GAFA存続の危機!データ企業が生き延びる戦略
開催日 |
14:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 新社会システム総合研究所 |
キーワード | 情報マネジメント一般 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 紀尾井フォーラム東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F |
【セミナープログラム】
本セミナーはGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)の事業戦略を解説する。GAFAはインターネットで知の平等をもたらし、民主主義の普及に貢献した。そのGAFAであるが、世界のデータを囲い込み、権益が集中し、消費者の自由が奪われた。世界から恐れられているGAFAについて、その実態が明らかになってきた。
Googleはネットのデータを整理したが、次はヒトの遺伝子など身体情報を独占し、ライフサイエンス事業の構築を急ぐ。Appleはプライバシー保護を最優先とするが、このためAI開発で後れを取るという代償を払った。Facebookは世界の人々をつなぎ、アラブの春の原動力となったが、今ではロシアによる世論操作のツールとして悪用されている。AmazonはEコマースの次は小売事業を独占する勢いだが、社会と文明に貢献するための事業を進めている。
企業倫理が厳しく問われる中、個人データを使ったビジネスは成立するのか。GAFAはこのまま凋落の道を辿るのか。それとも、GAFAは厳格な規制に従って、新たな事業モデルを生み出し、再び成長できるのか。日本企業にとって学ぶところが少なくない。
Part1:Google ~ウェブの次は身体情報を独占
1.Google Health:AIヘルスケア部門が世界の身体情報を収集
2.23anMe:我々の遺伝子データが売られている
3.Calico:ヒトの寿命を延ばすヒントを掴む
Part2:Apple ~個人情報を利用しないで成長する
4.Apple AI:iPhoneの次の成長戦略
5.Apple Health:消費者が納得する医療データ管理
6.Tim Cook:プライバシー保護法の制定を提唱
Part3:Facebook ~ソーシャルメディアが凶器となる
7.データ事業の怖さ:アラブの春からロシア疑惑の舞台に暗転
8.フェイクニュース:AIを駆使して偽の記事を検知
9.ジレンマ:Facebookはネット掲示板かニュース会社か
Part4:Amazon ~社会と文明に貢献する企業を目指す
10.Amazon AI:レジ無し店舗からロボット開発まで
11.Blue Origin:宇宙開発のプラットフォーム
12.Bezos Expeditions:人類の幸せを探求する投資戦略
13.質疑応答/名刺交換
【講師】
宮本 和明(みやもと かずあき) 氏 : 米国 VentureClef社 代表/アナリスト
広島県出身。大阪大学基礎工学部卒業。1980年 富士通に入社。1985年 富士通関連会社Amdahl Corp.(カリフォルニア州サニーベール)に出向し、アメリカでスーパーコンピュータ事業の立ち上げに従事。
2003年3月 富士通を退社し、リサーチ会社VentureClef (カリフォルニア州マウンテンビュー) を設立。アナリストとしてコンピュータ技術の最新動向を追う。シリコンバレーのベンチャー企業にフォーカスし、時代を変える技術の発掘と解析を行う。25年に及ぶアメリカでのキャリアを背景に技術トレンドをレポート。
【著書等】『機械学習・人工知能 業務活用の手引き(共著)』(情報機構)2017。『人工知能アプリケーション総覧(共著)』(日経BP社)2015。最新技術をブログ「Emergine Technology Review」で発信。
【受講料】
1名につき 33,500円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,000円(税込)