医薬ライセンスにおけるライセンスフィーの設定方法と企業間で提示されるライセンスフィーに差が生じる理由の考察
開催日 |
13:00 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 医薬品技術 知的財産マネジメント 企業法務 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【港区】三田NNホール&スペース |
交通 | 【JR】田町駅 【地下鉄】三田駅 |
同一化合物に対するライセンスフィー提示額の
製薬企業間の差や、類似化合物に対する妥結額の
ディール毎の差はどうして生じるのでしょうか
◎提示額の製薬企業間の差や妥結額のディール毎の差が生じる原因について考察して、
どうすればライセンス競合に打ち勝つことができるかについて議論する!
どうすればライセンス競合に打ち勝つことができるかについて議論する!
セミナー講師
特定非営利活動法人メディッセ 代表理事 医学博士 志甫 理 氏
[元 武田薬品工業(株) 製品戦略部]
[元 武田薬品工業(株) 製品戦略部]
【専門/主な業務】
バイオテクノロジー
医薬ライセンス
医薬化合物評価
業界での関連活動
医薬ライセンス関連のアドバイザー
【略歴】
東京大学農学部卒、武田薬品工業株式会社(中央研究所)に入社。
研究所では主に免疫学とバイオテクノロジーによる創薬研究を主管、この間に7年間、
英国オックスフォード大学、大阪大学医学部、京都大学医学部、国立遺伝学研究所等の国内外の
研究機関に遊学し免疫学や胚幹細胞を利用した創薬研究に携わる。
製品戦略部では欧州製薬企業との医薬ライセンスを主管、この間、製品戦略や
医薬化合物評価を実践する。
退職後、ドラッグラグを解消することを目的に医薬ライセンスを推進する
バイオベンチャーを設立、また、国内外の創薬バイオベンチャーの経営に参画し、
主に医薬ライセンス戦略を立案、推進。
さらに、欧米の製薬企業や創薬バイオベンチャーの医薬ライセンス戦略を学ぶ。
現在、医薬ライセンスのアドバイザーを務める一方、主に大阪府や愛知県で地域医療の向上を
目的とした臨床専門医の啓発活動団体を主宰する。
東京大学農学部卒、武田薬品工業株式会社(中央研究所)に入社。
研究所では主に免疫学とバイオテクノロジーによる創薬研究を主管、この間に7年間、
英国オックスフォード大学、大阪大学医学部、京都大学医学部、国立遺伝学研究所等の国内外の
研究機関に遊学し免疫学や胚幹細胞を利用した創薬研究に携わる。
製品戦略部では欧州製薬企業との医薬ライセンスを主管、この間、製品戦略や
医薬化合物評価を実践する。
退職後、ドラッグラグを解消することを目的に医薬ライセンスを推進する
バイオベンチャーを設立、また、国内外の創薬バイオベンチャーの経営に参画し、
主に医薬ライセンス戦略を立案、推進。
さらに、欧米の製薬企業や創薬バイオベンチャーの医薬ライセンス戦略を学ぶ。
現在、医薬ライセンスのアドバイザーを務める一方、主に大阪府や愛知県で地域医療の向上を
目的とした臨床専門医の啓発活動団体を主宰する。
受講料
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円、資料付 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と
記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,300円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
セミナー趣旨
医薬ライセンスにおいてライセンスフィーはどのように決められるのでしょうか。
歴史的にみると販売委託や共販などのプロフィットシェアに基づく単純なライセンスから始まり、
開発リスクを伴う開発化合物のライセンスが主流になるとライセンサーとライセンシー間の
リスクシェア/プロフィットシェアの観点からライセンスフィーを決める工夫がなされました。
さらに、大型医薬品の開発が盛んになると従量制のロイヤルティと定額制のマイルストンの
長所を生かす工夫がなされるようになりました。
このような医薬ライセンスの歴史を踏まえて現在のライセンスフィー設定方法について
考察したいと思います。
一方、同一化合物に対する提示額の製薬企業間の差や類似化合物に対する妥結額の
ディール毎の差はどうして生じるのでしょうか。ライセンサーとライセンシーの置かれた状況の違いを分析して、その原因について考察したいと思います。そして、ライセンス競合に打ち勝つ方法を探りたいと思います。
歴史的にみると販売委託や共販などのプロフィットシェアに基づく単純なライセンスから始まり、
開発リスクを伴う開発化合物のライセンスが主流になるとライセンサーとライセンシー間の
リスクシェア/プロフィットシェアの観点からライセンスフィーを決める工夫がなされました。
さらに、大型医薬品の開発が盛んになると従量制のロイヤルティと定額制のマイルストンの
長所を生かす工夫がなされるようになりました。
このような医薬ライセンスの歴史を踏まえて現在のライセンスフィー設定方法について
考察したいと思います。
一方、同一化合物に対する提示額の製薬企業間の差や類似化合物に対する妥結額の
ディール毎の差はどうして生じるのでしょうか。ライセンサーとライセンシーの置かれた状況の違いを分析して、その原因について考察したいと思います。そして、ライセンス競合に打ち勝つ方法を探りたいと思います。
セミナー講演内容
1.ライセンスフィー設定に関する歴史的考察
1.1 販売委託のライセンスフィー
1.2 比較的小型の開発化合物のライセンスフィー
・リスクシェア/プロフィットシェアの考え方
・相対的化合物評価法
・マイルストン配分の工夫
1.3 大型開発化合物のライセンスフィーの設定
・大型医薬品のライセンスフィーの問題点
・従量制のロイヤルティと定額制のマイルストンの使い分け
・ブロックバスターモデルのライセンスの留意点
:メガブランドのライセンスフィー
:社会への還元
・ニッチバスターモデルのライセンスの留意点
:研究開発優遇策
:適応拡大のライセンスフィー
:的研究機関と製薬企業の価値観の違い
2.ライセンスフィーの提示額や妥結額に大きな差が生じる理由
2.1 製薬企業の置かれた状況の違い
・製品ポートフォリオにおけるライセンス化合物の位置付け
・開発パイプライン戦略
・市場での製品構成
2.2 フランチャイズの違い
・研究開発戦略
・販売戦略
2.3 ライセンス競合に打ち勝つための戦略について
・ライセンスにおけるWin-Winの意味
・パートナーの強みを生かすライセンス戦略
・マーケットドリブンのライセンス戦略
・グローバルニッチファーマやグロバルカテゴリーファーマの台頭
□質疑応答・名刺交換□
1.1 販売委託のライセンスフィー
1.2 比較的小型の開発化合物のライセンスフィー
・リスクシェア/プロフィットシェアの考え方
・相対的化合物評価法
・マイルストン配分の工夫
1.3 大型開発化合物のライセンスフィーの設定
・大型医薬品のライセンスフィーの問題点
・従量制のロイヤルティと定額制のマイルストンの使い分け
・ブロックバスターモデルのライセンスの留意点
:メガブランドのライセンスフィー
:社会への還元
・ニッチバスターモデルのライセンスの留意点
:研究開発優遇策
:適応拡大のライセンスフィー
:的研究機関と製薬企業の価値観の違い
2.ライセンスフィーの提示額や妥結額に大きな差が生じる理由
2.1 製薬企業の置かれた状況の違い
・製品ポートフォリオにおけるライセンス化合物の位置付け
・開発パイプライン戦略
・市場での製品構成
2.2 フランチャイズの違い
・研究開発戦略
・販売戦略
2.3 ライセンス競合に打ち勝つための戦略について
・ライセンスにおけるWin-Winの意味
・パートナーの強みを生かすライセンス戦略
・マーケットドリブンのライセンス戦略
・グローバルニッチファーマやグロバルカテゴリーファーマの台頭
□質疑応答・名刺交換□