初心者向けセミナーです 【中止】<基礎から学べる>バイオフィルムセミナー~ぬめりの新たな評価と対策・活用~

目的に応じたバイオフィルム形成の操作法について、
実例を紹介しながら講義します

バイオフィルムの対策・活用、評価に関心がある方はぜひご参加ください!
新たな濡れ性評価装置「Wettio」の実機デモを交えて解説

セミナー講師

国立高等専門学校機構 鈴鹿工業高等専門学校
 材料工学科 教授 博士(工学) 兼松 秀行 先生
国立研究開発法人 理化学研究所
 生命機能科学研究センター 研究員 博士(工学) 田中 信行 先生
株式会社北川鉄工所
 新事業推進本部 技術担当係長  春園 嘉英 先生

【講師ご紹介】
・鈴鹿工専 兼松先生

1986年4月 名古屋大学工学部助手
1990年3月 大阪大学工学部助手
1992年4月 鈴鹿工業高等専門学校助手
1994年4月 同講師
1997年4月 同助教授
2007年4月 同教授 現在に至る
【専門】
電気化学、表面工学、腐食工学、バイオフィルム工学

・理化学研究所 田中先生
2011年、大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。
2011~2013年、日本学術振興会特別研究員PDとして
東京女子医科大学先端生命医科学研究所に勤務。
2013~2015年、大阪大学大学院基礎工学研究科助教を経て、
2015年より現職、2020年4月より上級研究員。
【専門】
機械工学、ロボティクス・メカトロニクス、
バイオメディカルエンジニアリングを背景に、
バイオ界面の親水性を切り口として細胞の濡れ性評価法の開発・応用に従事。

・株式会社北川鉄工所 春園先生
(株)北川鉄工所にて、産業機械、理化学機器の開発・設計に従事。
2015年より濡れ性評価装置の開発を手がけ、現在に至る。
2020年4月より開発本部開発課 課長。
【専門】
機械設計

セミナー受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

セミナー趣旨

バイオフィルムは、微生物と微生物が産生する細胞外高分子物質(多糖類やタンパク質など)の集合体であり、一般的には“ヌメリ”として知られています。バイオフィルムは、水と微生物が付着できる物体があればどこにでも発生し、環境・衛生に影響を与え、例えば、水中構造物の腐食の原因ともなります。このような場面ではバイオフィルム形成を抑制することが求められます。一方、バイオフィルムは、水棲植物の足場にもなり、藻場回復など水中環境改善のために活用されはじめています。このような場合、バイオフィルム形成を促進することが必要となります。目的に応じてバイオフィルム形成をコントロールする手法について、実際の例を紹介しながら解説します。
材料研究や商品開発の現場において、バイオフィルムをコントロールするために素材や表面特性、コーティングなどが調整された試料を作製し、これら試料に対するバイオフィルム形成試験が行われます。このとき、どのようにバイオフィルムを形成させるのか、またどのようにバイオフィルム形成を評価するのかといった課題があります。バイオフィルムの形成と評価の方法について、それぞれの特徴と共に解説します。
バイオフィルム評価では、多くの場合で試料作製工程が必要となり、煩雑であるうえに、試料自体の性質が失われてしまう可能性もあります。近年、バイオフィルムが親水性物質を豊富に含むことに着目し、表面の濡れ性を介して、試料作製工程を経ることなく、そのままの状態でバイオフィルム形成を評価する手法が開発されています。ここでは本手法と原理、応用について、実際の研究で使用された新たな濡れ性評価装置「Wettio」の実機デモを交えて解説します。

受講対象・レベル

・バイオフィルム対策・活用に関心がある方。
・バイオフィルム評価に関心がある方。
・新たな濡れ性評価法でのバイオフィルムやその他素材評価に関心がある方。

習得できる知識

・バイオフィルムの基礎
・バイオフィルムの対策と活用
・バイオフィルムの評価
・新たな濡れ性評価法

セミナープログラム

●第1部 12:30~13:40 兼松先生
1.バイオフィルムの基礎
 1) バイオフィルムとは
 2) 環境分野のバイオフィルム
 3) バイオメディカル分野のバイオフィルム
 4) バイオフィルム発生の実際例

2.バイオフィルムの対策
 1) 手法
 2) 実際例

3.バイオフィルムの活用
 1) 手法
 2) 実際例:鉄鋼スラグ表面のバイオフィルムによる藻場再生促進


●第2部 13:50~15:00 田中先生
4.バイオフィルムの評価
 1) なぜバイオフィルムを評価するのか
 2) バイオフィルム評価の課題
 3) バイオフィルム形成法
 4) ラボラトリーバイオフィルムリアクター
 5) バイオフィルム評価法
 6) 顕微鏡観察
 7) 共焦点レーザー走査型顕微鏡
 8) 走査型電子顕微鏡
 9) ラマン分光法
10) 赤外分光法
11) 水晶振動子マイクロバランス法
12) 濡れ性評価法


●第3部 15:10~16:30 春園先生
5.新たな濡れ性評価法
 1) 濡れ性とは
 2) 濡れ性が関連する現象・特性
 3) 親水性・疎水性
 4) 防曇性・撥水性
 5) 濡れ性評価法
 6) 接触角法
 7) 新たな濡れ性評価装置「Wettio」
 8) 実際例1:プラスチック容器の濡れ性評価 
 9) 実際例2:ゲルの濡れ性評価 
 10) 実機デモ