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ばねの基礎知識と設計・開発への応用
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | 機械設計 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【千代田区】新技術開発センター |
交通 | 【地下鉄】半蔵門駅・麹町駅 |
ばねの基礎知識から、
設計・開発において必要な材料・力学的特性までを学ぶ
「ばね」を利用する工業製品に関わる
技術者・品質管理者・技術営業に向けた集中講義!
講師
名城大学 理工学部 機械工学科 教授 工学博士 大槻 敦巳 氏
【講師紹介】
1975年 北海道大学大学院博士課程(機械工学専攻)修了後,
名城大学講師,助教授を経て1989年 名城大学教授。
その後,アルバータ大学(カナダ)客員教授,
名城大学情報センター長などを経て現在に至る。
■ おもな専門分野・研究分野
材料力学,機械振動学,機構学,機械設計学,スポーツ工学
■ 所属学会
日本機械学会,日本ばね学会,精密工学会,日本材料学会,
表面技術協会,計測自動制御学会,SEM, BSSMなど
受講料
42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
受講のおすすめ
ばねはその役割に応じて,限りない種類が存在し,我々の日常生活用品から機械の部品として利用され,その使われ方や形状も様々である。
そこで,工業上の観点から色々なばねについての研究がされ,材料的側面や力学的側面からその性能が解明されることによって,使用目的に沿う適切なばねが製作されている,実際のばねの設計・開発現場では,経験則が物を言うことが多いが,最初は誰もが未経験の状態から始まる。
本講義では,ばねの設計・開発,あるいはばねを購入したり,メーカーに製作を依頼する際などに知っておきたい基礎的な知識について分かり易く解説する。
また,近年は定荷重ばねやコイルドウェーブスプリング,医療用カテーテルのガイドワイヤーなど,ばねの小型化・軽量化・複合化などに伴い,無視することのできない非線形変形が出現する。本講義ではこうした重要な非線形変形挙動についても講ずる予定。
● 受講対象:
・ばねを利用する機械,機構の設計者
・機械要素としてばねを設計する技術者,販売関係者
● 受講に当たっての必要な予備知識:
基礎からの解説となるので特に必要としない。
ただし材料力学,材料試験法の知識があると理解が容易。
● 修得できる知識:
・薄板・細線ばねの設計上の基礎知識
・ばねの非線形変形に関する知識
・ばね選定の基礎知識
セミナープログラム
- 1.はじめに
- (1)ばねの概念
- a.ばねの定義
- b.ばねの種類
- c.ばねの機能
2.代表的なばねの特性,特徴- (1)圧縮コイルばね
- a.計算式
- b.設計で考慮すべき事項
- c.設計応力
- (2)引張コイルばね
- a.両端部の形
- b.初張力
- c.許容応力
- (3)ねじりコイルばね
- a.特長
- b.計算式
- c.設計で考慮すべき事項
- (4)渦巻きばね
- a.特長
- b.計算式
- c.設計で考慮すべき事項
- (5)板ばね
- a.特長
- b.計算式
- c.設計で考慮すべき事項
3.薄板・細線ばねの特性,特徴- (1)非線形変形
- (2)ばね材料の機械的性質
- (ヤング率)の測定
- (3)積層ばね
- (4)医療用カテーテル
- (5)医療用ステント
◎ 質疑応答