【中止】AI時代の3次元物体認識の基礎と応用【LIVE配信】

2次元認識と3次元認識の両方について、
基礎と応用をわかりやすく解説!

~生産・物流・生活支援ロボットに適用できる物体認識技術~

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

セミナー趣旨

 近年、3次元センサ人工知能(AI)の急激な普及により、さまざまな分野、特に生産、物流、家庭の3分野で、3次元対象物体を認識するロボットビジョン技術が注目を集めている。なかでも、ポイントクラウドデータ(3次元点群データ)をもとに、物体の位置や姿勢を認識したり、対象の種類を識別するためのモデルベース手法のキーとなる3次元特徴量の発展はめざましい。
 一方、現状の3次元センサの性能は汎用性が十分とはいえず、光沢物体、小型物体など、データ化しにくい対象物も少なくないことから、3次元認識ではなく、2次元認識技術を適用すべき事案もあり、近年では実用的ロボットの開発に当たって、2次元認識の注目度も高まっている。
そこで本講習会では、2次元認識と3次元認識の両方について、基礎と応用をわかりやすく解説する。2次元画像処理については、パターン検出を中心として、特徴量マッチングと画素ベース物体検出を概説し、最新技術についても紹介する。また3次元認識については、センサの基本原理の解説にはじまり、市販されているセンサの特徴や性能比較、さらに、3次元物体認識の基本原理、3次元特徴量の基礎について解説する。また、具体的な応用事例として、たとえば生産ラインにおけるロボットピッキングや、当研究室が出場したAmazon物流ロボット競技大会、World Robot Summitコンビニロボット大会にも用いられた技術、さらには家庭内での人物認識や生活支援ロボットに関する最新の研究事例についても解説する。
 この講習会では、単に原理を説明するのみならず、各種事例や実際の計測データ例をまじえながら、エンジニアリングの観点から実際に使える技術を念頭に、同分野の全体像を1日で把握していただけるように構成している。

受講対象・レベル

 ロボットシステム、メカトロニクスシステム、FA・生産システム、物流システム、生活支援ロボット、そのほか健康・介護、医用システム、自動車・交通システムの開発に関わる方。

習得できる知識

 修得できる知識および技術としては、3次元センサの概要と原理、物体認識の概要と原理、モデルベース認識技術、3次元特徴量の知識、さらにこれら3次元センシング技術を実際の産業用システムに適用するためのさまざまなノウハウなどがある。

セミナープログラム

  1. イントロダクション
    1. AIとその産業応用
    2. Deep Learning を用いた画像処理の動向と課題
  2. 2次元画像認識の基礎技術・新技術
    1. 画像パターン検出技術の分類と概要
    2. 特徴量ベースの物体検出(代表例:SIFTマッチング)
    3. 画素ベースの物体検出(代表例:テンプレートマッチングとその周辺)
    4. 新技術:画素削減型テンプレートマッチング(CPTM)とその周辺
  3. 3次元画像認識の基礎技術・新技術
    1. 3次元センサの概要と実例(パッシブ法・アクティブ法)
    2. 3次元物体認識の概要
    3. 基礎技術:3次元局所特徴量の基礎
    4. 新技術:モデルレス把持位置推定
    5. 展望:AI・ロボットの最近の動向
  4. 生産・物流・生活分野におけるAIによるロボット知能化研究の実例
    1. 生産分野:熟練作業の分析システム
    2. 物流分野:知能ロボット開発 ~国際ロボット大会への参画を通じて~
    3. 生活分野:対象物の「機能」認識
  5. まとめ・AI・ロボット新時代にむけた課題の整理と展望

【質疑応答】


キーワード:三次元,画像,物体,認識,人工知能,点群,処理,検出,センサ,研修,講座,セミナー

セミナー講師

中京大学 大学院 工学研究科 工学部長 教授 博士(工学) 橋本 学 氏

≪講師の略歴≫
1987年大阪大学大学院工学研究科前期課程修了。同年三菱電機(株)入社。生産技術研究所、産業システム研究所、先端技術総合研究所にてロボットビジョン、3次元視覚、動画像処理、画像照合、パターン認識、ヒューマン認識技術などの研究開発に従事。2008年中京大学情報理工学部機械情報工学科教授。2013年より同大学工学部機械システム工学科。博士(工学)。1998年度日本ロボット学会実用化技術賞、1999年科学技術庁第58回注目発明表彰、2012年度画像センシングシンポジウム優秀学術賞受賞、2015年度画像センシングシンポジウムオーディエンス賞、2015年度精密工学会小田原賞、2017/2018年度IWAIT Best Paper Award、2018年度日本マテリアルハンドリング大賞技術賞等受賞、第19回SICE-SI部門講演会優秀講演賞等受賞。電子情報通信学会、情報処理学会、日本ロボット学会、映像情報メディア学会、電気学会、計測自動制御学会、精密工学会、IEEE等各会員。

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
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  メールまたは郵送でのご案内となります。
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受講について

【配布資料】

  • 開催前日までにお送りいたします。
    無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

情報技術   AI(人工知能)   メカトロ・ロボティクス

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情報技術   AI(人工知能)   メカトロ・ロボティクス

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