発電事業プロジェクトファイナンスの「融資契約」に関する 基礎から応用の勘所3時間セミナー
開催日 |
13:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 財務マネジメント 企業法務 環境負荷抑制技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【港区】JPIカンファレンススクエア |
交通 | 【地下鉄】広尾駅 |
発電事業においてプロジェクトファイナンス関係の契約を中心に
発電側基本料金や撤去費用積立といった近時のFIT制度を巡る
制度変更の議論にも触れます
セミナー講師
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
パートナー・弁護士
小林 努 氏
<略歴>
東京大学法学部卒業。ペンシルバニア大学ロースクール修了(LL.M.)。
弁護士になる前は、株式会社東京三菱銀行(現、株式会社三菱東京UFJ銀行)にて勤務。
2004年弁護士登録。
主にプロジェクト・ファイナンス、PFI、買収ファイナンス、不動産ファイナンス、証券化・流動化等のストラクチャードファイナンス案件や、エネルギー・インフラ開発案件に従事。特に、発電事業に関しては、太陽光、風力、バイオマス等のみならず、石炭、LNG等の火力発電事業にも多数関与。
株式会社三井住友銀行の英国現地法人に出向して欧州における再生可能エネルギー関連のプロジェクト・ファイナンス案件に関与した他、株式会社新生銀行に出向して銀行法務全般に従事した経験を有する。
著作物として「FUKUSHIMA GETS A GAS-FIRED SOLUTION」(共著、Thomson Reuters『PFI Yearbook 2018』)など。また、プロジェクト・ファイナンス関連の講演多数。
セミナー受講料
▶民間参加費 1名 : 33,570円 (資料代・消費税込)
2名以降 28,570円 (社内または関連会社で同時お申込みの場合)
▶行政参加費:国家公務員・地方自治体職員の方は、1名 16,500円(資料代・消費税込)
セミナー趣旨
発電事業においてプロジェクトファイナンスによる資金調達が広く認知されるようになっております。太陽光発電、風力発電、バイオマスを含む火力発電等、多様な案件が存在し、その個別性は強いですが、他方で、リスク整理やファイナンスの観点からの手当て等、概念として共通する部分も多く認められます。
本セミナーでは、ファイナンス関係の契約を中心に、金融機関及び事業者のいずれの方をも対象に、未経験の方にもわかりやすく、基礎から実務上のポイントまで解説しつつ、発電側基本料金や撤去費用積立といった近時のFIT制度を巡る制度変更の議論にも触れる予定です。
セミナープログラム
1.プロジェクトファイナンスの概要
(1)プロジェクトファイナンスとは何か
(2)典型的なプロジェクトファイナンス案件とストラクチャー
(3)リスク分析とその対処方法
2.融資契約に関する留意点
(1)プロジェクトファイナンス型融資契約の特徴
(2)融資契約における主要な条項及び論点
(3)キャッシュフロー管理規程
3.担保契約その他融資に関連する契約に関する留意点
(1)担保権の種類と設定方法(セキュリティパッケージ)
(2)担保権の実行方法(ステップイン)
(3)スポンサーサポート
4.発電プロジェクトに関連する契約
(1)発電プロジェクトに関連する主な契約
(2)プロジェクトファイナンスの観点から規定すべき事項
5.近時の動向
(1)未稼働太陽光発電案件に関する規制
(2)撤去費用積立
(3)発電側基本料金
6.関 連 質 疑 応 答
7.名 刺 交 換 会
講師及び参加者間での名刺交換会を実施いたします。
~ 弁護士資格を有する方の聴講はご遠慮願います~