【中止】タイ・ビジネスにおける法実務の勘所
開催日 |
13:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | 一般社団法人企業研究会 |
キーワード | 企業法務 海外事業進出 人的資源マネジメント総合 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【千代田区】企業研究会セミナールーム |
交通 | 【地下鉄】麹町駅・赤坂見附駅 【JR・地下鉄】四ツ谷駅 |
タイ特有の規制・実務及びその対処法を、
長年タイ法務に携わり、最もタイ法務に精通した講師が
豊富な経験と充実した資料を元に丁寧に解説!
セミナー講師
中山国際法律事務所 代表弁護士 公認不正検査士 海外事業コンサルタント 中山 達樹 氏
1998年東京大学法学部卒業。2007年三宅・山崎法律事務所入所。2010年シンガポール国立大学ロースクール(アジア法専攻)修了。2010~2011年にはシンガポールのDrew & Napier法律事務所に勤務。2015年8月中山国際法律事務所開設、同事務所代表弁護士。2013年中小機構国際化支援アドバイザー。2016年公認不正検査士。
『アジア労働法の実務 Q&A』をはじめ海外進出(主として新興国)に関する著書論文、また講演実績多数。
セミナー受講料
会員 35,200円(本体 32,000円)
一般 38,500円(本体 35,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
セミナー趣旨
日本企業のタイ進出は盛んであるが、タイ特有の規制・実務及びその対処法については、日本ではほとんど知られていない。
GDPRに類似する個人情報保護法や競争法など、グローバル・スタンダードに従った法改正も盛んだ。
そのため、タイの最新状況をアップデートし、改めて戦略的管理体制を確保する必要がある。
そこで、日本で初めてタイに進出した法律事務所で長年タイ法務に携わり、最もタイ法務に精通した弁護士が、比較法的な観点及び「現場の肌感覚」を踏まえ、豊富な経験と充実した資料を元に、「実践的」かつ「戦略的」なタイ実務を丁寧に解説する。
受講対象・レベル
法務部門、海外事業管理部門、監査部門、経営企画部門など関連部門のご担当者
セミナープログラム
1. タイ特有の法実務に対する効果的・戦略的な予防策
(1)タイ特有の規制 -製造業とサービス業の微妙な区別
(2)タイ人気質への対処 -「華人」呼ばわりの是非
(3)事前に絶対にしておくべきこと -簡易DD等
2. 外資規制・ガバナンスと進出ストラクチャー
(1)グレーな規制への対処 -ダミー規制のチェックリスト
(2)戦略的スキーム構築方法 -サイレントパートナースキーム
(3)会計監査の具体的方法 -だれに監査をしてもらうか
3. 改正個人情報保護法及び内部通報制度への実践的な運用
(1)GDPRとの類似性
(2)内部通報における事前準備 -実務的なリスク回避方法
(3)他国との比較
4. M&A・撤退・税務リスクへの準備
(1)独特の資金調達方法 -現地銀行の与信対象は?
(2)係争案件の処理のコツ -日本本社介入の是非と程度
(3)「裏ワザ」的な撤退方法 -税務リスク等を踏まえて
5. 実践的な労務管理・人材育成戦略
(1)売上目標から逆算した人材戦略 -内製化・外製化
(2)タイに送るべき人材とは? -タイの特殊性
(3)Job Hopping対策など -熾烈な従業員争奪合戦
6. 汚職・競争法(カルテル)に対する実務的予防策
(1)Tea Moneyの実践的対処法 -ファシリテーションペイメントとの区別
(2)改正法のインパクト -リスクマトリックス的管理
(3)域外適用と他国法 -競合的適用の可能性
7. その他のタイ子会社管理の妙策・具体的アドバイス
(1)タイ子会社管理の「型」 -見るべき項目リスト
(2)タイの「3K」とは? -カントリーリスクの実態
(3)「クリエイティブ」な管理方法 -コストセンターからの脱却