リチウム電池用バインダーの高機能化設計と適用技術

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 電気・電子技術   化学技術
開催エリア 東京都
開催場所 【品川区】技術情報協会セミナールーム
交通 【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅

★ 電池性能に好影響を与える
バインダー設計のポイントとは?
★ 水系バインダとしての
CMCの選択条件とは?

受講料

1名につき55,000円(消費税抜き・昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円(税抜)〕

プログラム

< 10:30〜12:10>
1.バインダーの種類と特徴、電池性能への影響

【講師】日本ゼオン(株) 山本 徳一 氏

【講演ポイント】
 バインダーは、リチウムイオン二次電池の中で、負極活物質、正極活物質、電解液、セパレータと比べると脇役の印象が強い。 しかし、最近バインダーは、電極を作成するためのプロセス材料としての役割だけでなく、電池機能に与える影響も注目されている。 本講座では、バインダーが、プロセル材料としての役割だけでなく、電池構成部材として電池性能に与える影響についても解説する。

1.電池用バインダーについて

2.負極用バインダー 
 2.1 負極用バインダーの役割と種類 
 2.2 負極用バインダーの高機能化

3.正極用バインダー 
 3.1 正極用バインダーの役割と種類 
 3.2 正極用バインダーの高機能化

4.機能層用バインダー 
 4.1 機能層用バインダーについて 
 4.2 機能層用バインダーによる機能層の高機能化

【質疑応答・名刺交換】

<13:00〜14:40>
2.CMCの基礎とリチウムイオン電池への応用展開

【講師】第一工業製薬(株) 佐貫 淳 氏

【講演ポイント】
 電池の構成要素の中で比較的脚光を浴びにくい素材ですが、活物質塗料の分散と増粘に働く重要な物質でもありますので、実際のデータと合わせて、その働きをイメージしやすくお伝えしたいと考えています。

1.CMCとは
 1.1 CMCの構造と特徴
 1.2 CMCの基礎物性

2.LiBへの応用
 2.1 水系分散剤としてのCMCの特徴
 2.2 CMC選択の条件
 2.3 負極水系塗料の作製例

【質疑応答・名刺交換】

<14:50〜16:30>
3.リチウムイオン電池用バインダーの各種分析と電池耐久試験品の劣化解析

【講師】(株)東レリサーチセンター 森脇 博文 氏

【講演ポイント】
 リチウムイオン電池(LIB)は、小型電子機器から自動車まで幅広い用途があり様々な電池の中で注目されています。 本講演では、各種機器分析手法による電極
バインダーの分析、ならびに高温高電圧保持などの耐久試験後の正極、負極の劣化解析、電池内部に発生したガスの成分分析について、事例を中心にご紹介します。

1.電極バインダーの各種分析(組成・劣化分析、および分布評価)
 1.1 電極バインダーの定性、定量分析
 1.2 電極バインダーの分布評価
 1.3 フッ素系バインダーの劣化分析

2.電池の耐久試験品の劣化解析
 2.1 正極活物質の劣化解析
 2.2 負極SEIの組成分析

3.セル内部ガスの組成分析

【質疑応答・名刺交換】