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MicrosoftExcelを用いた実習を交えて学ぶリチウムイオン電池における劣化現象のモデル化、抑制技術
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 電気・電子技術一般 CAE/シミュレーション |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】技術情報協会セミナールーム |
交通 | 【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅 |
組電池の劣化はどのように進んでいくのか?
どう制御するのか?
セミナー講師
立命館大学 理工学部 教授 福井 正博 氏
<講師略歴>
1983年松下電器産業(株)入社。
2003年立命館大学理工学部教授。
2004年スーパーヒューマン知能システム研究センター長。
<主な著書>
『LSI入門 - 動作原理から論理回路設計まで』 分担執筆 (森北出版)
『リチウムイオン蓄電池の徹底研究・MOTERエレクトロニクス No.4』 (CQ出版) 他多数
セミナー受講料
1名につき50,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき45,000円〕
セミナー趣旨
リチウムイオン蓄電池の基本特性と動作原理、等価回路によるモデル化方法、温度依存性、劣化依存性などについて解説する。BMSの基本として高精度残量推定で用いられるカルマンフィルタ―の基本とその実装方法について述べる。MATLABを使った事例も紹介する。
その後、蓄電池劣化として代表的なSEI劣化や正極劣化のメカニズムについて解説し、電池材料の違いによる特性などについても概要を述べる。劣化速度を決める要因として、電流値、充電率(SOC)、温度などの基本パラメータに対する依存性を説明する。電池の発熱と冷却のメカニズムについても説明し、個別セルの温度を求める方法と冷却の効果に関して説明する。最近の学会等での事例も紹介する。理論式を劣化解析や予測に展開するための組電池シミュレータの構築方法について説明し、劣化特性の高精度化のためのキャリブレーション方法についても説明する。
習得できる知識
蓄電池に関する基礎的な知識、蓄電池システムのモデル化および最適化手法、学会等での動向など
セミナープログラム
1.イントロダクション
1-1 蓄電池の背景と動向
1-2 リチウムイオン蓄電池の動作原理
1-3 蓄電池への要求と最適化
2.蓄電池のモデル化
2-1 蓄電池の電気的特性、等価回路表現
2-2 蓄電池の特性測定方法
2-3 蓄電池の温度特性
2-4 (EXCEL実習)蓄電池モデル化例
3.残量計
3-1 残量推定に用いられる方法
3-2 カルマンフィルタを用いた高精度残量推定手法(モデル化とアルゴリズム)
3-3 MATLABでの実装例
4.劣化のモデル化と抑制技術
4-1 蓄電池の劣化現象とモデル化
4-2 (EXCEL実習)劣化モデル実装例
4-3 劣化の測定方法
4-4 劣化を抑制する使い方
4-5 組電池の劣化抑制
4-6 最近の劣化解析事例
5.まとめ
【質疑応答】
※受講に際しましては,Microsoft Excel (2004以降) をインストールしているノートPCをご持参願います。
(実習に用いるExcelファイルを事前に配布いたします)