“短納期・フレキシブル”生産システム構築
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 日本IE協会 |
キーワード | 生産マネジメント総合 TOC(制約理論):DBR |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 東京・平河町近辺の会議室 |
生産品種と数量の変動に低コストで対応するための
生産プロセス改革!
講師
(株)MEマネジメントサービス
代表取締役 経営コンサルタント 技術士(経営工学部門) 小川 正樹 氏
【講師紹介】
㈱日本能率協会コンサルティングを経て、現在、㈱MEマネジメントサービス代表取締役。
原価管理、原価見積、生産・物流管理システムの立案、構築、実施やIE改善を通じて総合的コストダウンを展開し、企業の業績を改革するコンサルティング業務を中心に活動中。また、開発・設計段階(CAD/CAMを含む)から製造までの領域を扱い、公開セミナーや社内教育も同時に行っている。
著書に「実践原価企画」税務経理協会、「絵でわかる超入門原価計算」すばる舎、「技術者のための見積原価計算」(共著)/日本能率協会マネジメントセンター刊、よくわかる「品質改善の本」日刊工業新聞社などがある。
受講料
日本ならびに他地区IE協会会員 36,000円
日本生産性本部賛助会員 42,000円
一般 48,000円
*消費税別、テキスト代を含みます
(会員登録が不明の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録不明」と記入してください。当方で企業名から調査します。またこれを機会に会員登録をご検討の方は、同じく「登録資料希望」と記入してください。特典など詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回分から会員受講料が適用可能です。)
趣旨
短納期と在庫低減・コストダウンに対応するものづくりへのアプローチ
顧客ニーズの多様化により、生産品種と数量の変動が大きくなっています。この対応策として多くの企業では、短納期でカスタマイズした製品の開発・生産を今まで以上に強力に進めています。そのキーポイントは、製品の企画・開発から製造・出荷にいたるまでを手戻りのないフレキシブルな一貫プロセスに改革することにあります。
一貫プロセスの改革は、日常業務や現場作業の個別改善を行うだけでは不十分であり、デジタル技術を活用した企業全体を同期化する取り組みが必要になっています。
本セミナーでは、モノづくりや生産方式の改革と、開発・設計部門から生産・製造部門を含めた情報・管理システム改革の2つの側面から、短納期でフレキシブルな生産システム構築に向けてのアプローチ方法と具体的実践例を交えながら、わかり易く解説いたします。ぜひこの機会に多くの方々のご参加をお待ちしております。
プログラム内容
※ 電卓をご持参ください
1.『今日企業の抱えている課題と対応策』
1-1. 経営環境変化と顧客の要求に応じた即納体制の要請
1-2. リードタイムから見た3つのものづくり戦略
2.『リードタイム短縮・在庫低減の可能性分析』
2-1. リードタイムと在庫の構造を分析
2-2. リードタイムから見た在庫の活用ポイント
2-3. 適正な製品在庫の目標値を設定
2-4. リードタイム短縮による在庫低減事例
【演習】欠品を起こさない最適な在庫量を設定する
3.『短納期・フレキシブル生産のための “モノづくり改革”』
3-1. 生産システムの基本と特徴
3-2. 生産品種と数量の変動に対応した生産システム
3-3. 同期生産ラインの設計手順
【演習】サイクルタイムの異なる類似製品の作り方
4.『フレキシブル生産と柔軟性向上への対応策』
4-1. 貴社工場に求められるフレキシビリティを整理する
4-2. フレキシビリティとセル生産方式の改善点
4-3. 品種と数量の変動に対応するハイブリッドな生産方式を構築
5.『短納期・フレキシブル生産のための管理方法改革』
5-1. 短サイクルでの計画ローディングによる在庫削減効果
5-2. リードタイム短縮のための管理システムの改善ポイント
【演習】負荷と能力を最低コストで調整する
6.『TOCとフレキシブル生産計画』
6-1. TOC(制約条件の理論)とは
6-2. TOCを活用したフレキシブルな生産計画の立て方
6-3. VCM(バリュー・チェーン・マネジメント)への展開
【演習】利益を最大化する生産計画を作成する
7.『フロントローディング型のものづくりに向けて』
7-1. 標準化を活用したフロントローディング型の生産方式へ
7-2.デジタルエンジニアリングを活用した開発・設計方式で
開発・設計のリードタイムの短縮事例
- 質疑応答 -
※ プログラムは都合により変更になる場合があります