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信頼性試験と故障解析の理論と実践
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新製品開発における信頼性予測と役割
加速試験・寿命予測入門 ~概念・基礎知識の理解とすすめ方・適用の実際~
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 品質マネジメント総合 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【北区】北とぴあ |
交通 | 【JR・地下鉄】王子駅 【都電】王子駅前 |
★初級者にも理解できるよう、わかりやすく解説します。
講師
(元)富士ゼロックス(〜2019.2月末まで) 東京理科大学非常勤講師
原田 文明 先生
* 本テーマ関連のご活動:
IEC TC56 委員、同国内委員会WG2主査
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
短期間での新製品開発が必要とされる中で、「加速試験の活用」は魅力的なフレーズです。しかし加速試験で不具合が早く分かったからといって、何になるのでしょう?発生した不具合を手直しする事は大切ですが、それだけで高い信頼性の製品ができるわけではありません。製品の基本的な品質は設計で決まるもので、効率的な開発のためには加速試験の基本を踏まえた適切な運用が必要不可欠です。
加速試験の目的は、その結果から故障解析など自社のノウハウや信頼性モデルを活用して、短期間に信頼性の改善につなげるものです。
この講座では、実際に製品の開発・設計、信頼性改善に取り組む技術者・管理者を対象に、信頼性の基本及び品質保証や未然防止の関係や、実務的な改善に役立つ加速試験に用いる基本的なモデルとデータ解析方法等について実習を交えて紹介し、加速試験及び寿命予測の基本及び正しい考え方・適用方法等について解説します。
また制定にかかわった立場から、信頼性加速試験の国際規格(IEC62506)についても概要を解説しますので、その活用の体系的な理解を深めることができます。
○受講対象:
企業内で、設計、品質保証、信頼性管理、信頼性試験・解析に関わる技術者や管理者
○受講後、習得できること:
・信頼性、故障、寿命の概念が理解できる
・設計段階での活動の重要性とポイントが理解できる
・ワイブル解析の手法とパラメータの読み方が習得できる
・信頼性試験の役割とサンプル数や試験規模の決め方が理解できる
・加速試験の概要とその準備、実施上のポイント、注意点が理解できる
・加速試験で用いる故障物理モデルとその意味が分かる
・国際標準の概要とその背景が分かる
セミナー内容
1.品質保証と未然防止
・「品質」への期待の変化と品質保証の重要性
・「時間依存の品質」と信頼性の基礎概念
・ディペンダビリティ(総合信頼性)の概念と要求される理由
・再発防止・未然防止の進め方と信頼性予測の役割
2.信頼性データ解析・寿命予測のポイント
・故障と不良とは何が違う
・故障の概念と故障のメカニズム、故障モード
・故障のモデル(数理モデルと物理モデル)
・故障データの特徴と解析
・試験規模とサンプル数の決め方
・信頼性データの解析(ワイブル解析 実習付き)
・代表的な故障物理モデルと予測(実習付き)
3.加速試験の基本と体系的な理解
・加速試験の種類と方法
・製品開発における加速試験の役割
・定型試験と非定形試験の特徴と使い分け
・定量的/定性的という2つの加速試験と製品開発
・加速試験の限界と注意点
4.加速試験・寿命予測の進め方の実際
・製品開発の何処で加速試験・寿命予測を行うのか
・機器の加速試験と部品・材料の加速試験の共通点と相違点
・加速試験による寿命予測の活用事例
・加速試験の結果の活用(演習付き)
5.国際規格とその動向
・国際規格のメリットディメリット
・IEC62506の概要とポイント
・今後の動向
補講)安全と信頼性の設計
・安全と信頼性の共通点と相違点
<質疑応答>