乳化・可溶化・αゲルの基礎と相図を用いたアプローチ【LIVE配信】
開催日 |
10:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 化学反応・プロセス |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます |
乳化と可溶化の基本をわかりやすく解説!
予備知識のない初心者にも理論と実際の両方が判る!
~ 処方の組み方や適切な界面活性剤の選択と用い方~
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー修了後、受講者のみご覧いただける期間限定(10/29~11/04)のアーカイブ配信を予定しております。
セミナー講師
ニッコールグループ(株)コスモステクニカルセンター 執行役員 鈴木 敏幸 氏
(東京理科大学客員教授)
<略歴>
花王(株)にて長年化粧品の研究開発を担当。
同社パーソナルヘルスケア研究所長、
エスエス製薬(株)取締役新製品開発本部長を経て、
2011年より現職。
・受賞:日本化学会化学技術賞、国際化粧品技術者会最優秀論文賞、米国化粧品技術者会最優秀論文賞など。
・著書:『エマルションの科学と実用乳化系のコントロール技術』(情報機構)
『界面活性剤の機能創成・素材開発・応用技術』(技術教育出版) など。
・その他:日本化学会コロイドおよび界面化学部会幹事
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
受講について
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- 「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM をダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
- お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますがLIVE配信のみのセミナーです。 - お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
- 後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
- セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は前日までには、お送りいたします。
- ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。 - タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- 講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
セミナー趣旨
エマルションやマイクロエマルション製剤は実用系で広く用いられているが、基礎的なテキストに見られる、乳化条件の設定や安定性の理論だけでは実用系エマルションの生成・安定化・機能賦与に関する詳細は満たされない。
本講座は、乳化と可溶化の基本を平易に解説するとともに、実用系を念頭に置いた「状態の観察、評価法」「界面活性剤の選択と用い方」「実用系でのトラブル例とその解決手法」「液晶、αゲルを用いた微細エマルション、ゲルエマルションの調製」に関して実例を用いて解説をおこなう。
乳化・可溶化の設定に欠かせない相図の読み方作り方を理解していただき、相図を用いた乳化、可溶化の理解と実用系での機能賦与法も併せて教示する。
<講座の特徴>
・イラスト、写真を多く用いた解りやすい解説。
・長年の商品開発経験に基づいた、実用系での応用例、トラブル解決。
・すぐに自身で試み、確認できる「シンプルでありながら特徴のある処方例」を示す。
・最近話題のαゲルの基礎、応用製剤をいち早く紹介。
受講対象・レベル
初級~中級技術者。これから乳化・可溶化に取り組もうとしている人。
現在、乳化・可溶化にかかわる仕事に従事しているが、その基本原理を知り、処方の組み方や適切な界面活性剤の選択と用い方を知りたい人。製品開発や製造現場に従事している人。
産業分野:化粧品、香粧品、医薬品、食品他、一般諸工業の乳化・分散系。
セミナープログラム
1.乳化・可溶化<基礎編>
1-1.エマルション、マイクロエマルション、ナノエマルションとは?
1-2.マクロ~ナノエマルションの観察と定量測定の実際
1-3.エマルションの一般的な調製法と各種乳化装置
1-4.乳化安定化の定番技術(乳化安定化理論)
1-5.実用系でのエマルション状態と各種トラブル解決法(実用系での落とし穴)
2.乳化・可溶化のために知っておきたい界面活性剤基礎知識
2-1.界面活性剤の溶解挙動は特異的
2-2.クラフト点と曇点を理解すると界面活性剤の使い方が見えてくる
2-3.両親媒性分子がつくる会合体:液晶とαゲルはどう違うか?如何に見分けるか?
2-4.親水性/親油性のバランス(HLB)とHLB数法による乳化条件の設定
3.相図の読み方作り方と乳化解析への用い方
3-1.相図の基本を理解しよう:ルールが唯一つある
3-2.2成分系の相図:相図が読めると界面活性剤の能力と利用法もわかる
3-3.3成分系の相図:乳化、可溶化の解析に必須
・三角座標の読み方、作り方の実際と使い分け
・相図による可溶化能とマイクロエマルションの理解
4.エマルション調製・安定化・特性制御の技術
4-1. 最適条件を知ろう:乳化法が異なるとエマルションの状態が異なる理由
4-2. 微細なエマルションをするための根本原理
4-3. 液晶、D相を用いた微細エマルション調製の実際
4-4. マイクロエマルションとナノエマルションの違いと関連性
5.実用系で生きる最新乳化・可溶化技術と開発事例
5-1.透明ゲルと自己乳化製剤のための界面活性剤用い方
5-2.高内相エマルション(O/W、W/O)の作り方と安定化の実際
5-3.ナノサイズエマルション調製法と安定化の実際
5-4.αゲルの生成・安定化とエマルション、ゲル製剤への応用
5-5.可溶化能を高める方法と両連続マイクロエマルション製剤
5-6.ピッカリングエマルションとソフトマターの3相乳化
5-7.高分子多糖を用いたエマルションと撥水性O/Wエマルション
【質疑応答】
キーワード
乳化,可溶化,相図,αゲル,エマルション,ゲル,製剤,講習会,研修,セミナー