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難しいことをやさしく伝えることこそが価値 (2013/09/04配信)
□■ ものづくり革新便り2013年9月4日号 □■
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この号は時差による睡魔を克服しながら書いています。
市場問題未然防止セミナー講師を担当しました。
前モデルの問題処理に追われているようでした。
未然防止の一般的な考え方、手法を事例も交えて説明し、
受講生が少ないことから、後半は各社の個別課題相談コーナーとして、
用意してこなかった資料も使って最適対応を指南しました。
これまで入手、作成したほとんどの情報を
ノートPCの中に収めて常時携帯しているため
かなり広い範囲の課題に対応する事が可能です。
問題発生を未然防止する事であり、
全般に渡って楽ができるわけではありません。
次モデルの負荷がかかりますから、相当な努力が必要です。
しかしそれを乗り越えないと、
永遠に火消しのサイクルが回り続けます。
どこかで現状の1.5倍の苦労を覚悟する必要があるのです。
専門家の力を借りる事を是非検討して下さい。
今号の内容
1.ものづくり改善ネットワーク出版記念講演会のご案内
2.新登録専門家のご紹介
3.新着掲載記事
4.品質管理学会主催「マーケットイン思考再考」ご案内
5.共催セミナーご案内
6.技法解説#60:多元配置実験と分散分析
7.書籍紹介:「実験計画と分散分析のはなし 」(大村平)
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┃1┃ものづくり改善ネットワーク出版記念講演会のご案内
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地域ものづくり改善インストラクターの育成を進めていますが、
代表理事である東大の藤本先生や中心メンバーの山形大学の柴田先生が、
活動の背景や成果、将来の方向をまとめて
「ものづくり成長戦略」を8月に出版しました。
9月20日(金)にはそれを記念して講演会を開催します。
関係者が辿ってきた道のりと
そこから発見したものづくり改善のあるべき姿を
聞けることが期待されます。
http://www.mkn.or.jp/shuppan.html
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┃2┃新登録専門家のご紹介
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精通されていながら、次第に人材育成の教育の専門家となり、明るく
独創的な風土を生み出すように指導しています。
http://www.monodukuri.com/specialists/profile/53
経営指導を進め、近年は特に長年に渡って築いたアセアン各国のネット
ワークを活用し、進出を検討する製造業を支援しています。
http://www.monodukuri.com/specialists/profile/54
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┃3┃新着掲載記事
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解説:
(1)ブレーンライティングとは
http://www.monodukuri.com/gihou/article/166
(2)開発テーマの判断で過去の投資はテーマ評価の考慮外
http://www.monodukuri.com/gihou/article/167
(3)製品ライフサイクルとサプライチェーン
http://www.monodukuri.com/gihou/article/168
(4)安全表示のあれこれ
http://www.monodukuri.com/gihou/article/169
(5)QC7つ道具は8つ道具だった!?
http://www.monodukuri.com/gihou/article/170
(6)MTシステム超入門 第11回
http://www.monodukuri.com/gihou/article/171
事例:
(7)中国・華南生産品質の実情
http://www.monodukuri.com/jirei/article/70
記事掲載時に連絡メールが配信されますので、ご利用ください。
http://www.monodukuri.com/members/login/
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┃4┃品質管理学会主催「マーケットイン思考再考」ご案内
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日科技連高円寺ビル5階でお酒を飲みながら品質を語る
クオリティトーク(旧名クオリティパブ)を開催しており、
9月18日(水)18:00~20:30は玉川大学の永井先生による
「マーケット・イン思想再考-QFDの視点から-」 です。
製造品質から設計品質そして企画品質へとテーマが拡がっており、
これは日本のものづくり付加価値ポイントの移動と
一致している様に思われます。
$$$name$$$さんも是非ご参加ください。
今回は私もおそらく会場に居るはずです。
http://www.jsqc.org/q/news/events/
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┃5┃共催セミナー案内
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つとめるセミナーです。
参加費7000円ですので、関心のあるテーマに気軽にご参加ください。
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/48
再構築の進め方」 松林光男
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/47
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/27
(4)9月10日「経営資源パワーアップ セミナー」平本靖夫
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/50
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┃7┃技法解説#60:多元配置実験と分散分析
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他のすべてを固定した実験、解析であり、
二つ以上の因子を変化させた組み合わせを同時に実験する場合は
多元配置実験と呼びます。
その結果は、分散分析で各要因の効果と誤差の評価が可能です。
繰り返し誤差などに分解する統計的手法で、
それぞれの効果の影響度を定量的に分解します。
たちどころに分析できますから、これまで使っていなかった方は、
これを機会に是非使ってみて下さい。
http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/
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┃8┃書籍紹介:「実験計画と分散分析のはなし 」(大村平)
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平均値からの差分を二乗して評価するというのも何となく分かりますが、
完全に腹に落ちていないと感じている技術者も多いかもしれません。
極めて直感的に理解する事ができます。
これで分からなければ$$$name$$$さんは、定量的な評価が向いていないの
かもしれません。
逆にすでに分散分析をバリバリ使っている本人には不要ですが、
周囲関係者への説明にこれを活用しましょう。
優秀なのだと感じさせられます。
http://www.juse-p.co.jp/cgi-bin/html.pl5?i=ISBN978-4-8171-9457-2
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│編│集│後│記│
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9月2日から11日まで、遅い夏休みという事で
娘が5月から滞在中のドイツに来ています。
今日は有名な古城ホテルの一つシェーンベルグに宿泊し、
お殿様気分ンを味わっていますが、ここも日本人客が多いです。
日本はまだまだ実力以上に評価されているので
さらなる円安、インフレになる前に
できるだけ海外を見ておきたいと思っています。
夜はこうやってメルマガを配信できちゃう訳です。
ホテルやレンタカー、ICEの予約もすべてネットで完結してしまい
つくづく便利な世の中になったものだと実感します。