製造現場の技能伝承に役立つコーチング活用セミナー

技能という個人の感覚に依存しがちな暗黙知のスキルを見える化し、それを共有化することにより、体系的に技能伝承の仕組みを整備していく進め方と、コーチングを活用することによる効果的な伝承方法について解説します。

【研修の狙い】

製造部門・保全部門の管理者、リーダー、ＴＰＭ推進担当者、人材育成・教育担当者

【受講対象者】

技能のスキルアップ・教育訓練

【講師】

高原 昭男
ベーシック・マネジメント研究所　代表取締役社長

【プログラム】

1． 技能伝承における管理監督者の役割
2． 管理監督者や指導担当者への教育
　・作業指導チャートのつくり方
　・OJTの進め方
3．技能と技術の相違
　・暗黙知とは
　・技能の技術化
4．技能分野の評価方法
　・4つの技能分野
　・重点技能の絞込み方法
　・重点技能の整理の仕方
5．OJTによる技能指導
　・知的経験、身体的経験、心的経験
　・現場での留意点
　・評価方法
　・動機づけ（指導者・対象者）
6．技能伝承におけるコーチング
7．コーチングの進め方
　①技能伝承でのコーチングの活用
　・技能とは何か、技能の本質
　・技能の意味を考えさせる
　②5Sの徹底にコーチングを活用
　・5Sの必要性を納得させる
　・5Sの行き詰まりの根本原因を引き出す
　③外部社員（派遣社員・請負会社など）
　・外部社員に動機づける
　・外部社員から提案を引き出す
8．技能指導を成功させるステップ
　・技能習得の7つのプロセス
　・技能習得の5つのステップ
9．再雇用者の技能を活かすコツ