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QUESTION 質問No.6

二酸化マンガン及び酸化セリュウムの粉体の添着方法

設計・開発固有技術 |投稿日時:
二酸化マンガンと酸化セリュウムの粉体をSi/Sicで作成した多孔質のフィルターに添着させる方法を探しています。

添着後剥離が起きず、長く使用ができ、且つ容易で安価な添着方法を教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願いします。




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ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

サイトの管理人です。
当サイトは革新技法専門家集団ですので、固有技術は不得意ですが、知り合いの技術士にあたってみます。
多少お時間がかかると思います。
御了承下さい。




ANSWER
回答No2 | 投稿日時:

技術士会名簿で専門家を検索し連絡を取りましたところ、2名の方から回答がありました。
本件につき、さらに質問を続けたい場合は、ページ上部のお問い合わせフォーム(http://www.monodukuri.com/inquiry/)を使ってご連絡ください。
専門技術士に転送いたします。


●化学部門のS氏からの回答:

ご質問の件、「添着」という用語はフィルタ業界の専門用語のようですが、少し
調べたところ、小生が専門としている固体触媒の業界で「担持」と呼んでいる概
念とほぼ同意と思われます。小生は種々の触媒開発などを行っていましたので、
固体支持体上に金属や金属酸化物などの微粒子を制御して付着(=担持)させた
ものを作るといった仕事の経験は豊富です。

ご質問に対する回答を検討するためには、Si/SiC製の多孔質フィルタの構造(繊
維を編んだもの、繊維の不職布、微粒子の焼結体など?)やそのサイズ、酸化マ
ンガンや酸化セリウム粒子の粒子径や粒子形状、さらにはフィルタの使用条件な
どの情報を与えていただく必要があるだろうと思います。できれば使用目的など
も明らかにしていただければ、添着する際にどんな方法が許容され、どんな方法
が許容できないかなどの判断にも役立つと思います。

いずれにしても、このご質問に対して、即座に「こうこうすればOK」というよう
な回答は出てこないだろうと思います。例えば、一緒に種々の方法を検討してみ
て、実際に試作して、それを評価し、というような一連の実験検討が必要となる
のではないでしょうか? 

そのような検討をする際の、お手伝いや若干の知恵をご提供するということであ
れば(小生の手に負えるものかどうかは付加的な情報を吟味して判断する必要が
ありますが)、少しはお役にたてるかもしれません。もちろん、お手伝いの内容
によっては報酬をいただくこともあると思います。

歯切れの悪くて恐縮ですが、与えられた条件から判断した小生なりの回答はこの
ようなものとなります。よろしくご検討願います。


●同じく化学部門の技術士N氏からの回答:

MnO2とCeO2の添着方法との事ですが、以下の方法が考えられます。ただし、先方の被
添着物の性状が多孔質と書かれている以外は不明ですので、適当かどうかはわかりか
ねます。

一般に触媒を製造する際には、酸化アルミナ、シリカなどの多孔質の担体に金属酸化
物を添着させます。その方法を適用できる可能性があります。具体的には、目的とす
る金属、この質問の場合はマンガンおよびセリウムですが、これらの硝酸塩とか酢酸
塩などの水溶液に使用する多孔質物質をつけ込んだあと、乾燥、焼成することにより
酸化物とするものです。