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精密な微粒子・ マイクロカプセル調製のための要素技術 ―作成のメカニズムから製造時の注意点、開発動向まで―
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学技術 生産工学 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【大田区】大田区産業プラザ(PiO) |
交通 | 【京急】京急蒲田駅 |
★生産コスト削減や高付加価値に繋がる微粒子やマイクロカプセルの作成法とは?
★基礎技術から開発動向の最新情報までを1日で学べるセミナーです!
講師
岡山大学 大学院 自然科学研究科 応用化学専攻 教授 小野 努 先生
1998年 九州大学大学院工学研究科博士後期課程修了 博士(工学)取得
1998年 九州大学大学院工学研究科助手
2006年 岡山大学大学院環境学研究科准教授
2012年 岡山大学大学院自然科学研究科教授
現在に至る
セミナーポイント
■はじめに:
内部に有用な分子を内包するコロイド材料である微粒子・カプセルは,高い付加価値を持ち,様々な材料開発にも応用が可能です。いかにして目的分子を高効率で内封した微粒子やカプセルを調製・製造するかは生産コスト削減や製品の高付加価値化に繋がるため重要な技術です。
本セミナーでは,微粒子やマイクロカプセルが調製されるメカニズムを知ることで,どのような点に注意して機能性微粒子やマイクロカプセルを開発・製造すれば良いかを解説する。
■ご講演中のキーワード:
高分子重合,単分散,マイクロ流路,連続合成,マイクロカプセル,相分離
■受講対象者:
・ナノ〜マイクロスケールの単分散微粒子調製技術を必要とする方
・目的分子を内包したマイクロカプセル調製を行いたい方
・マイクロ流路の特徴を活かした高付加価値材料調製プロセスを考えている方
・マイクロカプセルの生成機構を学びたい方
・バッチ型反応器ではなくフロー型反応器での製造をしたい方
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
■必要な予備知識:
・化学に関する基礎知識
・この分野に興味のある方であれば,それ以上は特に必要としません。
■本セミナーで習得できること:
・微粒子およびマイクロカプセル調製に関する基礎知識
・生成機構に基づいた微粒子・マイクロカプセル調製のノウハウ
・マイクロ流路を用いた高付加価値材料調製に関する基礎知識・研究開発動向
・目的化合物内封材料の簡便な調製法
セミナー内容
1.高分子微粒子の一般的調製法
(1)高分子微粒子の用途と機能
(2)重合制御による微粒子調製法について
(3)重合制御における微粒子調製メカニズム
(乳化重合,分散重合,懸濁重合,ミニエマルション重合など)
(4)液滴をベースとした高分子微粒子調製技術
(液中乾燥法,溶媒拡散法)
2.マイクロカプセルの一般的調製法
(1)マイクロカプセルの用途と機能
(2)マイクロカプセル調製メカニズム
(in situ重合,相分離法,コアセルベーション)
(3)液滴をベースとしたマイクロカプセル調製技術
(液滴内相分離)
3.マイクロ化学プロセスを利用した単分散微粒子・カプセル調製法
(1)マイクロ空間の学術的・工業的特徴
(2)マイクロ空間内での異相界面制御・物質移動
(3)最近のマイクロ化学研究の開発経緯と微粒子・カプセルへの応用
(4)マイクロ空間の特徴を利用した様々な材料調製技術
(a)単分散液滴生成(乳化)
(b)液滴を利用した微粒子調製(Droplet-to-Particle Technology)
(c)液滴を利用したカプセル調製(Droplet-to-Capsule Technology)
(d)ジェット流を利用したナノ繊維調製(Jet-to-Fiber Technology)
(5)マイクロ化学プロセス構築のためのノウハウ
4.最先端の微粒子・カプセル開発動向と今後の技術展望