2017 高機能プラスチック展レポート(その2)

◆ 2017年の高機能プラスチック展から

 2017年4月、東京ビッグサイトで『高機能素材Week2017』がありましたが、この催物の一部として、高機能プラスチック展が開催されました。本レポートでは、プラスチック材料、加工品、プラスチック加工及び装置に関連する展示に絞って紹介し、解説します。今回は、(その2)、2.材料、2.1 樹脂の続きです。
 
 ダイセルポリマーは金属と樹脂の接合技術(DLAMP)、繊維強化樹脂(プラストロン)を展示していました。写真8はDLAMPの説明パネルです。写真9にはDLAMPによる接合サンプルの展示の様子を示します。プラスチックマグネットと金属の接合のサンプルも展示されていました。
 
写真8 ダイセルポリマーのDLAMP説明パネル
 
写真9 DLAMPのサンプル
 
 写真10はプラストロン-CF(炭素繊維強化)による自動車のフロントエンドです。写真11はプラストロン-LP、プラストロン-SF(ステンレス繊維)を使用したサンプルの写真です。
 
写真10 ダイセルポリマーの炭素繊維強化樹脂による成形品
 
写真11 ダイセルポリマーの長繊維強化樹脂成形品
 
 クラレプラスチックスはスチレン系熱可塑性エラストマー(アーネトン)の高反撥タイプと低反発タイプを展示し、反撥性の違いがわかるデモを行っていました。写真12に展示パネルを示します。
 
写真12 クラレプラスチックスの低反撥、高反撥エラストマーのパネル
 
 同社は比重0.7のエラストマーコンパウンドを展示していました(写真13)。発泡させることなく、低比重を実現するためのバルーンを添加したコンパウンドになっています。
 
写真1...
3 クラレプラスチックスの低比重エラストマー
 
 他にもメタリック調のエラストマーコンパウンドが展示されていました(写真14)。メタリック調と柔らかさの感覚的なギャップが驚きを生み、高級感を演出できるとのことです。
 
写真14 クラレプラスチックスのメタリック調エラストマーコンパウンド
  
 次回も2017年の高機能プラスチック展から続きを解説します。
 

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