<速習セミナー>晶析の基本原理からトラブル対策まで〜晶析操作のポイント/結晶品質制御/スケールアップ〜
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学反応・プロセス |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
晶析の基本・原理を一日速習!
電池材料・電子材料、医薬品などの分野で最近注目を集める
微小結晶を作る晶析装置についてもご紹介します
セミナー講師
月島機械株式会社
産業事業本部 プラント計画部 専任部長 須田 英希 先生
【略歴】
1980年 早稲田大学大学院修了。月島機械株式会社入社
プラント技術部配属、化学系など各種分野のプロセスで晶析を中心に
各種単位操作機器の基本設計、各種プラントのプロセス設計や試運転に携わる。
1994年 月島機械タイ現地法人出向、日本企業工場を中心としたEPC業務
1998年 月島機械プラント計画部復職
2011年 月島機械プラント計画部部長
2015年 月島機械プラント計画部専任部長
【専門】
晶析(晶析プロセス設計、DP晶出機、掻取り晶出機、溶融晶析精製装置)
Bisphenol-Aの製造プロセス及び機器
【本テーマ関連学協会での活動】
化学工学会 晶析技術分科会
分離技術会
セミナー受講料
1名43,000円 + 税、(資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき33,000円 + 税
※消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナー趣旨
晶析操作は理論と実際の現象が一致しないことが多く、経験と勘に頼ることが多い
単位操作の代表的なものといえる。そのため製品品質、生産性や経済性が損なわれる事態が
多く発生し、手間のかかる操作、設備になっているケースが多い。そこでそれらの問題の軽減の
手助けとなるよう、晶析の基本・原理を理解し、各種晶析装置の特徴や用途を説明する。
さらに結晶品質(粒径、純度、形状など)のコントロールのこつ、スケールアップの考え方・注意点、
トラブル対策等のノウハウについて理解を深めてもらい晶析設備の安定稼動、収率向上、
製品結晶品質の向上などの一助にしてもらいたい。さらに電池材料・電子材料、医薬品などの分野で
最近注目を集めている微小結晶を作る晶析装置についてもあわせて紹介する。
受講対象・レベル
・晶析の基礎的な原理や考え方を知りたい方
・晶析装置の導入をご検討の方
・晶析装置の運転上、品質上の問題を解決したい方
習得できる知識
・晶析の基礎知識
・晶析装置の選定方法
・結晶品質を高める方法
・晶析操作のトラブル対策
セミナープログラム
- 晶析の基礎・原理
- 溶解度:溶媒と溶質、融液
- 過飽和:ドライビングフォース
- 核発生:結晶の誕生
- 結晶成長:結晶の個性
- 晶析方法とその特徴
- 過飽和を作る方法の違い
- 冷却法
- 濃縮法
- 貧溶媒(第3成分)添加法、pHシフト
- 反応法
- 操作方法の違い
- バッチ操作
- 連続操作
- 過飽和を作る方法の違い
- 晶析装置の種類と特徴
- 攪拌槽型
- 強制循環型
- オスロ型
- ドラフトチューブ型
- カランドリア型
- 掻き取り型
- 静止、付着型
- 溶融晶析精製装置
- 渦流型(微小結晶晶析装置)
- 晶析操作のポイントと結晶品質の制御
- 晶析操作の操作因子
- 晶析操作における攪拌・混合の重要性
- 撹拌の目的
- 結晶粒径への影響
- 晶析操作の目的と条件設定方法
- 純度アップ
- 粒径制御(平均粒径・粒度分布・形状)
- 回収率アップ
- 省エネ
- 結晶品質の制御
- 結晶形状
- 結晶純度
- 粒度分布
- 操作条件の影響
- 不純物の影響
- 晶析装置のスケールアップ
- バッチ晶析
- 連続晶析
- 過飽和度
- 滞留時間
- スラリー濃度
- 撹拌装置
- トラブル事例とその対策
- スケーリング
- 堆積・閉塞
- 粒径・粒度分布、結晶形状
- 結晶純度
- 固液分離操作への影響