欧州に学ぶライフサイエンスの個人情報保護とサイバーセキュリティ
開催日 |
13:00 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 情報セキュリティ/ISO27001 医薬品技術 医療機器・医療材料技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
これからのAI/デジタル化の動きとGDPR/NIS指令対応事例
このセミナーは【会場での受講】の他に、
【WEBセミナー(アーカイブ:撮影した動画)】でのご受講が可能です。
※WEBセミナーは、セミナー終了10日後を目途に、10日間・動画をご視聴いただけます。
EUの事例を元に、医薬品、医療機器、デジタルヘルスといった製品の垣根を越えて、
個人情報漏えいやサイバー攻撃被害からライフサイエンスのイノベーション
資産を保護する管理策について考察します。
■日時
【会場受講】 2020年8月27日(木) 13:00~16:30
【アーカイブ受講】 2020年9月10日(木) ごろ配信予定(視聴期間:配信後10日間)
セミナー講師
笹原 英司 氏
千葉大学大学院医学薬学府博士課程先進医療科学専攻修了・博士(医薬学)
米国ボストン大学経営大学院修士課程修了・MBA
[経歴]
宮崎県出身。旧労働省労働基準監督官を経て、デジタルマーケティング全般(B2B/B2C)および健康医療/介護福祉/ライフサイエンス業界のガバナンス/リスク/コンプライアンス関連調査研究/コンサルティング実績を有し、クラウドサービス利用者向けのセキュリティに関する啓発活動を行っている。
[主な研究・業務]
・日経BP・ITpro「個人情報漏えい事件を斬る」(2005年~2008年)
・ITmedia MONOist「海外医療技術トレンド」(2015年~)
[業界での関連活動]
・一般社団法人日本クラウドセキュリティアライアンス・代表理事
・在日米国商工会議所デジタルヘルス小委員会・委員長
・在日デンマーク商工会議所・会員
・European Connected Health Alliance・会員
セミナー受講料
49,500円( S&T会員受講料46,970円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( S&T会員受講料 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※備考欄に【テレワーク応援キャンペーン】とご記入のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
受講について
※会場受講をご希望の方は、備考欄に【会場受講】とご記入ください。
※【WEBセミナー】の申込み受付の締切日も、会場受講のセミナー開催日までです。ご注意ください。
【WEBセミナー】をご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
※会場で受講の場合、このサービスは付与されませんのでご注意ください。
・当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・後日(開催終了後から10日以内を目途)に、メールにてご連絡申し上げます。
・S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
・視聴期間は10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
・セミナー資料は、電子媒体(PDFデータ/印刷可)をマイページよりダウンロードいただきます。
・このセミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先を掲載)
【WEBセミナー】をご希望の方は、下記受講条件をご確認ください。
(1)S&T会員登録が必須になります(マイページ機能を利用するため)
映像視聴、各種データのダウンロードなどにS&T会員マイページ機能(無料)を利用します。
(2)動画視聴・インターネット環境をご確認ください
セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
以下のサンプル動画が閲覧できるかを事前にご確認いただいたうえで、お申し込みください。
≫ テスト視聴サイト【ストリーミング(HLS)を確認】 ≫ 視聴環境
セミナー趣旨
欧州各国・地域では、いわゆる「プラットフォーマー」が、個人データ漏えいに関連して巨額の制裁金を支払うケースが続出する一方、サイバーセキュリティなどライフサイエンス関連規制の欧州域内統一ルール化に向けた動きも加速しています。
今回は、EUの事例を元に、医薬品、医療機器、デジタルヘルスといった製品の垣根を越えて、個人情報漏えいやサイバー攻撃被害からライフサイエンスのイノベーション資産を保護する管理策について考察します。
主催者より
欧州(EU)の一般データ保護規則(General Data Protection Regulation: GDPR)が施行されてから2年が経過し、その影響が出始めています。フランス当局がGoogleに5000万ユーロ(約62億円)の制裁金を課した事例、ブリティッシュ・エアウェイズの顧客50万人分の個人データ漏洩に対して1億8300万ポンド(約246億円)、マリオット・インターナショナルの宿泊者記録(3億3900万件)の個人データ漏洩に対して、9900万ポンド(約133億円)など巨額の制裁金が課された事例が出ています。日本ではどうでしょうか。少なくとも自社のサービスの利用者にEUのユーザーが含まれている可能性がある場合、GDPRの要求に準拠しているか、特に、個人情報を取得することの目的の説明、消費者からの「同意」の取得手続き、ユーザーの「忘れられる権利」など見逃せない留意点があります。本セミナーで、欧州のGDPR、 日本の個人情報保護法はもちろん、グローバルのベストプラクティスにより、急速に変化するプライバシー保護法制度への迅速な対応を学び、実践に反映させていただくことが事前の備えとなります。保護法制度への対応は待ったなしです。ぜひこの機会をご活用ください。
習得できる知識
- 欧州ライフサイエンス分野のプライバシー/サイバーセキュリティ動向
- 医薬品、医療機器、デジタルへルスにおけるプライバシー/サイバーセキュリティ管理の共通点と相違点
- ライフサイエンス研究開発のデジタル化を支えるデータリスク管理の役割
セミナープログラム
1. はじめに:市場背景
1-1. 新型コロナウイルス対応に学ぶ個人データ利活用のメリットとリスク
1-2. 品質管理におけるセーフティとセキュリティの責任
1-3. デジタル創薬を支える情報技術(IT)と電子制御技術(OT)の融合
1-4. 製品ライフサイクル管理で一体化する市販前/市販後対策
2. 欧州のライフサイエンス関連規制と個人情報保護
2-1. 一般個人データ保護規則(GDPR)とは?
2-2. 欧州の医薬品市販前/市販後対策とGDPR対応動向
~欧州医薬品庁(EMA)のデジタルデータ基盤標準化とリスク管理~
2-3. 欧州の臨床試験データ関連規制とGDPR対応動向
~EU各国・地域のオープンデータ施策と個人データ匿名化~
2-4. 欧州の医療機器市販前/市販後対策とGDPR対応動向
~医療機器規則(MDR)とGDPRによるEU域内統一ルール~
2-5. 欧州のデジタルヘルス関連規制とGDPR対応動向
~地域包括ケアシステムでつながる個人データのリスク~
2-6. BREXIT後の英国のライフサイエンス関連規制と個人情報保護
~ゲノムデータの越境移転で広がるビジネス機会とリスク~
3. 欧州のライフサイエンス関連規制とサイバーセキュリティ
3-1. 欧州ネットワーク・情報セキュリティ(NIS)指令とは?
3-2. 欧州の医薬品市販前/市販後対策とNIS指令対応動向
~医薬品R&Dの産官学連携エコシステムが抱えるセキュリティ脅威~
3-3. 欧州の臨床試験データ関連規制とNIS指令対応動向
~長期化するデータライフサイクルと複雑化するセキュリティ管理~
3-4. 欧州の医療機器市販前/市販後対策とNIS指令対応動向
~EU域内統一の医療機器サイバーセキュリティ指針と各国・地域動向~
3-5. 欧州のデジタルヘルス関連規制とNIS指令対応動向
~医療介護施設の調達基準に組込まれるサイバーセキュリティ~
3-6. BREXIT後の英国のライフサイエンス関連規制とサイバーセキュリティ
~EU域内統一ルール化の流れにおける英国のポジショニング~
4. 欧州における新技術適用と個人データ保護/サイバーセキュリティ
4-1. クラウドサービス利用とGDPR/NIS指令遵守
~欧州域内統一セキュリティ認証制度創設に向けた動き~
4-2. AI技術利用とGDPR/NIS指令遵守
~欧州域内統一AI倫理認証制度創設に向けた動き~
4-3. IoT/5G技術とGDPR/NIS指令遵守
~保健医療のMobility as a Service (MaaS)利活用とデータ保護
5. まとめ/質疑応答・名刺交換