ゴム・エラストマー分析の基礎と応用【大阪開催】
開催日 |
10:30 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 生産工学 高分子・樹脂技術 |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | 【大阪市中央区】ドーンセンター |
交通 | 【京阪・地下鉄】天満橋駅 |
豊富な分析事例を集中的に学ぶことにより、実際の分析に役に立つノウハウ、知識、ヒントを習得できます!
材料開発、品質向上、トラブル対策を支える分析技術
受講料
R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
講師 工学博士 土肥 英彦 氏
受講対象
・レベル ・ゴム・エラストマー関係企業、研究機関の分析部門の技術・研究者
・同上の製品開発、材料開発、生産技術に携わる技術・研究者
・同上の製品企画、品質管理、営業技術に携わる方
習得できる知識 ・ゴム・エラストマー分析技術の基本的知識(装置・原理・手法)
・材料開発、品質改善、トラブル対策のための効率的な分析の進め方
・目的に応じた最適なゴム・エラストマーの分析手法と手順
・新しいゴム・エラストマー分析技術の活用法
趣旨
ゴム・エラストマーの更なる材料開発・品質向上のためには、その複雑で不均質な構造を精密に解析し、物性・現象発現のメカニズムを解明する分析技術が必須の技術となります。
本セミナーでは、ゴム・エラストマーの技術を概説した上で、それを分析するための装置・原理・手法について解説します。ものづくりのための分析として、材料開発のための分析・トラブル解析など、課題解決型分析の進め方について述べます。分析技術の実際の応用例として、各種分析装置を用いた分析事例を紹介します。分析技術には経験が必要ですが、多岐に渡る豊富な分析事例を集中的に学ぶことにより、実際の分析に役に立つノウハウ、知識、ヒントを得ることができます。さらに、新しい分析技術の動向として、今まで見えなかった世界を可視化する技術について、その手法と活用事例を紹介します。
本セミナーは、分析部門だけでなく材料研究、品質管理など企業の各部門の方々にとって、分析技術を使いこなす手法を理解し分析の勘所を掴む良い機会となります。これにより、効率的な材料開発、品質改善および迅速なトラブル対策に貢献できるものと考えます。
プログラム
1.ゴム・エラストマー技術概論
1-1.ゴム・エラストマーの材料と構造
1-2.ゴム・エラストマーのテクノロジー
2.ゴム・エラストマーの分析技術~分析装置・原理・手法~
2-1.組成・微量成分分析
2-2.表面・界面分析
2-3.形態解析
2-4.分子構造解析
2-5.熱分析
2-6.X線分析
3.ものづくりのための分析~分析課題解決のPDCA~
3-1.分析部門の役割と重要性
3-2.ゴム・エラストマー分析のニーズと特徴
3-3.材料開発のための分析の進め方
3-4.トラブル対策の分析の進め方
4.ゴム・エラストマー分析技術の応用事例~実際の分析事例紹介、分析の目的に応じた最適な分析手法~
4-1.組成分析(ポリマー、添加剤、遊離硫黄)
4-2.表面分析(異物、ブルーム、微量汚染物質)
4-3.劣化分析(熱劣化、酸化劣化、オゾン劣化、塩素劣化、加水分解、変色、疲労劣化)
4-4.深さ分析(架橋密度分布、添加剤濃度勾配、表面劣化)
4-5.相溶性分析(ポリマー分散、ポリマー界面厚み)
4-6.ナノ力学物性(フォースカーブ、弾性率マッピング、表面硬さ)
4-7.3次元構造解析(表面形状、フィラー分散、発泡セル、内部異物)
4-8.ポリマー/フィラー界面解析(ポリマーゲル、シランカップリング剤反応)
4-9.接着界面解析(ゴム/金属、ポリマー/樹脂)
4-10.材料・プロセス開発への応用(ポリマー変性、動的架橋エラストマー、バイオマス材料、リサイクルプロセス)
5.ゴム・エラストマー分析の進化~新しい可視化技術~
5-1.伸長挙動解析~補強と破壊のメカニズム~
(フィラー粒子の挙動、分配、ネットワーク構造、応力集中、ナノボイド、フィブリル、体積変化、分子鎖切断、分子運動性)
5-2.ゴムの不均一架橋構造
5-3.放射光利用による分析
キーワード: ゴム、エラストマー、分析、解析、前処理、事例、構造、情報、研究、開発、セミナー