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生活習慣の変化と弁当(2021/05/13配信)

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□■      ものづくり革新便り2021年5月13日号           □■



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新型コロナウイルスのパンデミック宣言から1年以上が経過しました。



緊急事態宣言の延長や対象県・地域の拡大など、収束への道筋がみえない中、



皆様はいかがお過ごしですか?



 



先日、友人と「コロナ禍で、これまでと変わった生活習慣」について



聞いたところ「弁当持参で出勤するようになった」と答えが返ってきました。



インターネットで調べてみたところ、昨年のデータでしたが「弁当持参」と



「1人で食べる」社会人が増えてきていることが分かりました。



 



今週の月曜日には、朝の情報テレビ番組の特集でご飯が炊けたり、



保温・保冷が可能な「高機能弁当箱」が紹介されたりしていましたが、



テークアウトより費用がかからないうえ、感染予防や機能アップの点からも、



この先、弁当持参派が増える傾向にありそうです。



 



デスクでそれぞれが個食というスタイルは、何とも味気ない気もしますが、



今は感染対策を徹底し、私も早く友人らとランチなど食事を楽しみたいものです。



 



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今号の内容



 1. 厚生労働省:テレワーク助成金を新設



 2.新着掲載記事のご紹介



 3.書籍紹介『ICMM入門』Darrell Mann著、中川徹訳



 4.協賛セミナーのご案内



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┃1┃厚生労働省:テレワーク助成金を新設



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厚生労働省が行っているテレワーク普及促進関連事業ですが、



2021年度から「人材確保等支援助成金(テレワークコース)」が



新設されました。良質なテレワークを新規導入・実施することで、



労働者の人材確保や雇用管理改善などの観点から効果をあげた



中小企業事業主が対象です。



 



助成対象となる取り組みは以下の通りです。



1.就業規則・労働協約・労使協定の作成・変更



2.外部専門家によるコンサルティング



3.テレワーク用通信機器の導入・運用



4.労務管理担当者に対する研修



5.労働者に対する研修



 



また、受給には下記措置を実施(一部抜粋)することが必要です。



【機器等導入助成】



1.テレワーク実施計画を作成し、管轄の労働局に提出して、



  その認定を受けること。



2.計画認定日以降、機器等導入助成の支給申請日までに、



  テレワークに関する制度として、所定の内容を規定した



  労働協約または就業規則を整備すること。



【目標達成助成】



1.離職率にかかわる目標の達成



  (1)テレワークに関する制度の整備の結果、評価時離職率が、



計画時離職率以下であること。



  (2)評価時離職率が30%以下であること。



 



支給額は、1企業あたり、支給対象となる経費の20~30(35)%です。



ただ、以下のいずれか低い方の金額が上限となります。



・1企業あたり100万円



・テレワーク実施対象労働者1人あたり20万円



 



詳細は同省HPでご覧ください。



  https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0quf7q0ty9fjvc8pfbJC



 



また、有償になりますが、申請関連書類作成のお手伝いも可能です。



ご希望の場合は気軽にご連絡ください。



 



 



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┃2┃新着掲載記事のご紹介



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4月下旬は、40件の解説、10件の事例を掲載しました。



 



●キーワード解説から、お勧めの2点です。



 



(1) 「MTAと余因子(II)」 村島 繁延                           



 



MT法やMTA法で使われるマハラノビス距離の話をおさらいします。



MT法は、マハラノビス距離を相関行列で説明している本が多いですが、



初学者には、かえって難しいものです。MTとは、マハラノビス・タグチの



略なのですが、基準尺度を計算するところに、タグチの出番はなく



“マハラノビス”そのものです。



今回は、余因子の話からは一旦離れますが、



次回はMTA法の解説をいたします。



 



    https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0qug7q0ty9fjvc8pfvmH



 



(2) 「エンゲージメントとは~技術戦略の立て方」 中村 大介



 



今回は、もうかる会社の社員が楽しそうに働ける理由について



お話していきます。これを読んで頂くことで「やらされ」ではなく、



楽しく働く環境づくりができるようになりますので、



ぜひ最後まで読んでいただければと思います。



 



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0quh7q0ty9fjvc8pfRJM



 



 



●活用事例からです。



 



(1)【SDGs取り組み企業事例】日阪製作所が掲げる「CSRの樹」   



                   



最近ニュースやラジオなどで耳にする機会が増えた「SDGs」。



SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、



持続可能な世界を実現するため、2030年までに達成する国際的な開発



目標のことを指します。内容は17の目標とゴールを達成するためのタ



ーゲット169項目から構成され、飢餓や貧困、教育、地球環境などの



問題解決を目指し「地球上の誰一人として取り残さない」ことをう



たっています。



そうした中、企業はSDGsが指し示す方向性はビジネスの指針



としても無視できないととらえ、事業の差別化や社会貢献など具体



的な活動を始めています。今特集では、国内でSDGsに取り組む企業



を毎月掲載していきます。



 



第3回は、大阪府大阪市の日阪製作所を紹介します



                                 (産業革新研究所 編集部 深澤茂)。



              



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0qui7q0ty9fjvc8pf5dZ



 



★個別の公開質問投稿(無料)はこちらです!



 



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0quj7q0ty9fjvc8pfpzx



 



 



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┃3┃書籍紹介 『ICMM入門』 Darrell Mann著、中川徹訳



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本書はTRIZを核とした創造性研究で知られるDarrell Mannの著書を、



国内のTRIZ権威である中川徹先生が翻訳され、



TRIZ実践と効用シリーズ第5巻として先月出版されました。



 



イノベーションは難しいから価値があるとはいえ、成功率は少しでも



高くしたいものであり、それは組織能力に大きく依存します。



著者は、カーネギーメロン大学が提唱した後に普及した



ソフトウェア開発組織の能力レベル判定法であるCMMI(Capability



Maturity Model Integration)に類似する



「イノベーションを成功させる組織の力」5段階判定法ICMM



(Innovation Capability Maturity Model)を提案します。



 



また、読者が第7章で示される25の質問に回答することで、



自分たちがどのレベルにあるかを知り、業界内でのポジションや



競合他社との比較だけでなく、これからどのように組織を作っていくかの



指針も示されます。



 



イノベーション実現に悩む開発組織の中間管理職や経営者にオススメです。



 



 



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┃4┃協賛セミナーのご案内



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(1) 5月17日「検図のポイントと効果的な進め方」本田 陽広  



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0quk7q0ty9fjvc8pf4dY



 



(2) 5月18日「構内物流の果たすべき役割」仙石 惠一   



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0qul7q0ty9fjvc8pf47j



 



(3) 5月18日「データ分析の基礎講座」高橋 威知郎  



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0qum7q0ty9fjvc8pfkXK



 



(4) 5月20日「QMS入門セミナー」肘井 一也  



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0qun7q0ty9fjvc8pfSwD



 



(5) 5月24日「技術者のための他社特許調査」 栗原 光一郎  



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0quo7q0ty9fjvc8pftVQ



 



(6) 5月25日「コア技術の抽出と技術戦略策定」 中村 大介  



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0qup7q0ty9fjvc8pfoR1



 



(7) 5月26日「電子機器の防水設計の基礎と設計」鈴木 崇司  



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0quq7q0ty9fjvc8pflhN



 



(8) 5月27日「外観目視検査の基礎中の基礎」  根本 隆吉  



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0qur7q0ty9fjvc8pfZFp



 



(9) 5月27日「腐食のメカニズムと防食対策技術」安藤 克己 



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0qus7q0ty9fjvc8pfZGe



 



(10) 5月28日「技術者・研究者の英文ライティング」坂東 大輔



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0qut7q0ty9fjvc8pfR5H



 



(11) 5月28日「ロボット導入 基礎の基礎」竹内 利一



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0quu7q0ty9fjvc8pf9Qf



 



(12) 5月28日「パテントマップの基礎と新規テーマ発掘」八角 克夫



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0quv7q0ty9fjvc8pfuQB



 



(13) 5月31日「研究開発部門主導の高収益事業創出」浪江 一公 



   https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0quw7q0ty9fjvc8pfSKZ



 



 



★27社、約1700件のセミナーから分野、開催月、フリーワードで、



横断的な検索が可能です⇒ https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k0qux7q0ty9fjvc8pf4gA



 



 



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│編│集│後│記│



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昨年秋、話題となった「Get Wild退勤」を生活に取り入れられる



ボタン付きカプセルトイの発売が迫ってきましたが、



会員の皆様はご存じだったでしょうか?



 



これは、40代の会員の方々にはお馴染みだと思いますが、



80年代に放映された人気アニメのエンディングで使用された



TM NETWORKの楽曲「Get Wild」を流しながら退勤すると



“良い仕事した感”が得られるという商品で、



カプセルトイ「シチュエーションBGMボタン」の景品の一つとして、



今月末に発売される予定です。



 



ラインアップは全5種で、1回300円です。



昨今においては、あまり明るい話題がありませんが、



みなさんもぜひGetして“ハードボイルド退勤”を体験されては、



いかがでしょうか…?



 



 



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