【中止】小規模データセットのための実践的ディープラーニング

51,700 円(税込)

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開催日 11:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 株式会社トリケップス
キーワード 機械学習・ディープラーニング
開催エリア 東京都
開催場所 【千代田区】オームビル
交通 【地下鉄】神保町駅・竹橋駅・小川町駅・新御茶ノ水駅

データ拡張、深層生成モデル、ドメイン適応など
ディープラーニングにおいて少ないデータ量でも
性能を得る手法について、実例とともに紹介!

セミナー講師

松原 崇 氏 神戸大学大学院 システム情報学研究科 助教 (博士(工学))
・経歴
 2015年 大阪大学大学院基礎工学研究科 博士後期課程修了
 2018年度 人工知能学会 全国大会優秀賞 (一般セッション口頭部門)
・所属学会
 IEEE、電子情報通信学会、人工知能学会

セミナー受講料

お1人様受講の場合 47,000円[税別] / 1名
1口でお申込の場合 59,000円[税別] / 1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。

セミナー趣旨

 ディープラーニングはデータから帰納的に識別モデルを構築するため、十分な性能を得るためには大量のデータを集めなければならない。しかし実用上、目的に合わせて大量のデータを収集することは非常に困難である。そのため
・識別対象に対する知識を使うことでディープラーニングに制約を課す(データ拡張、深層生成モデル)
・別のデータで得られた知見を応用する(ドメイン適応)などの工夫を行うことで、比較的少ないデータ量でも悪くない性能を達成することができる。データ拡張とはデータに手を加えて量を増やすことである。例えば、自動車の画像は拡大縮小・左右反転させても自動車として識別されてほしい。そのような操作を加えることで、元の画像の大きさに依存せずに、普遍的な特徴を学習する。またドロップアウト(dropout)のように、データにノイズを加える手法もある。それだけでなく、一部を切り取ったりくっつけたりすることもある。なぜこのような手法が有効なのか、理論的な背景も含めて説明する。
 また深層生成モデル(変分自己符号化器VAEや敵対的生成ネットワークGAN)はリアルな擬似データを作ることができるが、この擬似データを追加の学習データにすることもできる。また深層生成モデルそのものを分類に使うことで、小規模データの分類も可能である。
 ドメイン適応は目的以外に大規模データセットが存在するときに有効な方策である。ImageNetのような大規模データで学習した特徴量を流用したり、ラベルを付与したデータの情報から、ラベルを与えていないデータを学習を手助けしたりできる。これらの手法について、いくつかの実例とともに紹介していく。

セミナープログラム

1. ディープラーニング入門
 1.1. ディープラーニングとは
 1.2. ディープラーニングの現状
 1.3. データ量と性能の関係

2. データの増やし方
 2.1. 一般的なデータ拡張とその意味
 2.2. 一般的でないデータ拡張と用途   
 2.3. 生成モデルを用いたデータ拡張
 2.4. 生成モデルを用いた設計

3. ドメイン適応と転移学習
 3.1. 転移学習
 3.2. ドメイン適応
 3.3. ドメイン適応を用いたデータ拡張

4. その他の話題