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ネットワークの「ちから」とは?(2014/04/02配信)

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□■     ものづくり革新便り2014年4月2日号         □■
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ものづくり革新ナビゲーターの熊坂です。



Facebookのタイムラインが桜の写真でいっぱいです。
良い季節になりましたね。
あなたのお花見の予定は今週末ですか?



このところメディア露出が多いためか、
多くの組織と協業の話が進んでいます。



単独ではできない事が、一緒になることで可能になる、
そんな事例がたくさん生れ始めました。



製造産業も以前は垂直統合ピラミッド型でしたが、
いまやアメーバ構造で、必要な要素通しが引力でつながっています。



でもその引力を生み出すのは、
イノベーターであるみなさんのお仕事ですね。



交流会への参加をお待ちしていますよ♪




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今号の内容
 1.ものづくり革新ナビ2周年記念講演会/交流会がもうすぐ!
 2.新登録専門家のご紹介
 3.「全体改善のためのトヨタ生産方式」講演会のご案内
 4.新着掲載記事
 5.技法解説#72:シナリオプランニング法
 6.共催・協賛セミナーのご案内 
 7.書籍紹介:「イノベーションへの解」クリステンセン
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┃1┃ものづくり革新ナビ2周年記念講演会/交流会がもうすぐ!
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ものづくりイノベーターが一同に会する日が、いよいよ近づいてきました!
ここで多くの出会いが生まれ、ものづくり活性化の起点になることを願います。
多くの製造業関係者の御参加をお待ちしています。



希望者は、このメールへの御返信にてご連絡ください。
Facebookイベントでの表示でもOKです。
 https://www.facebook.com/events/528455300602325/



  記
イベント名:ものづくり革新ナビ2周年記念講演会・交流会
主催:株式会社産業革新研究所
日時:4月18日(金)18時30分開会 21時30分閉会
場所:北とぴあ14階カナリアホール(JR/メトロ王子駅徒歩3分)
基調講演:山梨学院大学 東秀忠准教授
    「農業を見ることで製造業の将来を考える(仮)」
交流会:講演終了後準備の後に2時間弱の立食形式
    途中で1分間プレゼンコーナー×15人
会費:5000円(ものづくり革新ナビ非会員は6000円)




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┃2┃新登録専門家のご紹介
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・今月登録したオフィス・けむの関龍彦さんは、生産管理IT化の専門家です。
単なる効率化に留まらず、現場に入り込んでともに考え、真に利益が出る
生産管理を実現し続けてきた、中小企業の支援者です。
 http://www.monodukuri.com/specialists/profile/75



・同じく今月登録した高崎駿巧ビジネス コンサルティング・オフィスの
浜田金男さんは、設計・生産・品質改善の専門家です。
中国での製品立ち上げ経験も豊富で、人材の育成と利益が出る工場を作ります。
 http://www.monodukuri.com/specialists/profile/76




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┃3┃「全体改善のためのトヨタ生産方式」講演会のご案内
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トヨタ生産方式は、とかく技術的な手法として誤解されがちですが、
本当に大切なのはモノの見方・考え方であって、手段・方法は
どんどん変化していくものです。
今でもその強みが衰えない所以でしょう。



4月26日(土)16:00-18:00に水道橋の日本大学で講演される
近藤哲夫氏は、その元祖大野耐一氏に直接鍛えられて関東自動車の
生産性を革新し、退職後も多くの企業でその力量を発揮しています。



当日は、IE/大野さん/技術者としてのあるべき姿など、興味深いお話が
たっぷり聞けそうです。
経営工学会西関東支部の主催ですが、非会員も無料で聴講できますので
是非皆さんで聴講しましょう。
おそらく私も懇親会まで参加すると思います。
 http://jimanet.jp/office/branch/nishi-kanto/osirase_main.htm




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┃4┃新着掲載記事
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3月後半は、9件の解説と2件の事例を新たに追加掲載しました。



解説:
(1)「STP分析/3C分析の基本事項」中村大介
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/298
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/304



(2)「クリーンルームダンパーの管理」清水英範
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/299



(3)「技術者のための週報・月報/生産性」粕谷茂
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/301
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/305



(4)「 ステージゲート法 」浪江一公
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/302
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/306



(5)「グローバルな時代の日本的な人事 」熊原健司
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/303



(6)「外国人研修生の上手い活用法」生形厚志
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/307



事例:
(1)「サイコロゲームと交通機関に喩えたSCM」今岡善次郎
 http://www.monodukuri.com/jirei/article/94
 http://www.monodukuri.com/jirei/article/96



会員マイページに関心のある手法を登録しておけば
関連記事の新着時に連絡メールが配信されますので、
是非ご登録ください。
 http://www.monodukuri.com/members/login/




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┃5┃技法解説#72:シナリオプランニング法
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シナリオプランニング法とは、潜在的な要因を含めて可能性のある
将来の環境についてシナリオを複数作成して、あらかじめ対応策を
講じておく方法で、戦略策定などで使われます。



元は第2次世界大戦時に米軍が利用していたOR手法を補うために
開発され、60年代にハーマン・カーンが発表して注目を浴び、
企業や政府など広い分野で使われるようになりました。



予測を目的とするのではないため、あらゆる可能性を考える事に意味はなく
最もありそうなシナリオと対比させる2,3のシナリオについて
対応を備えておくことで、それが現実化した際の決断と行動を
早める効果があります。
 http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/31




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┃6┃共催・協賛セミナー案内
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まずは当社とMONOとの共催セミナーで、参加費は3,000円とお手頃です。



(1)4月3日「実験を合理的に評価する統計手法」細原敏之
  http://everevo.com/event/11877



(2)4月10日「生産や市場で発生する問題を未然に防ぐ設計方法」倉田隆弘
  http://everevo.com/event/11552



(3)4月17日「海外への生産委託の基本と手順」青山利幸
  http://everevo.com/event/11523



(4)4月24日「複雑なプロジェクトを成功に導く方法」工藤崇
  http://everevo.com/event/12110




そして日刊工業新聞社主催、ものづくり革新ナビ共催のセミナーです。



(5)4月24日「新規ビジネスのための人材育成」津曲 公二
  http://www.monodukuri.com/seminars/detail/38




さらに以下のセミナーにも協賛しています。
(6)4月21日「ステージゲート法のR&Dテーママネジメント」浪江一公
  http://www.monodukuri.com/seminars/detail/83



(7)5月15日「マハラノビス・タグチ(MT)システム入門コース」手島昌一
  http://www.monodukuri.com/seminars/detail/12





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┃7┃書籍紹介:イノベーションの解(C.クリステンセン)
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Amazon.comのジェフ・ベゾスCEOが、経営幹部に必ず読ませるビジネス書3冊は
ゴールドラットの「ザ・ゴール」、ドラッガーの「経営者の条件」、そして
このクリステンセンの「イノベーションの解」だそうです。



前作「イノベーションのジレンマ」は、一流企業が優秀なだけに陥る破滅への
道程を見事に説明していますが、本書でその力を逆に使い、成功企業を
ひっくり返して自らが勝者となる方策を導き出しています。



それは顧客の選び方、製品の考え方、組織の構成/選抜、資本の投じ方、
経営者の役割など多岐に及び、理解したからと言って実行が難しいのは
世の常ですが、知ると知らないの差は大きいものがあります。



製造業の管理者、経営者は一読する意義があるでしょう。
うまくすればAmazon並に成長できるかも?しれません。
 http://books.shoeisha.co.jp/book/b72766.html




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│編│集│後│記│
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残雪のために地元で開幕戦を迎えられなかった
我らがヴァンフォーレ甲府ですが、
首位鹿島相手の緒戦を0-4で落としたのは仕方がないとして、
その後は横浜マリノスに勝つなど、
1勝1敗3分けの五分と健闘しています。



毎回対戦相手を徹底的に調査して対応し、
少なくない故障者が出ても、
残されたメンバーの個性を活かしてコンバートするなど
相変わらず城福監督の采配は奮っています。



当然それに応える選手たちとの信頼関係、
そして相手チームへの「おもてなし」感覚溢れるサポーター
地域貢献に奔走する関係スタッフ…



まだJ1シーズンは始まったばかりで
結局上位にはならないかもしれませんが、
地元が誇りに思えるプロヴィンチアの星にはなれそうです。



今晩は地元でナビスコ杯の柏戦。
精一杯応援してきます!