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製造業の健康維持とは(2013/03/06配信)

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製造業の健康維持とは: ものづくり革新便り   2013年3月6日号
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1月に入院して手術した経過を見るために
昨日母親を市内の整形外科医院に連れて行きました。
手術以前は、背中と足がしびれて眠れなかったのが、
今ではすっかり治って快適に生活しています。
以前通院していた医院では、高齢のせいで手術できないと言われていたのが
ある人から紹介された今のところへ12月に行ったところ
手術で回復の可能性が高いと言われてすぐに手術の日を決め、
上のような結果になっているわけです。




前の医者も悪意はなかったのでしょうが、
手術の腕がなかったのでしょう。




あのまま通院していたら、遠くない将来半身不随になっていたようです。




ここから得られた教訓は、情報が重要であることと、
良い医者にかかれば、重病でも治るということです。




製造業も同じで、
健康である分にはそのまま生活(運営)していて構いませんが、
定期的に健康診断することと、
生産、品質、開発などに病気(問題)の自覚症状がでたら、
適切な医者(専門家)に見てもらい、迅速に処方する事が重要です。




だれが「適切な医者」なのかは、
ものづくり革新ナビが参考になるように努力しています。




登録した専門家で適切と思われる専門家が見つからない場合も、
お問い合わせいただければ、必ず探し出してご連絡いたします。




3月27日に予定している「ものづくり革新ナビ講演会/交流会」も、そんな
専門家とのネットワークづくりのために企画しました。
 http://www.monodukuri.com/information/detail/14




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今号の内容
 1.新機能続々:特典ファイルの無料ダウンロードなど
 2.専門家ピックアップ
 3.掲載記事ピックアップ
 4.登録専門家が日刊工業新聞主催セミナーの講師に
 5.商品の価値形成イノベーション講演会(妹尾堅一郎氏)
 6.グローバル化を実践している経営者3人の講演
 7.技法解説#48:Q7その4 チェックシート
 8.書籍紹介:「QC7つ道具の書き方使い方」
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 1.新機能続々
ものづくり革新ナビは$$$name$$$さんのご期待に応えるべく、
日々機能を追加しています。今回は3つご紹介しましょう。




(1)特典ファイルの無料ダウンロード
各ページの一番下にダウンロードへのリンクがあります。
★品質問題ゼロ体制構築のチェックシート
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/90
★TRIZの矛盾解決マトリクス
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/95
★L18直交表/SN比解析ワークシート
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/74




(2)記事リクエスト機能
技法や事例の分類で、もっと記事を観たい場合は、
その分類インデックスページにある「記事をリクエストする」ボタンを
クリックしてください。
関連専門家に伝達されます。




(3)メルマガバックナンバーの閲覧
会員マイページのメニューから閲覧が可能となりました。
 http://www.monodukuri.com/members/login





 2.専門家ピックアップ
先月新たに仲間になった鈴木甫氏は、富士製鉄から新日本製鉄勤務時代に
IEはじめとした各種手法を駆使して現場の生産革新を推進し、退職後は
新グループを結成して国内外企業の現場革新を支援しています。
 http://www.monodukuri.com/specialists/profile/38





 3.掲載記事ピックアップ
2月後半は、6件の解説を新たに掲載しました。
解説:
(1)効果的な教育研修の進め方1 ~教育体系の作り方~
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/109
(2)モノづくり十の掟 -戦略的技術者を目指せ-
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/110
(3)国際生産成功のための基本的要点
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/111
(4)[アメリカ先願主義への移行] 新規性について
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/112
(5)効果的な教育研修の進め方2  ~OJTの進め方~
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/113
(6)ステージゲート法で 「熱意」は評価の対象とすべきか?
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/114





 4.登録専門家が日刊工業新聞主催セミナーの講師に
当社は日刊工業新聞社のセミナー部門に協力することとなり、登録専門家が
今後続々と登壇いたします。
まずは、3月分をご紹介します。




★3月14日:長谷部光雄:二時間で理解できるタグチメソッド
 http://www.metroguide.jp/seminar/20130314/index.html




★3月18日:本田陽広:設計起因の品質問題を直す設計と設計審査の考え方
 http://www.metroguide.jp/seminar/20130318/index.html




★3月29日:村田一郎:R-Mapで見える化すると
 http://www.metroguide.jp/seminar/20130329/index.html





 5.商品の価値形成イノベーション講演会(妹尾堅一郎)
その時々に注目されているイノベーターを招待するAICOS2012(アキバイノベー
ションカレッジオープンセミナー)の今年度最終回は、3月13日18:30から
秋葉原ダイビルにて、協議会会長でもある妹尾堅一郎氏が「商品の価値形成が
どこでなされるか」をテーマに講演します。
昨年講演での「逆ハンバーガーモデル」がどこまで進化したのか注目されると
ともに、終了後多彩な人材が交流する懇親会も楽しみです。
私も参加予定ですので、現地でお会いしましょう。
 http://www.akiba-ic.jp/seminar.html#sem02




 6.グローバル化を実践している経営者の講演
3月15日13:30からホテルグランドパレスで開催される「グローバル競争に
負けないオンリーワン経営」では、中小企業経営者3人が自社の世界戦略を
語ります。
グローバル化の必要性は、産業界における共通認識となっているものの、
実際の推進、展開形態は企業毎に異なります。
大垣精工、東海バネ工業、ディークルーテクノロジーズという特徴的な3社の
社長が各様のビジョンを語ります。
 http://www.metroguide.jp/seminar/20130315/index.html




 7.技法解説#48:Q7その4チェックシート
チェックシートとは、検査などで予め用意され、その場で記入される度数
表のことです。一通りの検査、測定が終わったあとにまとめて解析するの
ではなく、その場で逐次的にヒストグラム状の解析ができます。
近年ではセンサー技術、デジタル技術の発展によりデータ量は増えるものの、
メモリーに貯めこまれるだけで使われないものも増えています。手作業での
記入は前時代的にも見えますが、その場で記録する事で初めて分かる現象も
多く、今でも充分有効な手法です。




 8.書籍紹介:「QC7つ道具の書き方使い方」
QC7つ道具は今やさほど難しい手法ではありませんが、いざ自分の業務で
使おうとするととまどう事もあるでしょう。
新日本製鉄時代から長い期間小集団活動を推進してきた宮川宏之の本書は、
まずは書いてみる段階から使い慣れる段階までの入門者に対して、多くの
サンプルを示しながら7つ道具を解説していきますので、そのまま参考に
なるケースが多いでしょう。
第5章には「覚え方」という項目もあり、小集団活動で実践することの
教育的意味についても述べています。
 http://www.brain-d.co.jp/eccube/products/detail.php?product_id=6




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前号でお知らせしたスキーの市民大会ですが、何と今シーズンの初滑りで
出場して年代別2位の表彰を受けました。シーズンになると毎週練習して
いる優勝者とのタイム差は1秒もありませんでした。昨年は0.4秒差です。
ここで湧き上がる疑問は、「練習でタイムは縮まるのか?」です。
私の考えは「練習によってタイムはさほど変わらないが、失敗が減る」です。
大回転競技のタイムはスキーの描くラインどりに大きく影響され、これは
競技者のセンス、イメージによるところが多く、ある程度経験すると
練習に寄らず一定になりますが、練習をしないと脚力が不足し、思った
ライン通りコントロールできない場合が生じます。
今回は距離も短く、セットも簡単だったためあまり違いが現れなかった
のでしょう。
家内からは、もう練習と称して滑りに行く必要はないね、と脅されました。