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ものづくりで早く成功するには?(2012/12/04配信)
ものづくり革新便り 2012年12月4日号
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皆様は今年の目標を達成しましたか?
結果はともかく、新しい挑戦を実行した人は経験という資産を手に入れたはずです。
ユニクロの柳井社長曰く「1勝9敗、早く失敗してはやく修正する」
PDCAサイクルを高速で回すことと言えます。
高度成長期と異なり、不確定要素が多い現代だからこそ、
身を縮めるのではなく、新しいプロセスへの挑戦が重要と教えてくれます。
投資ファンドから副社長として送り込まれてわずか3年にして、
営業利益率20%近い超優良企業に変貌させた手腕が注目されています。
先進的な標準型に統一したこと。
もう一つは、納期にこだわり4か月を1週間に大幅に短縮して、
自社と顧客企業の在庫負担を削減したことです。
現場力が弱いというアジア各国の弱点を突いたところに特徴があります。
また部分最適に陥りがちだった組織を、明確な共通目標に向かわせ、
全体最適活動に変質させた点も見逃せません。
あるものの、価格圧力が強く利益低迷に悩む中堅企業にとって、
大いに参考になるのではないでしょうか。
今号の内容
1.掲載記事ピックアップ
2.「世の中にないモノづくりで世界で勝ち抜く」特別講演
3.若手技術者が自分で問題を見つけ解決できるようになるセミナー
4.技法解説#42:ワイブル解析
5.書籍紹介:「品質管理のためのカイゼン入門」山田秀著
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1.掲載記事ピックアップ
11月後半はものづくり革新ナビに、3件の解説と2件の事例記事を新掲載
しました。
解説:
(1)経営判断のための会計法であるスループット会計by今岡氏
(2)スケジュール・進捗管理の切り札CCPMバファーマネジメント
by津曲氏
(3)多変数&大量データの解析と判断MTシステムの応用分野by手島氏
http://www.monodukuri.com/gihou/
事例:
(1)九州松下電器のシュレッダー刃形状小型化事例
(2)安川電機でフォトカプラの新規品を合理的に判定した事例
http://www.monodukuri.com/jirei/
2.「世の中にないモノづくりで世界で勝ち抜く」特別講演
12月8日と9日関西学院大学で開催される日本経営システム学会の初日
最後に、高速水着用の素材提供で一躍有名になった山本化学工業の山本
社長が、その開発のプロセスを講演します。
一般発表の中では、パナソニック関係者による薄型テレビのコモディティ
化、意思決定、プラットフォーム、サプライチェーン関連は非常に
興味深いところです。
http://www.jams-web.jp/images/49thprog.pdf
3.若手技術者が自分で問題を見つけ解決できるようになるセミナー
ものづくり革新ナビ登録専門家の古謝秀明氏が技術者の創造力教育をテー
マとして12月13日にセミナーを開催します。
近年重要な視点ですので、奮ってご参加ください。
開催地:KFC Room(国際ファッションセンター)(東京・両国)
主催者:一般社団法人企業研究会
http://www.bri.or.jp/pgdata/121547.pdf
4.技法解説#42:ワイブル解析
複雑なシステムは構成される最も弱い部分から故障するというモデルの
もとに、物体の故障を時系列的に記述するための確率分布がワイブル分
布で、この分布を利用してシステムの故障状態を調べる方法です。
安定する「偶発故障期」、各部の寿命が近づいた「摩耗故障期」に分け
られ、いずれの故障率もワイブル関数で示すことが可能です。
とで、一定時間後の故障率が予想できます。
http://ktsc.cafe.coocan.jp/reliability1.pdf
5.「品質管理のためのカイゼン入門」山田秀著
本書は、改善の進め方や役立つ手法をまとめた新書サイズの入門書です。
基本的な考え方から重要事項、デミングサイクルの各ステップの詳細まで
一通りやさしく解説されているので、全くの初心者が第一歩として読むのに
最適でしょう。
手法類もQ7、N7からQFD,タグチメソッド、ワイブル解析まで広範に
扱っていますが、さすがに浅い説明となっており、これだけで実践する事は
難しいでしょう。
また最終章にはカイゼンの実践例を5件取り上げており、初心者の理解を
助けています。
http://www.nikkeibookvideo.com/item-detail/11092/
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こととして(https://www.facebook.com/osamu.kumasaka)、
記録的には昨年より10分以上遅い4時間28分でした。
記録サイト(http://ikki.sakura.ne.jp/)を見直してみたら、
8月と9月の走行距離が大分少なめでした。
数年前のつくばマラソンでは、スタート前の予想タイムと30秒差の記録となって、
自分でも驚いたほどです。
時間をかけて着実に力を付けてゆく必要性を痛感しました。