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各種めっき技術について原理、特徴、適用例について説明、
めっき皮膜の評価法についても述べます
作業工程での留意点や排水の処理など環境対策についても紹介!
圧倒的ボリュームを1日で学ぶ、めっきの全てがわかるセミナー
~無電解めっき・電気めっき・複合めっき・溶融めっき・気相めっき等~
【Web受講(アーカイブ配信受講)】
2020年7月20日(月) ごろ配信予定(視聴可能期間:配信後約10日間)
セミナー趣旨
本セミナーでは、多分野で使用されている各種のめっき技術について原理、特徴、適用例について説明し、めっき皮膜の評価法についても述べる。また、実際のめっき作業工程での留意点について説明する。更に、めっき排水の処理など環境対策についても紹介したい。本セミナーは製造メーカーで、設計・製造に携わる技術者に大いに役立つと考える。
受講対象・レベル
◇めっきに関わる技術者の方
◇メーカーで設計・製造に関わる技術者の方
習得できる知識
◇各種めっき技術の原理・特徴・適用例
◇被めっき材料別の処理方法と作業工程
◇めっき皮膜の評価法
◇めっき排水の処理法
セミナープログラム
2.めっきの歴史
3.めっきの分類
3.1 皮膜材料からの分類
3.1.1 単金属のめっき:銅めっき・ニッケルめっき・クロムめっき・亜鉛めっき・金めっき・銀めっき
3.1.2 合金めっき:防食用合金めっき・装飾用合金めっき・耐摩耗性合金めっき
3.1.3 複合めっき
3.2 構造からの分類
3.2.1 単層めっき
3.2.2 2層めっき
3.2.3 多層めっき
3.3 めっきを施す方法からの分類
3.3.1 湿式めっき:無電解めっき・電気めっき
3.3.2 乾式めっき:気相めっき(PVD・CVD)・溶融めっき・溶射法
4.無電解めっき
4.1 無電解ニッケルめっき
4.1.1 無電解Ni-Pめっき (原理・用途)
4.2 無電解銅めっき
4.2.1 無電解銅めっきの用途
4.2.2 無電解銅めっきの浴
4.2.3 めっきの鉛規制
4.3 無電解金めっき
4.3.1 無電解金めっきの用途
4.3.2 無電解金めっきの種類:置換型金めっき・自己触媒型金めっき
5.電気めっき
5.1 電気銅めっき
5.1.1 電気銅めっきの用途
5.1.2 電気銅めっき浴:硫酸銅めっき浴・シアン化銅めっき浴・その他のめっき浴
5.2 電気ニッケルめっき
5.2.1 電気ニッケルめっきの概要
5.2.2 電気ニッケルめっきの用途
5.2.3 電気ニッケルめっき浴
5.2.4 電気ニッケルめっきの自動車外装部品への適用
5.2.5 ニッケル電鋳
5.3 電気クロムめっき
5.3.1 電気クロムめっきの概要
5.3.2 装飾クロムめっき:クロムめっき浴・高耐食性ニッケルークロムめっき
5.3.3 硬質クロムめっき:クロムめっき浴・用途・工程・留意点 (熱による影響・めっき補助部品)
5.4 電気スズめっき
5.4.1 電気スズめっきの用途
5.4.2 ウイスカの発生
5.4.3 スズめっき浴
5.5 電気スズ合金めっき
5.5.1 スズ-鉛(ハンダ)合金めっき
5.5.2 鉛フリースズ合金めっき:鉛への法規制・鉛フリースズ合金めっき浴
5.6 電気亜鉛めっき
5.6.1 電気亜鉛めっきの用途
5.6.2 電気亜鉛めっきの犠牲防食作用
5.6.3 亜鉛めっきの化成処理:クロメート処理・3価のクロム化成処理
5.6.4 亜鉛めっき浴
5.7 電気亜鉛合金めっき
5.7.1 電気亜鉛合金めっきの概要
5.7.2 電気亜鉛―ニッケル合金めっき
5.7.3 各種亜鉛合金めっき
5.8 電気金めっき
5.8.1 電気金めっきの用途
5.8.2 金合金の色調とカラット表示
5.8.3 金めっき浴
5.9 電気銀めっき
5.9.1 電気銀めっきの用途
5.9.2 電気銀めっきの変色防止:有機皮膜で被覆する方法・異種金属を薄くめっきする方法・クロメート処理法
5.9.3 電気銀めっき浴
5.10 電鋳法
5.10.1 電鋳法の原理
5.10.2 電鋳の適用例:精密金型類・精密印刷版・光デイスク・メッシュの作成
6.複合めっき(分散めっき)
6.1 複合めっきの概要と種類
6.2 複合めっき浴
7.溶融めっき
7.1 溶融亜鉛めっき
7.1.1 溶融亜鉛めっきの概要
7.1.2 溶融亜鉛めっきの工程:脱脂・酸洗・フラックス処理・溶融めっき・後処理
7.1.3 鋼構造物への溶融亜鉛めっきの種類
7.1.4 溶融亜鉛めっきした鉄鋼の断面組織
7.1.5 溶融亜鉛めっき鋼板
7.2 溶融亜鉛-アルミニウム合金めっき
7.3 溶融アルミニウムめっき
7.3.1 溶融アルミニウムめっきの概要
7.3.2 溶融アルミニウムめっきの種類
7.4 その他の溶融めっき
8.気相めっき
8.1 物理的気相めっき(PVD:Physical Vapor Deposition)
8.1.1 真空蒸着
8.1.2 イオンプレーテイング:
活性化反応蒸着法(ARE法)・高周波励起法(RF法)・中空陰極放電法(HCD法)・アーク蒸着法・留意点
8.1.3 スパッタリング:原理・種類(DC・高周波(RF)・マグネトロン・ECR・イオンビーム)
8.1.4 PVDの課題
8.2 化学蒸着(CVD:Chemical Vapor Deposition)
8.2.1 熱CVD(熱化学反応法):原理・特徴
8.2.2 プラズマCVD:直流・高周波・マイクロ波・光・留意点・課題
9.溶射
9.1 溶射の原理
9.2 溶射の特徴と種類
9.2.1 溶射の特徴 (長所・短所)
9.2.2 溶射の種類:ガス式溶射(高速フレーム溶射(HVOF)・電気式溶射(プラズマ溶射)
9.2.3 溶射材料の種類:金属及び合金粉末・自溶合金・セラミックス
9.2.4 溶射に必要な前処理と後処理
前処理:基材の清浄化・基材の粗面化(ブラスト処理)
後処理:封孔処理・熱処理・レーザ処理・仕上げ加工・フュージング処理
9.2.5 溶射の課題
10.めっきの作業工程
10.1 無電解めっきの方式
10.1.1 鉄鋼素材のめっき
10.1.2 鉄鋼以外の素材の前処理:アルミニウム素材・銅および銅合金素材・ステンレス鋼素材
10.2 電気めっきの方式
10.2.1 引っかけめっき:整流器・引っかけ・めっき槽・アノード(陽極)
10.2.2 バレルめっき
10.2.3 連続めっき
10.2.4 筆めっき
10.3 プラスチック素材へのめっき
10.3.1 自動車用ABS樹脂の特徴
10.3.2 ABS樹脂とめっき膜との密着性
10.3.3 ABS樹脂上のめっき工程
10.4 めっきの前処理
10.4.1 脱脂:予備脱脂(溶剤脱脂・水系エマルション脱脂)・アルカリ脱脂・電解脱脂(電解洗浄)
10.4.2 酸処理・アルカリ処理:酸洗い・酸浸漬・光沢酸洗い・電解研磨・アルカリ・エッチング
10.5 めっきの後処理
10.5.1 めっきの化成処理:クロメート処理・3価のクロム化成処理・リン酸塩皮膜・金属着色(黒染めなど)
10.5.2 めっきの熱処理:脱水素処理・ウイスカ防止・ピンホール除去・硬度の改質・密着性の向上
11.めっき皮膜の評価
11.1 めっき皮膜の厚さ
:めっき断面の顕微鏡観察法・高周波渦電流法・磁気的測定法・蛍光X線法・
電解式膜厚測定法・重量法・ベータ線法
11.2 めっき皮膜の硬さ
11.2.1 めっき皮膜の硬さ試験法:マイクロ・ビッカース硬さ試験法・ヌープ硬さ試験法・引っかき硬さ試験法
11.3 めっきの耐食性
11.3.1 大気暴露試験
11.3.2 促進腐食試験:塩水噴霧試験・コロードコート試験・亜硫酸ガス試験・複合サイクル腐食試験
11.4 めっき皮膜の密着性
11.4.1 曲げ試験法
11.4.2 摩擦・摩耗試験法
11.4.3 鋼球押込み法
11.4.4 エリクセン試験法
11.4.5 加熱・冷却試験法
11.4.6 粘着テープによる引き剥がし試験
11.5 めっき皮膜の有孔度
11.5.1 フェロキシル試験
11.5.2 浸漬試験
12.めっき排水の処理
12.1 環境汚染対策
12.2 排水の分別
12.2.1 酸・アルカリ系
12.2.2 シアン系
12.2.3 クロム酸系
12.2.4 重金属類の沈殿分離
12.2.5 重金属汚泥(スラッジ)処理
12.2.6 有価資源の回収
12.2.7 そのほかの処理
□質疑・応答□
セミナー講師
【講師詳細】
略歴
1977年 大阪大学大学院工学研究科博士前期課程 修了
1977年 石川島播磨重工業(株)
2006年 産業技術総合研究所 客員研究員
2007年 芝浦工業大学 教授(システム工学部)
2009年 山梨大学 教授(大学院医学工学総合研究部)
2017年 ソノヤラボ株式会社 代表
山梨大学名誉教授
専門
◇接合(アーク溶接、レーザ溶接、接着、超音波接合、摩擦攪拌など)
◇表面処理(溶射、めっき、レーザなど)
◇金属材料
◇塑性加工
◇ライフサイクルアセスメント(LCA) 等
資格
◇技術士(金属部門)
◇International Welding Engineer(IWE)
◇環境マネジメントシステム(ISO14001)審査員
業務・研究内容
◇接合、表面処理などの技術コンサルタント・研究支援
◇現在、アルミ・異材の超音波接合の研究開発に注力
著書
◇溶射技術とその応用(単著):2013年9月、コロナ社
◇化学工学便覧(共著):2011年1月、(社)化学工学会
◇環境圏の新しい燃焼工学(共著):1998年11月、㈱サイエンスフオーラム
◇エコマテリアル辞典(共著):1996年10月、㈱サイエンスフオーラム
セミナー受講料
49,500円( S&T会員受講料46,970円 ) ※資料付、会場受講の場合のみ昼食付
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
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1名申込みの場合:35,200円 ( S&T会員受講料 33,440円 )
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※他の割引は併用できません。
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