基礎から学ぶインバータサージ・部分放電のメカニズムと測定方法

最近、電気回転機で問題になっている
インバータサージ・部分放電に関する事項を
その計測法やデータ解釈を含めて解説します

セミナー趣旨

 電気システムにおいて絶縁物を扱う機会は頻繁にありますが、絶縁物は支持物としても用いられ、
機械的強度を確保すると、普通電気的には十分な余裕をもたせることができます。しかし電界の
集中や絶縁物の劣化などにより、思わぬところで絶縁破壊が生じることもあるため、
システムの信頼性の要となる絶縁系の電気特性の劣化や電気的破壊現象についての知識が
必要とされます。
 本講座では、大学の高電圧工学の一環として行われている絶縁の基礎を中心とし、
最近、電気回転機で問題になっているインバータサージ・部分放電に関する事項を
その計測法やデータ解釈を含めて解説します。また誘電・絶縁現象の基礎理論、計測法、
現状における対策法等、電気絶縁材料の劣化に関する解説を行います。
特に部分放電発生機構やデータ解釈においては初心者が間違いやすい事項を解説します。

習得できる知識

絶縁システム(メカニズム、データ解釈)における基本的考え方

セミナープログラム

1. 絶縁物はなぜ壊れるか(気体・固体の絶縁破壊の基礎過程)
 1.1 気体の絶縁破壊機構
  (1) パッシェンの法則
 1.2 固体の絶縁破壊機構
  (1) 熱破壊
  (2) 真性破壊
  (3) 電子熱破壊
  (4) 電子なだれ
  (5) 電気機械破壊
  (6) 空間電荷、部分放電、電気トリーの影響
 1.3 気体/固体複合絶縁システム

2. インバータサージとその計測法
 2.1 インバータサージの問題点
  (1) インバータサージと問題点
  (2) インバータサージ絶縁に関する国際規格
  (3) インバータサージ下における部分放電計測法
 2.2 インバータ絶縁対策

   【質 疑 応 答】

セミナー講師

村上 義信 氏   豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系 准教授
略歴
2001年4月長野工業高等専門学校・電気工学科助手
2002年3月豊橋技術科学大学大学院工学研究科博士後期課程修了
2003年8月豊橋技術科学大学・技術開発センター助手
2008年4月同大学大学院工学研究科電気・電子工学系講師
2010年4月同大学同研究科同工学系准教授。現在に至る。博士(工学)。

 主として、誘電・絶縁材料の計測法および放熱性コンポジット絶縁材料の
開発に関する研究に従事。2019年電気学会学術振興賞論文賞受賞。
電気学会およびIEEE会員。

セミナー受講料

45,100円 (Eメール案内希望価格:1名43,000円,2名45,100円,3名66,000円)
※資料付
※Eメール案内を希望されない方は、「45,100円×ご参加人数」の受講料になります。
※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様45,100円から
 ★1名で申込の場合、43,000円
 ★2名同時申込の場合は、2名様で45,100円(2人目無料)
 ★3名同時申込の場合は、3名様で66,000円
 ★4名以上同時申込の場合は、3名様受講料+3名様を超える人数×19,800円
※2名様以上の同時申込は同一法人内に限ります。
※2名様以上ご参加は人数分の参加申込が必要です。
 ご参加者のご連絡なく2様以上のご参加はできません。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

45,100円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【千代田区】連合会館

【地下鉄】小川町駅・淡路町駅・新御茶ノ水駅 【JR】御茶ノ水駅

主催者

キーワード

電気、電子製品

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