メールマガジン バックナンバー

持続可能な社会形成への貢献(2021/01/21配信)

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□■      ものづくり革新便り2021年1月21日号           □■



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日本海沿岸では記録的な積雪となり、寒い日が続きます。



皆様は元気でお過ごしでしょうか?



前回メールでSDGs始動方針を告知しましたが、



早速せん15日に当社のSDGs宣言を公開しました。



 https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k002ito0ry1yel080f5r1



これまで以上に環境(7、13)や、生産性革新(8、9、12)に関する



記事やセミナーを充実させることに加えて、



SDGsに関して積極的に活動している製造企業を取材し、



毎月1件の紹介記事を掲載することも目標としました。



この記事を参考に、より多くの製造業がSDGsに取り組むことで



持続可能な社会形成に貢献できれば嬉しい限りです。



SDGs優良製造企業をご存知でしたら、大中小企業にかかわらず



自薦/他薦いずれでも下記までのご連絡をお待ちしています。



 questions@monodukuri.com



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今号の内容



 1.ものづくりデータ科学研究センターのご紹介



 2.新着掲載記事のご紹介



 3.書籍紹介「中小製造業復活7つの改革」濱田金男著



 4.注目技術セミナー分野のご案内:



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┃1┃ものづくりデータ科学研究センターのご紹介



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世界のものづくりはいま大きな変革期に直面しており、



インダストリ4.0等、世界各国でデータ科学を中心に据えた



新しいものづくりを創出しようという動きが活発化しています。



 



統計数理研究所の組織であるものづくりデータ科学研究センターは



このような世界動向に対応して、機械学習/最適化、データ同化、



ベイズ推論、材料インフォマティクス等の分野で、データ科学



世界最高峰の知を結集し、産学の価値共創で次世代ものづくりの



革新的手法を創出することをミッションに研究を進めています。



 



共同研究などの提案や希望、あるいは指導や講演の依頼は、



下記まで問い合わせてください。



  https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k002jto0ry1yel080f9oS



 



 



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┃2┃新着掲載記事のご紹介



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1月上旬は、20件の解説、8件の事例、7件のQ&Aを掲載しました。



 



キーワード解説から、お勧めの2点です。



(1)「R&Dが押さえるマーケティングミックス」川崎響子



マーケティングミックスの構成要素としてProduct、Price



Promotion、Placeがあり、その頭文字をとって4Pと表現されます。



従来、4Pは経営企画やマーケティング部門が検討するものと



考えられていましたが、市場ニーズが予測しにくく



また製品ライフサイクルが短くなった今、研究開発においても



4Pを意識することが求められます。



  https://www.monodukuri.com/gihou/article/3162



 



(2)「医療機器品質マネジメントシステム」肘井一也



医療機器規制の中で不可避な品質マネジメントシステムに



ついて、ISO13485の最新版である2016年版(JIS Q 13485:2018)



の基本的な考え方であるプロセスアプローチとリスクベース



アプローチについて解説します。



  https://www.monodukuri.com/gihou/article/3167



 



活用事例から、お勧めの1点です。



○「金型・機械加工メーカーにおけるノウハウとは」村上英樹



自社で独自に編み出したやり方は会社の資産です。そして自社



のノウハウを共有化・標準化することも大切です。



本記事では、金型・機械加工メーカーにおけるノウハウを



事例を挙げて解説します。    



   https://www.monodukuri.com/jirei/article/1782



 



 



Q&Aからは次の1件を紹介します。



○「2元配置分割実験の誤差」(回答2件)



    https://www.monodukuri.com/qa/detail/535



 



★公開質問を投稿すると、無料で専門家から回答がもらえます!



   https://www.monodukuri.com/qa



 



 



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┃3┃書籍紹介「中小製造業復活7つの改革」濱田金男著



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本書は40年間製造業でのプロセス改革に従事し、その後工業



経営を指導してきた著者による中小企業革新の指南書です。



 



中小企業は中小であるがために、人材や資金などが潤沢とは



いえず、一般的に次の7つの課題を背負っています。



(1)人材育成改革、(2)組織改革、



(3)生産プロセス改革、(4)品質改革、



(5)生産性改革、(6)デジタル改革、(7)意識改革



 



本書ではそれぞれの課題を、現代の社会背景に合せて解説し



実現に向けての考え方と、具体的方策を示します。



170ページの中にあらゆる情報を盛り込むことは不可能ですが、



活動を始めるヒントが必ず得られるでしょう。



 



社会や産業が大変革を起こしているこの機会に、現在の自社



事業運営を見直してみたい中小企業経営者におススメです。



 



 



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┃4┃注目技術セミナー分野のご案内:



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【機械技術のセミナー】



機械技術は「機械文明」という言葉の通り、製品としての



機械の製造とそれを利用した生産活動の両面で現代文明の



発展を牽引してきました。



あらゆるものづくりのプロセスに欠かせない基礎技術であり、



また電気電子技術や情報技術の進展によって、それらと



組み合わせたインフォメカトロニクス技術としての重要性も



ますます高まっています。



 



熱力学、材料力学、流体力学、機械力学の4力学の基礎と



その応用技術から、金属や樹脂などの機械材料、各種の



機械設計と製図など具体的手法、機械加工・生産、メカトロ



ニクスやナノマイクロシステムなど複合・先端的技術まで、



幅広いセミナーを掲載しています。



 https://www.monodukuri.com/seminars/summary/146



 



 



【実験計画法のセミナー】



実験計画法は、研究開発、設計、生産などの過程で行う



実験について、評価する特性とそれに影響すると考えられる



要因との関係性を、統計学を応用して調べる方法の体系です。



勘や経験だけに頼らず、より少ない費用と時間で有効な



結果が得られる実験方法を設計し、また結果を適切に



解析することができます。



 



入門・初歩から実際の課題への応用まで、実験計画法を



わかりやすく解説するセミナーを紹介しています。



 https://www.monodukuri.com/seminars/summary/220



 



また実験計画法で用いる多元配置実験、直交表の手法の



詳細を学ぶセミナーについては、それぞれのキーワードの



ページで紹介しています。



【多元配置実験】https://www.monodukuri.com/seminars/summary/46



【直交表】https://www.monodukuri.com/seminars/summary/47



 



★この他24社1615件のセミナーから分野、開催月、フリーワードで



横断的な検索が可能です⇒ https://seminars.monodukuri.com



 



 



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│編│集│後│記│



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昨年まで私が客員教授を担当していた山梨学院の



高校サッカー部が全国選手権で優勝しました!



 



試合前の予想は圧倒的に対戦校の評価が高く、



実際に運動能力では劣勢に見えましたが、



山梨学院はGKを中心に組織力で猛攻を跳ね返し、



PK戦になった時は負ける気がしませんでした。



 



入学した時はJリーグ下部組織や他の強豪校に



行けなかった選手ばかりだったそうで、



今大会も準決勝まで1点差とPK戦だけの勝利でした。



 



就任2年目の長谷川監督は、対戦校の選手や戦術を



徹底的に分析して指示を出すそうです。



 



あきらめずに全力を尽くす重要性を教えてもらいました。



 



明日(金)20時からのものづくりドットコムZoom懇話会は



石川耀弓さんの「ピンチをチャンスに変える逆転の発想術」が



基調講話です。



 https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k002uto0ry1yel080faR7



もしくはseminars@monodukuri.comまでご連絡ください。



 



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