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日刊工業新聞に連載開始! (2015/04/02配信)

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□■     ものづくり革新便り2015年4月2日号         □■
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ものづくり革新ナビゲーターの熊坂です。



すっかり桜のシーズンに突入していますが、
皆さんのお花見予定はいつでしょうか?



まだ今朝の新聞を見ていないのですが、
今日から毎週木曜日、25週に渡って日刊工業新聞3面に
「モノづくり革新のススメ」という記事が掲載されます。



初回は不肖熊坂が、近年の製造業を取り巻く状況と
プロセス革新の必要性を書かせて頂きました。



次回からはものづくり革新ナビ登録の専門家たちが一人ずつ
それぞれの専門分野での革新方法と事例を書いてまいります。



是非ご覧いただき、御意見や不明の点があれば、
当サイトのQ&AコーナーやFacebookページで質問して下さい。
 http://www.monodukuri.com/qa/
 http://www.facebook.com/mono.kaku.navi



これらの記事が皆さんのプロセス革新に
少しでも役立てば嬉しいです。




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今号の内容
 1.イノベーションカレッジオープンセミナーのご案内
 2.新規専門家のご紹介
 3.ものづくり革新ナビ3周年記念交流会は来週です
 4.新着掲載記事
 5.共催・協賛セミナーのご案内
 6.技法解説#97:ISO9001
 7.書籍紹介「品質を上げればコストは下がる」増島勝著
 8.Q&Aアンケートの結果



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┃1┃イノベーションカレッジオープンセミナーのご案内
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毎回多彩なゲストと塾長妹尾さんの掛け合いでイノベーションを
解体するこのオープンセミナー今年度の第1回は、
シームレスカプセル技術で先端医薬・健康ビジネスを大変革している
森下仁丹の駒村社長が登壇し、その創生の秘密を語ります。



開催日時:4月15日(水)18:30~21:30
開場  :秋葉原ダイビル5階 カンファレンスフロア 5C会議室
テーマ :「“銀粒仁丹”から生まれるイノベーション」
講師  :駒村 純一氏(森下仁丹株式会社 代表取締役社長)
参加費 :セミナー2,500円/人、 懇親会1,000円/人
詳細  :http://nposangaku.org/2015/04/01/1001/




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┃2┃新規専門家のご紹介
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・先月登録した株式会社デイプロットの岩島 光太郎さんは、
技術の事業化プロジェクト指導の専門家です。
異分野技術を組み合わせて、付加価値新商品で稼げる
知財事業モデルを提案します。
 http://www.monodukuri.com/specialists/profile/119



・先月登録した谷萩ビジネスコンサルティングの谷萩祐之さんは、
経営戦略策定から現場に密着した業務プロセス改革の専門家です。
事業ポートフォリオ改革、新規事業による拡大、業務CDや
LT短縮など、クライアント潜在力を最大限に活かして実現します。
 http://www.monodukuri.com/specialists/profile/120




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┃3┃ものづくり革新ナビ3周年記念交流会は来週です
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製造業関係者が横のネットワークを拡げる交流会が、
いよいよ近づいてきました。
Facebookイベントページで「未定」の方がたくさんおられますが、
準備の関係上早めに申込んでいただけるとありがたいです。



ここにきてWebサイトにちょっと大きな変更を掛けることが決まり、
交流会の席上で重大発表を計画しています。



    記
開催日時:4月10日(金)18:15開場、18:30開始、21:30終了予定
会場  :北とぴあ(JR/メトロ王子駅そば)14Fカナリアホール
 http://www.monodukuri.com/information/detail/46



15分プレゼン:
(1)小川昭氏(横河電機株式会社半導体センター)
「ビッグデータの時代をしぶとく生きる-現場から愛をこめて」



(2)石川朋雄氏(有限会社企画システムコンサルティンク代表取締役)
「一生企画、開発に困らない、中小企業No.1ものづくり開発術」



(3)岡野辰太郎氏(株式会社アーブ 代表取締役)
「「第二創業支援モデル」としてのクラウドファンディング活用」



(4)前田佳宏氏(Distty株式会社 代表取締役CEO)
「ニッポンのモノづくり、切り札は目利き」



交流会:講演終了後テーブル再配置の後に2時間弱の立食形式



会費:5000円(ものづくり革新ナビ会員)
   6000円(ものづくり革新ナビ非会員)
こちらから無料で会員になれます→http://www.monodukuri.com/members/add



申込み:下記のFacebookイベント、もしくはこのメールにご返信下さい。
  参加票を送ります。
 https://www.facebook.com/events/702435519869924/




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┃4┃新着掲載記事
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3月後半は、12件の解説、1件のQ&Aが掲載されました。



解説:
(1)「TRIZのリソース/セルフX/進化のトレンド」粕谷茂
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/606
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/611
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/617



(2)「5Sの本質」大串隆史
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/607
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/613



(3)「MTシステム超入門」手島昌一
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/608



(4)「効率的な実験手順」熊坂治
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/609



(5)「業務改革を実現する問題解決技法」森史明
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/610
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/616



(6)「統計的有意差検定」眞名子和義
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/612



(7)「実践的メトリクス管理」石橋良造
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/614



(8)「研究テーマの多様な情報源」浪江一公
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/615



Q&A:
(1)「アルミ部材表面の微細加工」(未回答)
    http://www.monodukuri.com/qa/detail/61



会員マイページにあなたが関心のある手法を登録しておけば
関連記事の新着時に連絡メールが配信されます。
是非こちらからご登録ください!
 http://www.monodukuri.com/members/login/



Q&Aコーナーにもどんどんご質問くださいね!
 http://www.monodukuri.com/qa/




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┃5┃共催・協賛セミナー案内
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当社で協賛しているセミナーをご紹介します。



(1)4月13日「R&Dテーマ創出・評価・選定のマネジメント 」浪江一公
      http://www.monodukuri.com/seminars/detail/83



(2)4月13日「インドネシア進出に必要な最新生情報 」坪井萬義
      http://www.monodukuri.com/seminars/detail/144



(3)4月16日「ニッチトップ・高収益企業を作る経営施策の考え方 」中村大介
      http://www.monodukuri.com/seminars/detail/128



(4)4月17日「究極の人材育成方法(CDGM)講演会」吉田耕作
      http://www.monodukuri.com/seminars/detail/141




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┃6┃技法解説#97:ISO9001
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ISO9001は、もはや説明の必要もないでしょうが、
国際標準機構による品質マネジメントシステムです。



検査だけでなく、方針設定、開発設計、保管、教育などなど
品質にかかわる全てに関するガイドラインを示す、品質経営の
教科書のような存在です。



その起源は英国規格ですが、制定当時世界一の品質を誇っていた
日本のマネジメントを参考にしていると言われ、
国内の優秀な企業であれば昔から実行している考え方、やり方を
標準化したものと言えます。



トヨタなどは自社の品質システムに自信を持っており、
ISO認証は不要としています。



やみくもに理想を文書化するのではなく、
やっている現状を標準化して、発生した問題をPDCAサイクルで
継続的に改善していくことで、大きな効果を発揮することが
可能になります。
 http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/65




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┃7┃書籍紹介「品質を上げればコストは下がる」増島勝著
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本書はTDKの生産合理化、自動化で大きな成果を上げた著者が、
主にセラミック生産プロセスを例に品質の向上とコスト削減の
同時実現を経験的に解説したものです。



ここでは実践した方法をIQS(Indigenous Quality System)と呼び
生まれながらにして良品ができあがるシステムを志向しています。
そのためには高価であっても安定した材料を使って、
作業者に依存しない自動生産を構築します。



セラミック部品は典型的な大量生産品ですから、
あらゆる工業製品にこの理論が通じるとは思いにくいですが、
矮小な品質向上あるいはコストダウン活動ではなく、
設計、生産技術を根本から見直すことで、65%コストダウンを
実現した考え方と手順は参考になるところがあります。



時間の経過に伴って累積生産量が増加し、品質の安定化と
コストダウンとが同時進行する習熟曲線が実現しており、
品質とコストは偽相関のように、個人的には思えます。




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┃8┃Q&Aアンケート協力の結果
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前回のメールでお願いしたアンケートに17人もの方が御協力下さいました。
心より御礼申し上げますm(_ _)m



今以上にご利用いただくためには、まずその存在を認知してもらうことと
非公開でも利用できる方法を提供することが求められました。



順次対応して参りますが、お待ちいただかずに(^_^)
適宜ご利用下さい。



アンケートページはまだ残っていますので、
継続して皆さんのご意見をお聞かせください。
 http://goo.gl/forms/G6xOrz8ZDZ



製造業関係者が「困った!」「どうしよう?」となった時に、
真っ先に思い出す機能になるように努力して参りますので、
ご同僚やお知り合いへのご紹介もよろしくお願い致します。




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│編│集│後│記│
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先日某学会から査読依頼が回ってきて驚きました。
大学のエラい先生や博士取得者の役割かと思っていました。



実はこの論文、ほとんど図表のない英文17ページの大作で、
しかも日本人が書いた英語ですから、
専門が違う内容とともに翻訳にも悩まされそうでした。
大変興味はあったものの、責任をもって完遂できないと判断して断念。



技術士会広報委員としての査読(というか助言)はかなりやっていますが、
まずは自分の論文をさっさと進めないとお尻に火が点きます。




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