【中止】量子コンピュータ最前線:基礎から最新研究開発動向まで【ライブ配信】

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 シーエムシー・リサーチ
キーワード 情報技術   応用物理一般
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

量子コンピュータの基礎から
最新研究開発動向を、分かりやすく解説!

最先端トピックスに加え、実用化に向けた技術課題、ビジネス展開の可能性についても紹介します

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

セミナー講師

川畑 史郎 先生
産業技術総合研究所 新原理コンピューティング研究センター 総括研究主幹

【講師経歴】
 1995年 名古屋大学 工学研究科 結晶材料工学専攻 修士課程修了。
 1998年 大阪市立大学 工学研究科 応用物理学専攻 博士課程修了 (工学博士)。
 1998年 通産省 電子技術総合研究所 研究員。
 2001年 産業技術総合研究所 研究員。
 2017年  同研究グループ長。その間、オラン ダ Twente 大学、スウェーデン Chalmers 工科大学、フランス CNRS-CPT、フランス ILL、フランス LPMMC、ロシア HSE 等にて客員研究員や客 員教授を併任。
 2018年より 文科省 光・量子飛躍フラッグシッププログラム Q-LEAP 量子情報処理領域サブプログラムディレクタ。
 2019年より 量子ICTフォーラム理事。
【専 門】
 理論物理(量子情報処理、物性理論、非線形物理、デバイス物理)
【所属学会】
 日本物理学会、応用物理学会
【著 書】
 「量子情報の物理」、「超伝導磁束状態の物理」、「量子コンピュータ/イジング型コンピュータ研究開発最前線」

セミナー受講料

55,000円  * 税込、 資料付
*メルマガ登録者 49,500 円 
*アカデミック価格 26,400 円 

★メルマガ会員特典
2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
2人目は無料(1名価格で2名まで参加可能)、3名目以降はメルマガ価格の半額です。

★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。

受講について

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
    お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
     → https://zoom.us/test
  • 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
  • ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
  • 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。

■ お申し込み後の流れ

  • 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
  • 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
  • セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
  • 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
  • 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。

セミナー趣旨

 2019年10月にGoogleが超伝導量子コンピュータを利用して量子優位性実証に成功したとNature誌に発表を行いました。また、我が国においても、内閣府が量子技術イノベーション戦略を策定し、量子コンピュータ研究開発を重点化する方針を示しました。そのため、最近量子コンピュータに過剰なまでの大きな注目が集められています。量子コンピュータとは、量子力学原理を情報処理に利用したコンピュータのことです。量子コンピュータを用いると、因数分解、機械学習、量子化学計算等の特定の限られた数学的問題を高速に解くことが可能となります。そのため、Google, Intel, IBM, Microsoft、Alibabaといった国際的大企業やRigetti ComputingやIon Qなどのスタートアップが量子コンピュータ開発やビジネス展開に向けた取り組みを行っています。しかしながら、誤り耐性機能を搭載した実用的大規模量子コンピュータを実現するためには、少なくとも20~30年以上の長い時間が必要であると考えられています。
 本セミナーにおいては、量子コンピュータの基礎から最新研究開発動向までわかりやすく解説を行います。また、Googleの量子優位性実証、近未来に実現可能なノイジーな中規模量子コンピュータ(NISQ)などの最先端トピックスに加えて、実用化に向けた技術課題、ビジネス展開の可能性についても紹介を行います。

受講対象・レベル

  • 量子コンピュータの基礎について学びたい方
  • 量子コンピュータのビジネス活用を検討されている方
  • 量子コンピュータに関する情報収集・ 動向調査を行われている方
  • 量子コンピュータの産学官共同研究を検討されている企業の方

習得できる知識

  • 量子コンピュータの基礎知識、最新研究 開発動向、ビジネス動向

セミナープログラム

  1. 今何が起こっているのか?
    1. 超伝導量子コンピュータ集積度の驚異的な増大
    2. アメリカと中国の動き
    3. Googleによる量子優位性実証とIBMによる反論
  2. 量子コンピュータ入門:初級編
    1. 量子力学
    2. 量子コンピュータの歴史
    3. 量子ビット
    4. 量子チューリング機械
    5. 量子論理回路
    6. 量子アルゴリズム
    7. 量子コンピュータハードウェア
  3. 量子コンピュータ入門:中級編
    1. 量子誤り訂正とトポロジカル表面符号
    2. 量子超越性とGoogleの実証実験
    3. NISQ(ノイジーな中規模量子コンピュータ)
    4. NISQ向け量子/古典ハイブリッドアルゴリズム
    5. IBM Q 量子クラウドサービスを利用した量子コンピュータプログラミング
  4. 最新研究開発動向と最先端トピックス
    1. 世界の国家プロジェクト(米National Quantum Initiative, EU Quantum Flagshipなど)
    2. 国内の国家プロジェクト(Q-LEAP、量子技術イノベーション戦略、ムーンショットなど)
    3. 量子コンピュータ開発に取り組む国内外企業
    4. 超伝導量子コンピュータ
    5. シリコン量子コンピュータ
    6. イオントラップ量子コンピュータ
    7. 光量子コンピュータ
    8. 量子クラウドサービス(IBMQ, Rigetti QCS, Alibaba Quantum Cloudなど)
    9. 量子コンピュータソフトウェア開発環境・プログラム言語
  5. 課題と展望
    1. 実用的量子コンピュータ実現のための技術課題
    2. ビジネス展開の可能性
    3. 今後の展望