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製造業技術者の責任と権利とは(2014/11/06配信)

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□■     ものづくり革新便り2014年11月6日号         □■
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ものづくり革新ナビゲーターの熊坂です。



木枯らし1号も訪れ、北海道では平地でも雪が降りました。
いよいよ冬も間近という様相ですが
皆さんのところはいかがですか?



さて、一般論として技術屋さんは自らの職務に閉じ籠る傾向があります。
良い技術さえ開発すれば、良い製品さえ作れば事足りるという様相です。



私は技術者が社会を前進させて、文系はその配分を考える役割を持って
いるように思います。
いくら配分を適正化しても大きな進歩は起きません。
イノベーションによってのみ、社会は良くなります。



原発は危険、電気自動車は不経済、ネットは危険、噴火は予知不可能、
ロボットはおもちゃ、年金は崩壊するといった
現状を前提とした戦略論は文系に任せて、
技術者はそれらの矛盾を解消するために
「技術」という武器で闘う義務と権利を持っています。



そういう気概をもつ技術者が増えて社会が変わる事を望みます。




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今号の内容
 1.生体用金属材料と最先端金属3Dプリンタ紹介講演のご案内
 2.新登録専門家のご紹介
 3.ものづくり企業課題解決研修のご案内
 4.新着掲載記事
 5.共催・協賛セミナーのご案内
 6.技法解説#87:EVM(Earned Value Management)
 7.書籍紹介「リーンプロジェクトマネジメント」ラリー・リーチ著



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┃1┃生体用金属材料と最先端金属3Dプリンタ紹介講演のご案内
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近年、医療機器産業の成長が期待されていますが、
生体用金属材料の国産化を目的に、長年この分野の研究開発に従事し、
実用化に貢献している千葉氏をお招きし、
本分野の現状および将来動向、更に、最近導入した最先端
電子ビーム照射加熱金属3Dプリンタを紹介いただきます。



1.主催:科学技術者フォーラム
2.講師:東北大学金属材料研究所 教授 千葉晶彦氏
3.日時:11月18日(火)14時~16時
   講演終了後近くの会場で講師を囲んで懇親会開催(19時頃まで)
4.会場:品川区立総合区民会館「きゅりあん」5F 第4講習室
   http://www.stf.or.jp




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┃2┃新登録専門家のご紹介
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・先月登録したACE西水経営士事務所の西水晃さんは、
“KKDD経営”からの脱却を目指し、「科学的経営」を実践指導する専門家です。
大きな市場環境変化の中で、工場管理の方式・方法を追従させなければならない
「科学的経営」「科学的業務」の推進を支援します。
 http://www.monodukuri.com/specialists/profile/104



・先月に登録したカリフォルニア州立大学名誉教授の吉田耕作さんは、
組織的競争力強化の専門家です。故デミング博士と共に全米の組織に
経営の品質向上を説き、今さらに進化させたシステムで日本の企業を
指導しています。
 http://www.monodukuri.com/specialists/profile/102




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┃3┃ものづくり企業課題解決研修のご案内
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高い理想を追い求める中小製造業の経営者、管理職員ほど、
常に課題を抱え、日々奮闘しています。



そこで今回は3社の事例を聞き、その後グループワークで
参加企業の悩み解決を演習してみます。
ここで使用する「グループコーチング」は、
課題を持つ人に他の人が適切な質問を重ねることで、
解決の糸口を自らが気づくように導く方法です。



主催:産業革新研究所&MONO
期日:11月27日(木)19時から21時
場所:MONO(東京都江東区青海二丁目5番10号 テレコムセンタービル東棟14階)
講師:熊坂治(株式会社産業革新研究所)
 http://www.monodukuri.com/seminars/detail/126




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┃4┃新着掲載記事
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10月後半は、14件の解説と1件の事例を新たに掲載しました。



解説:
(1)「クリーンルームの管理」清水英範
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/478
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/485



(2)「情報・知識の収集」浪江一公
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/479
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/480
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/488



(3)「アイデア発想法」高橋誠
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/481
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/484
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/491



(4)「サプライチェーンマネジメント」今岡善次郎
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/482
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/486
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/492



(5)「TRIZの使いこなし」粕谷茂
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/483
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/489



(6)「3D-CADによる2D-CADデータ活用」日名地輝彦
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/487



事例:
(1)「5Sと人財育成の事例」清水英範
    http://www.monodukuri.com/jirei/article/112



会員マイページに関心のある手法を登録しておけば
関連記事の新着時に連絡メールが配信されます。
是非こちらからご登録ください!
 http://www.monodukuri.com/members/login/



Q&Aコーナーでも気軽にご質問ください!
 http://www.monodukuri.com/qa/




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┃5┃共催・協賛セミナー案内
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当社で協賛しているセミナーを紹介します。



(1)11月13日「潜在能力活用体験セミナ」八木橋英男
      http://www.monodukuri.com/seminars/detail/92



(2)11月17日~「生産技術夜間ゼミナール(経営コース)」熊坂治
      http://www.monodukuri.com/seminars/detail/125



(3)11月21日「コツコツ型省エネルギー活動の進め方」石塚健志
      http://www.monodukuri.com/seminars/detail/118



(4)12月4日「大型の研究開発テーマの量産体制を構築する4つの力」中村大介
      http://www.monodukuri.com/seminars/detail/124



(5)1月17日「CDGMラウンドテーブルセミナー」吉田耕作
      http://www.monodukuri.com/seminars/detail/120



(6)1月27日「商品企画七つ道具セミナー入門コース」石川朋雄
      http://www.monodukuri.com/seminars/detail/4




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┃6┃技法解説#87:EVM(Earned Value Management)
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EV(Earned Value)とは、直訳すれば「稼いだ価値」となります。
例えばプロジェクト計画時に予定した日程が遅れそうになった時に
人員や設備を増加して何とか間に合わせたとしても、
それは計画どおりとは言えません。



実際に得られた価値と投入したコストを時間軸に沿って評価する事で
計画に対する現時点での評価やプロジェクト完了時点での到達予想を
定量的に実行する事が可能となります。



このEVを使ったプロジェクトの実績と進捗を管理する方法が
EVMです。
 http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/97




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┃7┃書籍紹介「リーンプロジェクトマネジメント」ラリー・リーチ著
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本書は、売れっ子のプロジェクトマネジメントコンサルタントである著者が、
プロジェクトマネジメントを8つのフェーズに分け、各段階での留意事項や
ノウハウがびっしりと詰まっています。



その背景として大野耐一のトヨタ生産方式、著者自らが名付けたCCPM、
そしてPMの世界基準PMBOKが採用されており、WBSやEVM、
PERTといった一般的な概念は当然解説されている他に、さらにTRIZや
クリティカルシンキングまで言及され非常に広い知識体系の統合を試みている
ことが分かります。



広大であるがゆえに、この通り一気にプロジェクトを進めるには無理が
あるように思えますが、自分の課題に該当するところをつまみ読みして、
部分的に試してみる事で大きな成果を上げる可能性はありそうです。



残念ながら既に廃刊となっており、元の定価2900円がAmazonマーケット
プレイスで5000円で販売されていますが、下記サイトではpdf版が1500円で
入手できるようです。
 http://www.msi-jp.com/ccpm/books-kit/in-project.html



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│編│集│後│記│
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長男があと半年で大学院を修了することもあり、
一緒に東京で生活していたカミさんが来週山梨に戻ります。



国立もあとわずかということで、いつか行こうと言っていた
食べ物屋さんをここ一か月の間に2人で怒涛のように回りました。



土地柄もあって、おいしいフレンチ、イタリアン、和食の店が
たくさんあり、1年分くらいの贅沢をした気分です。



国家主導もあって、これから増税、インフレ傾向が進むでしょうから
お金を使うなら今のうちかもしれません。