【中止】輸出管理入門セミナー〜関連法規から手続き・書類・審査など実務上のポイント、米国規制や最新動向まで〜

47,300 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 企業法務   海外事業進出
開催エリア 大阪府
開催場所 【大阪市東淀川区】KOKO PLAZA
交通 【JR・地下鉄】新大阪駅

社会情勢の変化で更に重要度増す“輸出管理”の全体像を解説


輸出管理に直接携わる方はもちろん、エンジニアや営業も必須知識になってきています!
関連法規の構成や法令順守のポイントから、該非判定書・パラメータシート
インボイスなど輸出管理/手配に必要な書類と実務上の勘所、最新動向まで詳解

セミナー講師

オフィス橋本 代表 橋本 武 先生
■ご略歴:
 1988年に室蘭工業大学電気工学科卒業後、国内電機メーカーにて組込みコンピュータのシステム設計、電子回路設計、及びそのソフトウェア開発を行う。1996年にモトローラに入社し日本の技術チームを統括。また、オープンスタンダード組織、VME MEMBERやPICMG-JAPANの理事も務める。2005年にPICMG-JAPANの議長に選出され、通信設備向けの新しいプラットフォームであるAdvancedTCAの日本での普及に貢献する。
 その後、いくつかの海外企業の日本法人にて新規事業の立ち上げや、輸出管理システムの構築などに携わる。2018年4月より、「オフィス橋本」を立ち上げ、エンベデッドコンピューティングの分野、および輸出管理関連のコンサルティングなど幅広い業務をおこなっている。2019年7月、事業拠点を北海道壮瞥町に移す。
■ご専門および得意な分野・研究:
・グローバル企業の輸出管理部門の支援
・組込みコンピューティングに関するコンサルティング
・組込みコンピュータに関する研修やトレーニング
・海外ベンダーの日本法人における新規ビジネス立ち上げの支援

セミナー受講料

1名47,300円(税込(消費税10%)、資料・昼食付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

セミナー趣旨

 輸出管理は軍事転用可能な最先端の技術や装置が、国際社会の安全を脅かす国家やテロリスト等の手に渡ることを防ぐための仕組みです。昨今、安全保障をめぐる課題が深刻化してきている一方、グローバル化にともない中小企業を含む多くの企業では輸出入なくしてビジネスは考えられなくなっており、輸出管理の徹底がより一層求められてきています。
適切な手続きを経ずに輸出した場合には、会社のみならず個人も処罰の対象となることがあります。正しく輸出管理をおこなうためには輸出に直接携わる担当者はもとより、管理職や営業、エンジニアも十分に輸出管理を理解している必要があります。本講座では、輸出管理の基礎から実務、輸出の手配、注意すべきポイントなど、実際の例を交えて幅広い情報を提供いたします。

受講対象・レベル

・輸出管理についての全体像を把握して業務に活かしたい方
・海外との取引に関わる部署のマネージャーになられた方
・海外に輸出される可能性のある製品を販売する営業になられた方
・製品や実験機材などを海外に送る可能性のあるエンジニアになられた方

必要な予備知識

・基礎的なことから説明しますので、特に予備知識は必要ありません。

習得できる知識

・輸出管理に関わる関連法規と法令遵守のポイントの理解
・安全保障貿易のための取引審査の手順の理解
・輸出管理に必要な書類(該非判定書、パラメータシートなど)の作成
・輸出に必要な書類(送り状、インボイス、パッキングリストなど)の作成
・米国輸出規制とのかかわりの理解
など

セミナープログラム

1.輸出管理の概要 〜関係法令の構成〜
 1)輸出の流れ
 2)輸出に関する各種の規制
 3)安全保障貿易管理の必要性
 4)国際輸出管理レジームの概要
 5)輸出管理規制の対象
 6)安全保障貿易管理制度の全体像
 7)安全保障貿易管理規制の枠組み
 8)リスト規制とは?
 9)キャッチオール規制とは?
 10)違法輸出に対する罰則、違反事例

2.輸出管理の運用 〜法令遵守のためのプロセス〜
 1)輸出審査手続の流れ
 2)該非判定とは?
 3)取引審査とは?
 4)大量破壊兵器等キャッチオール規制
 5)通常兵器キャッチオール規制
 6)出荷管理とは?(技術提供を含む)
 7)輸出許可申請
 8)輸出者等遵守基準
 9)法令遵守のための内部規程(CP)の整備
 10)包括許可制度
 11)立入検査

3.輸出管理の実務 〜必要書類の作成と輸出審査〜
 1)該非判定
  a)輸出貿易管理令別表第1と貨物等省令
  b)貨物・技術のマトリクス表
  c)該非判定帳票(項目別対比表とパラメータシート)
  d)非該当証明書
  e)技術の該非判定
 2)例外規定(特例)
  a)無償特例
  b)少額特例
 3)取引審査とその注意点
  a)用途チェック、需要者チェック、明らかガイドライン
 4)キャッチオール規制
 5)輸出審査の例外
 6)輸出管理体制の構築例

4.米国の輸出規制 〜米国法における輸出管理規則〜
 1)米国の輸出管理関連法規
 2)再輸出規制(域外適用)とは?
 3)米国政府による制裁
 4)CCLとECCN
 5)EARに基づく輸出規制の判定の流れ
 6)再輸出許可申請方法
 7)日本の法令との比較

5.輸出手配の実務 〜商品、サンプル、展示会用機材、修理品などの輸出〜
 1)輸出の流れ(出荷から受け取りまで)
 2)輸出の手配(国際宅配業者、フォワーダー、乙仲、通関業者)
 3)輸出に必要な書類
 4)運送状(Waybill, Air Waybill, AWB)
 5)インボイス(Invoice)〜HSコード、インコタームズ
 6)パッキングリスト(P/L)
 7)特別な許可証またはその他の書類
 8)危険物の輸出(リチウム電池)
 9)輸出許可通知書
 10)輸出関連書類の保存
 11)サンプル品 展示会用機材 不良品修理品
 12)ATAカルネ
 13)ハンドキャリー
 14)仲介貿易(三国間貿易)〜ドロップシップ
 15)税関による事後調査

6.最新動向

<質疑応答・個別質問・講師との名刺交換>


■ご講演中のキーワード:

安全保障貿易、リスト規制、キャッチオール規制、該非判定、パラメータシート、包括許可制度、ホワイト国、米国の輸出規制 EAR