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QUESTION 質問No.323

生産実績統計分析手法

生産 SQC(統計的品質管理) | 投稿日時:
現在当社生産実績DATAの最善分析手法を模索中です。10程生産ラインを抱えており各ラインとも日々2~3回の切替がありDATA項目は日々総生産数、ライン作業時間(昼休みを除いたライン操業時間、残業時間含む)、稼働時間(実際に機械生産稼動時間)、定時間生産数(個/7.75H)、生産個数/1H、機械稼働率%(稼働時間/作業時間)、目標達成率%(生産個数/大まかな製品仕様ごとの稼働時間算出機械能力)等ありますが、さまざまな要因分析するにあたりイマイチ観えてきません。これを元手に最善手法を教えてください。
補足・・・生産品ごとの機械能力DATAがあればいいのですが、現状日々労力を要するためありません。因みに当社少ロット多品種製造工場です。


ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

生産管理システムの改善をおこなっています、ハリーコンサルティング事務所の松村です。

いろいろな指標を用いながら工夫してデータ化されている様子ですね。
生産ラインの現場を見ておりませんので、外注なしで、一つのラインに複数の設備・工程がある、という前提で考えます。

一口に生産実績分析と言いましても、性能稼働率なのか、時間稼働率なのか、不良率なのか、と視点をどこに置くのかによって異なります。

儲かる=「会社としてゼニを稼ぐ」というシンプルな考え方でいけば「売上」-「材料費」となります。

言い換えますと、売上は上げて、材料費は下げて、その差をマックスにするように常時モニターすることです。

売上の指標では、出来高を管理することです。
製品ごとのサイクルタイム(機械能力データ)を求めて、時間当り又は日当り目標数値設定を行います。

ラインでは1回当りの段取替え時間の目標値を設定する必要があります。こちらは改善活動により短縮させる仕掛け作りも必要でしょう。
もし手作業工程がある場合、標準作業として製品当りのサイクルタイムを求めてこちらも時間当り又は日当りの目標数値設定は可能です。
ムダな動作がないか、改善活動の仕掛け作りの第一歩になるでしょう。

極端な言い方ですが、得意先からの受注がないのに見せかけの稼働による作りすぎをモニターするために原材料・仕掛品・完成品の在庫回転率を求めることも大切です。こちらが結果として材料費削減の指標に繋がりますし、製造リードタイム短縮のための指標にもなります。

これらを模造紙に書き、現場の担当者が日々直接書き入れるようにして現場の問題点を共有しつつ改善に結びつけるツールにしてもいいでしょう。

不良品をなくす仕掛作りは当然ですので、高品質を落とさずに上記指標をモニターすることが大切です。

ご参考になりましたら幸いです。