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迅速・効率的に最適な核酸医薬品の
分析条件を確立する、その技術の活用法とは?
AIを活用した分析法開発の自動化技術も解説!
セミナープログラム
【10:00~12:00】
【第1部】LC-MS/MSとデータベース検索による核酸医薬品分析のポイント
(国研)理化学研究所 環境資源科学研究センター 中山 洋 氏
【講座主旨】
核酸医薬品の実体である高度に修飾された化学合成核酸や核酸ワクチンなどで注目される修飾RNA分子の品質管理や代謝物解析には、DNAシークエンサーを中心とした従来技術を適用するのは難しい。そこで注目されているのが質量分析によるキャラクタリゼーションである。本講演では、液体クロマトグラフィー質量分析による修飾核酸の化学構造解析について概説し、私達が開発した核酸解析プラットフォームの有用性について議論する。
【講座内容】
1.核酸医薬品分析の課題
2.液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC-MS/MS)をもちいた修飾核酸解析
(a) 試料調製
(b) 逆相液体クロマトグラフィーによる核酸の相互分離
(c) LC-MS/MS
(d) MS/MSによる修飾を含む配列解析
3.データベース検索によるアンチセンス合成核酸の解析
(a) API配列の確認
(b) 合成不純物の解析
(c) 代謝物の解析
4.LC-MSおよびLC-MS/MSをもちいた核酸医薬品分析の現状と展開
【質疑応答】
【12:45~14:45】
【第2部】 LC/MSを用いた生体試料中核酸医薬品の分析テクニック
シミックファーマサイエンス(株) 林 善治 氏
【講座主旨】
核酸医薬品は抗体医薬品に次ぐ次世代のモダリティーとして注目されている。しかし、核酸医薬品は低分子医薬品や抗体医薬品とは異なった特徴を有しており、定量法構築時に注意するべき点も従来の医薬品とは異なる。LC-MSを用いた核酸医薬品定量の弊社での実績紹介を交えながら直面しやすいトラブルとその対処法案について紹介させていただく。
【講座内容】
・核酸医薬品の特徴
・核酸医薬品各種分析法のOverview
・生体試料中核酸医薬品分析に使用されるMS
・前処理法の紹介
・LCに関するTips
・MSに関するTips
・内標準物質の選択
・LC-MSを用いたヒト血漿中核酸医薬品定量の実例
・Ligand binding assay法との比較
・LC-MS法に求められること
【質疑応答】
【15:00~17:00】
【第3部】AIを活用した核酸医薬のLCおよびLC/MSでの自動分析法開発
クロムソードジャパン(株) 小西 一豪 氏
【講座主旨】LCやLC/MSは核酸医薬を創出する上で必要不可欠な分析機器であり、それらをより有効に活用するには、分析条件の容易かつ迅速的な確立法が求められている。我々は以前よりChromSword AutoをはじめとしたLC分析法開発のトータルソリューションソフトウェアを開発・提供してきた。ChromSword Autoは誰でも簡単に、独自のAIアルゴリズムを用いて、ダイレクトにLCを自動制御し、最短で1時間、3回の分析でグラジエント条件を最適化することが可能である。最新バージョンでは生体内高分子用のAIアルゴリズムが追加され、核酸でもAI支援でLCの分析法開発が自動で行えるようになった。さらにMS検出器を組み合わせることで、核酸のLC分析法開発では、より簡単にピークトラッキングを可能とした。本講演では、ChromSword Autoを用いた、核酸のAI支援によるLCの自動分析法開発の効率化の例を紹介する。
【講座内容】
・会社概要
・ソフトウェア概要
・LCシステム概要
・AI支援による自動LC分析法開発概要
・オフラインクロマトグラムシミュレーション
・核酸のLC分析法
・ChromSword Autoを用いたAI支援による自動LC分析法最適化の例
・最適化されたLC分析法のさらなるブラッシュアップ
・核酸の応用例
・MS検出器を用いた例
・まとめ
【質疑応答】
セミナー講師
【第1部】 (国研)理化学研究所 環境資源科学研究センター 生命分子解析ユニット 専任研究員 中山 洋 氏
【第2部】 シミックファーマサイエンス(株) バイオアナリシス事業部 林 善治 氏
【第3部】 クロムソードジャパン(株) 代表取締役 小西 一豪 氏
セミナー受講料
1名につき60,500円(税込/資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円〕
受講について
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