厚さの関係とは?
    Q55 重ね接合部の板厚さと重ね長さ、破壊荷重の相関性とは?
    Q56 重ね合わせの長さと破壊強度の関係とは?
    Q57 接合係数とせん断接着強さの関係とは?
    Q58 接着剤のフィレット形成能とは? ハニカムの接着にはフィレット形成が必要
    Q59 接合部の形状:突き合わせ接合部(Butt joint) とは?
    Q60 アングル接合にかかる応力の評価とは?
  4. 接着の評価編(どのような評価をすればいいのか?)
    Q61 接着接合部の設計・設計上の注意するところは?
    Q62 接着強さ試験方法とは?
    Q63 標準的な接着試験片とは?
    Q64 接着強さを低下させる要因とは?
    Q65 接着剤の硬化物で測定される代表的特性とは?
    Q66 接着・接着剤の信頼性評価とは?
    Q67 耐久性試験とは?
    Q68 引張りせん断疲労試験とは?
    Q69 くさび衝撃試験とは?
    Q70 非破壊検査とは?

【質疑応答】


キーワード:
1. 接着
2. 接合
3. 表面処理
4. 被着材

セミナー講師

エーピーエスリサーチ 代表 兼 (株)AndTech 技術顧問 若林 一民 氏
(元日本接着学会及び元日本接着剤工業会 副会長、元解体性接着技術研究会 会長)

セミナー受講料

【1名の場合】39,600円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

39,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂加工/成形   薄膜、表面、界面技術   機械材料

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

39,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂加工/成形   薄膜、表面、界面技術   機械材料

関連記事

もっと見る