使いやすさの定量化と製品開発【大阪開催】
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 人間工学一般 バリアフリー/ユニバーサルデザイン 人体計測・センシング |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | 【大阪市中央区】ドーンセンター |
交通 | 【京阪・地下鉄】天満橋駅 |
人間データに基づく使いやすさ評価の具体的な進め方を
人間工学の立場から事例を交えて分かりやすく解説します!
~ユニバーサルデザイン、高齢者対応を中心に~
セミナー講師
大阪市立大学 大学院 生活科学研究科 教授 医学博士 岡田 明 氏
<ご専門>
人間工学
<学協会>
人類働態学会会長,日本人間工学会理事,日本生理人類学会理事,他
<ご略歴>
1980年千葉大学大学院工学研究科修士課程修了,日本大学医学部,千葉大学工学部,大阪市立大学生活科学部を経て,2004年より現職
セミナー受講料
55,000円(税込、昼食・資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
消費税が10%になります。
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ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。
セミナー趣旨
超高齢社会に入りユニバーサルデザインの考え方が浸透しつつある現在、誰でも使いやすく快適なモノづくりが強く求められています。それを実現するためには、寸法、動態、感覚、認知、行動、感性などの人間のデータやニーズを定量的に捉えながら、それらを設計値に落し込まなければなりません。こうした人間データは翻訳をしなければ設計値として使えません。製品の使いやすさを操作性テストや生理計測で証明しようとしても適切なプロセスを踏まなければ正しい答えは導けません。
この講演では、ユニバーサルデザインや高齢者対応デザインを含むこうした人間データに基づく使いやすさ評価の具体的な進め方を、人間工学の立場から事例を交えて分かりやすく解説していきます。
受講対象・レベル
・人間中心のモノづくり,ユニバーサルデザイン,安全設計などに関わる技術者,デザイナー,開発担当者
習得できる知識
・人間中心のモノづくりを実践するためのプロセス
・使いやすさの定量化のための人間特性の調査・測定手法
・人間データの正しい解釈と適用の方法
・ユニバーサルデザインの考え方と動向
セミナープログラム
1.使いやすさと人間工学
・本論に先立つこんな事例
・ユニバーサルデザインの誤解と正しい捉え方
2.良い設計・悪い設計
・何が良い/悪いを決めるのか?
・事例紹介
3.使いやすさ設計のための人間データの導き方
・寸法/運動機能/感覚機能/認知機能データ事例
・人間データの引出し方
・人間の計測を失敗しないための考慮点とコツ
・ユーザニーズの取違いを避けるポイント
4.人間データを設計値に翻訳する
・使いやすさ設計のプロセス
・適用を誤らないためのデータ解釈
・設計値に落し込むためのデータ変換
5.使いやすさのデザインと評価に関わる動向と課題
・具体的な設計評価事例
・快適性と機能低下の矛盾
・人材の育成