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QUESTION 質問No.606

ドライメカニカルシールの音

生産 |投稿日時:
反応装置の攪拌翼のシール部にメカニカルシールを使用しています。
新規交換後の試運転でメカニカルシール付近で擦れる音がしています。
音の原因はシール面の接触のようですが、特定できていません。
おそらく、メカニカルシールの摺動部の接触ですが、接触を確認する方法は何かありますでしょうか?
またこのまま放置しているとどのような影響が考えられるでしょうか?

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ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

yama様

はじめまして、設備管理の専門家の清岡と申します。
Q&Aの確認が遅くなり、申し訳ございません。
一般的なことしか言えませんが、回答いたします。

■結論
・基本的には、メカニカルシールの摺動面が接触しているか確認することは容易ではありません。
・反応装置の取り扱い物質の危険性や生産への影響を考慮して、適正な時期に調整や再交換などの処置を行う必要があると考えられます。

■接触しているか確認する方法案
・メカニカルシールの温度上昇具合を確認する
・回転数を変えながら、音の変化を確認する
・振動周波数を測定する
→摺動面で接触している場合、特定の周波数が検知されるということ考えずらいです。
 反対に、ベアリングやカップリングの接触だと、特定の周波数で安定している可能性が高いです。
・撹拌機を停止できる場合は、メカのセットを調整しながら、手回しして、トルクを確認する

■放っておいた場合の影響
・一般的にメカニカルシールは、摺動面に割れや欠けが発生すると、漏れが止まらなくなりますので、そのまま運転することは、おすすめできません。
・材質が硬いも(SIC、超硬合金など)の場合は、欠ける可能性はそれほど高くありませんので、温度や漏れ具合を見ながら、短期的に運転するという選択肢は、ありだと思います。
・どうしても運転しないといけない場合は、予備品を手配しておき、いつでも再交換できる体制にしておくことを、推奨します。

■取り外した際に確認すること
・取り外す前に、メカニカルシールのセット寸法(セット位置)を測定
・取り外し後、摺動面の傷を確認する
・スプリングなどを観察し、適正な圧力にセットされているか確認する
・摺動面をオプティカルフラットと呼ばれるガラスの平面板で、平面具合を確認する
・電子顕微鏡などで、摺動面を確認する手もある