DFSSのテーマを進めるためのプロセス IDDOVの概要
開催日 | オンデマンド |
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収録時間 | 121分 |
主催者 | 株式会社産業革新研究所 |
キーワード | シックスシグマ 品質工学(タグチメソッド)総合 パラメータ設計(ロバスト設計) |
開催エリア | 全国 |
設計開発テーマを成功に導くデザイン・フォー・シックスシグマ
タグチメソッドを取り入れたDFSSで顧客のニーズを超越しよう!イノベーションを生む秘訣は DFSS にある!
セミナー講師
田口 伸 (ASI CTO)
タグチメソッド(品質工学)の創始者田口玄一博士の長男。
1983年にフォード社のフォードサプライヤーインスティテュートに入社して以来、ビッグ3、NASA、Xerox、ITT、ABB、JPL、Boschなど多数の欧米日企業においてタグチメソッドを教育指導。
セミナー受講料
13,750円(税込)
※ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。
受講について
【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!
- 視聴期間は受講開始日より2週間です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はPDFで配布いたします。
セミナー趣旨
1980年代に世界を圧巻した日本企業のTQM/TQC/SQC を欧米企業は実直に学習しました。1990年には欧米の文化に適合した「シックスシグマ」が登場し欧米企業に広まっていき、シックスシグマの問題解決プロセスはDMAICというプロセスで進めますが、基本的に今ある 「ムダ」 や起きてしまった 「不具合」 を対象にしているので設計開発業務には馴染みません。シックスシグマの仕組みを使い、設計開発業務で良い結果を出すためにデザイン・フォー・シックスシグマ(以下DFSS)が2000年から広まっていきました。ここで紹介するのはDFSS の IDDOV というプロセスです。講師の田口伸は2000年からキャタピラ社で3年、現代起亜自動車で7年、GMとクライスラーで7年、フィアットで3年、ボッシュの操舵システムで4年、デルファイ社で4年などDFSSの指導を長年経験、実績を残してまいりました。欧米の大企業ではDFSSのテーマを年間300件はこなしています。日本企業にとって今後必要と思われるのは、チームでシステマティックにテーマ進めていく活動です。
IDDOVのOはOptimizeでタグチメソッドが中心です。ただタグチメソッドだけやっていればいいというのもではなく、「どんな機能を・・」や「どのような方式で・・」という顧客の期待以上のイノベーティブなモノやサービスを開発することを目的としています。
このセミナーはDFSSの進め方、戦略的な考え方を具体的な例を使ってわかりやすく解説します。
セミナープログラム
- DFSSとは DFSSの背景 IDDOVプロセスの概要
- IDDOVのプロセス詳細
- I:Identify Opportunity テーマ選択と計画書作成 戦略的テーマの選択 テーマのスコープと目的の設定 効果金額の推定 人の役割とチーム編成 テーマ遂行のマッピング 予算の設定 日程計画
- D1:Define Requirement 要求の整理と目標値設定 VOC(顧客の声)の生データ収集 生データからニーズとウォンツであるVOCの抽出と重要度設定 VOCの満足度のベンチマーキングと戦略的目標レベルの設定 各VOCに対する評価特性の創造と関係性の評価 品質の家の点検の議論 評価特性のターゲット設定
- D2:Develop Concept 概念の創造と選択 ピューのアイデア出しマトリックス アイデア出しのための公理設計とTRIZ 設計・試作・試験のサイクル
- O:Optimize Design 設計の最適化 プロアクティブ・アプローチ(タグチメソッドの基本概念) 理想機能 ノイズとロバスト性 ロバスト性評価のための機能性評価と事例 ロバスト性の最適化のブレーキシステムの事例
- V:Verify and Launch テーマの検証 テーマの結果と成果の検証 レッスンラーンド アクションプラン
- 企業戦略としてのDFSS アセスメントとバリデーション 技術の3大重要特性:特性先行性、汎用性、再現性 競争市場で勝ち抜くためのロバスト技術の棚の構築