全固体電池開発の現状と将来展望

【急加速するＥＶ用電池の進化】～実用化へのロードマップ～

【セミナープログラム】

　リチウムイオン電池の全固体化は、有機溶媒電解質に起因する様々な問題を解決するものとして期待されており、近年は特に自動車の電動化を促進するものと期待されている。講演では、固体電解質、全固体電池の歴史から、リチウムイオン電池の全固体化に向けて開発された固体電解質、それらを使用した際に界面で生じる課題ならび解決に向けた取り組みについて解説し、全固体電池開発の現状の把握に努めるとともに将来展望についても紹介する。

１．全固体電池開発の歴史
２．リチウムイオン電池の全固体化
３．硫化物固体電解質系全固体電池の開発現状
４．酸化物固体電解質系全固体電池への展望
５．質疑応答／名刺交換

【講師】

エネルギー・環境材料研究拠点 拠点長 ナノ材料科学環境拠点 全固体電池特別推進チーム チームリーダー 高田　和典（たかだ　かずのり） 氏 : 国立研究開発法人物質・材料研究機構

１９８６年　大阪大学大学院理学研究科物理学専攻博士前期課程修了
１９８６年　松下電器産業中央研究所
１９９１年　大阪市立大学より博士（工学）
１９９９年　無機材質研究所　特別研究員
２００２年　物質・材料研究機構　主幹研究員
２０１８年より現職

【受講料】

１名につき　３３，７００円（税込）
同一のお申込フォームよりお申込の場合、２人目以降 ２７，０００円(税込)